心拍の変動で正しいのはどれか。
1: 深い吸気時に減少する。
2: 血圧低下で減少する。
3: 静脈還流量増加で増加する。
4: 脳圧の上昇で増加する。
5: 怒りで減少する。
虚血性心疾患に対する運動療法の効果で 正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.1回心拍出量の増加イ.血中カテコラミン濃度の増加ウ.最大下運動での心拍数の増加エ.最大心拍数の増加オ.嫌気性代謝閾値(AT)の上昇
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
運動時の循環反応で誤っているのはどれか。
1: 脳血流量は減少する。
2: 腎血流量は減少する。
3: 静脈還流量は増加する。
4: 分時心拍出量は増加する。
5: 骨格筋の血流量は増加する。
慢性期虚血性心疾患の運動療法で誤っているのはどれか。
1: 最大心拍数の60~70%を指標にする。
2: 1回の運動時間は30~60分とする。
3: 準備運動と整理運動を行う。
4: 週1回の指導と自主訓練とを組み合わせる。
5: 自覚的運動強度はボルグ指数16~18で行う。
虚血性心疾患に対する運動療法の効果について誤っているのはどれか。
1: 最大酸素摂取量の増大
2: 安静時の二重積の低下
3: 心筋虚血閾値の低下
4: 筋血流量の増加
5: 総コレステロールの低下
廃用症候群で誤っているのはどれか。
1: 血液粘稠度の低下
2: 一回心拍出量の低下
3: 安静時心拍数の増加
4: 最大換気量の減少
5: 腸管蠕動運動の低下
心疾患の運動処方で適切でないのはどれか。
1: リスクの高い例では監視型の運動形態が良い。
2: 目標心拍数は予測最高心拍数の90%程度とする。
3: 運動強度はボルグ指数で13程度とする。
4: 無酸素性作業閾値(AT)程度の運動強度とする。
5: 筋力強化の負荷は最大筋力の50%程度とする。
虚血性心疾患に対する運動療法の効果について適切なのはどれか。
1: 再入院頻度の低下
2: 収縮期血圧の上昇
3: 血小板凝集能の増加
4: 交感神経の緊張亢進
5: HDLコレステロールの低下
心筋梗塞のリハビリテーションの効果で誤っているのはどれか。
1: 運動耐容能の向上
2: 生活の質の向上
3: 余命の延長
4: HDLコレステロール値の上昇
5: 安静時心拍数の上昇
心筋梗塞に対するリハビリテーションの効果として認められないのはどれか。
1: 運動耐容能の向上
2: HDLコレステロールの減少
3: 下肢筋力の増大
4: 安静時心拍数の低下
5: 生活の質の向上
全身持久力トレーニングを主体とした運動療法を中止すべき状態はどれか。
1: 心拍数が100/分以上となる。
2: 収縮期血圧が150 mmHg以上となる。
3: 心拍数が安静時から20/分以上増加する。
4: 拡張期血圧が安静時から20 mmHg以上増加する。
5: 収縮期血圧が安静時から30 mmHg以上増加する。
脳卒中の早期理学療法で誤っているのはどれか。
1: 上下肢の他動運動は発症当日から可能である。
2: 意識障害がなければ徐々に頭部挙上訓練を行う。
3: 収縮期血圧は100 mmHgを超えないようにする。
4: 脈拍は100/分以下に保つようにする。
5: 悪心などの自覚症状の出現で直ちに中止する。
全身調整運動(コンディショニング)の効果で誤っているのはどれか。
1: 最大酸素摂取量の増加
2: 安静時心拍数の増加
3: 心拍出量の増加
4: 肺活量の増加
5: 持久力の向上
軽い運動から激しい運動へと運動強度を徐々に増加させるときの正常な循環応答で正しいのはどれか。
1: 運動中の心拍数変化は主に副交感神経活動の亢進によって生じる。
2: 運動強度の増加に伴い心筋への血流配分率が大幅に増加する。
3: 運動強度が増加しても動脈血酸素含量はほぼ一定である。
4: 運動開始から軽い運動中の心拍出量増加は主に心拍数の増加によって生じる。
5: 中等度から激しい運動中の一回拍出量は直線的に増加する。
廃用による呼吸・循環器の症状で誤っているのはどれか。
1: 心臓予備力の低下
2: 安静時心拍数の減少
3: 起立性低血圧
4: 最大酸素摂取量の低下
5: 肺活量の低下
運動トレーニング効果で正しいのはどれか。
1: インスリン感受性の低下
2: 血中カテコラミン値の増加
3: 拡張期血圧の上昇
4: 1回換気量の低下
5: 1回心拍出量の増加
全身持久力トレーニングの長期効果について誤っているのはどれか。
1: 血圧の低下
2: 心拍出量の増加
3: 最大酸素摂取量の増加
4: 骨格筋毛細血管密度の減少。
5: 動静脈酸素含有量較差の増加。
急性心筋梗塞患者の自宅療養期の運動療法で正しいのはどれか。
1: 心筋負荷量設定には拡張期血圧が良い指標となる。
2: この時期の運動療法によって壊死部の再生が期待できる。
3: 運動強度は最大心拍数のおよそ30%が適している。
4: 下肢の筋力強化は静的収縮の多い種目を選ぶ。
5: 散歩は時間と速度とを決めて行う。
運動療法で誤っているのはどれか。
1: 等尺性運動は血圧の上昇が少ないのが特徴である。
2: 等張性運動は心肺機能の維持改善に適する。
3: 等運動性運動は可動域全域にわたる負荷が可能である。
4: 漸増抵抗運動は10 RM(repetition maximum)を測定後開始する。
5: 低負荷で高頻度の運動は筋持久力向上に適する。
最大酸素摂取量について誤っているのはどれか。
1: 変数の一つとして心拍出量がある。
2: 変数の一つとして血圧がある。
3: 変数の一つとして動静脈酸素較差がある。
4: 上肢運動の方が下肢運動より低値である。
5: 4週の安静臥床で低下する。