脊髄損傷の自律神経過反射でみられるのはどれか。2つ選べ。
1: 発 汗
2: 頻 脈
3: 高血圧
4: 低血糖
5: 四肢の疼痛
脊髄損傷の自律神経過反射でみられるのはどれか。2つ選べ。
1: 頻脈
2: 高血圧
3: 低血糖
4: 顔面紅潮
5: 損傷レベルより下の発汗
脊髄損傷で誤っているのはどれか。
1: 強制的な関節可動域運動は異所性骨化の原因となる。
2: 起立性低血圧は対麻痺よりも四肢麻痺で起こりやすい。
3: 自律神経過反射は第5胸髄節以上の損傷で起こりやすい。
4: 呼吸機能では1秒率は低下するが、%肺活量は正常である。
5: 高位頸髄損傷では消化性潰瘍が起こりやすい。
頸髄損傷者の自律神経過反射への対応として正しいのはどれか。
1: 導 尿
2: 下肢挙上
3: 腹帯装着
4: 大腿部叩打
5: 鎮痛剤内服
脊髄損傷で自律神経過反射を認める損傷部位の下限の髄節はどれか。
1: C6
2: T6
3: T10
4: T12
5: L2
頸髄損傷患者でみられる脊髄ショック期の徴候はどれか。
1: 温痛覚解離
2: 腱反射亢進
3: 痙性四肢麻痺
4: 自律神経過反射
5: 肛門括約筋反射消失
脊髄損傷(第10胸髄節まで機能残存)で起こるのはどれか。2つ選べ。 ア.排便障害イ.自律神経過反射ウ.咳嗽困難エ.吸気困難オ.反射性勃起
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
第5胸髄レベルの脊髄横断面の模式図に損傷部位を斜線で示す。右下肢にみられる症状はどれか。
1: 運動麻痺
2: 痛覚鈍麻
3: 位置覚異常
4: 振動覚低下
5: 腱反射亢進
脊髄損傷の感覚障害について正しいのはどれか。
1: 馬尾神経症候群ではみられない。
2: 中心性頸髄損傷では上肢より下肢に強い。
3: 脊髄円錐症候群では肛門周囲が障害される。
4: 前脊髄動脈症候群では位置覚が障害される。
5: Brown-Séquard症候群では病巣の反対側の位置覚が障害される。
脊髄損傷患者に生じる異所性骨化で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 脊柱に好発する。
2: 初期には局所の熱感を生じる。
3: 関節拘縮の矯正手技が誘因になる。
4: 血中アルカリフォスファターゼ値が低下する。
5: 血中カルシウム値が上昇する。
脊髄損傷患者の合併症とその対応との組合せで正しいのはどれか。
1: 肩関節の異所性骨化─急性期からストレッチ
2: 自律神経過反射-下肢挙上位で経過観察
3: 急性期の骨脱灰-牛乳の飲用
4: 褥 瘡-車椅子上で徐圧動作
5: 作業中の失禁-留置導尿
頸動脈洞反射で正しいのはどれか。
1: 血圧が上昇する。
2: 心拍数が増加する。
3: 求心路は舌下神経を介する。
4: 遠心路は迷走神経を介する。
5: 血中酸素濃度の上昇によって生じる。
脊髄損傷(第5頸髄節まで機能残存)に対する理学療法で誤っているのはどれか。
1: ベッド柵を用いた寝返り訓練
2: 血圧測定しながらの座位訓練
3: 手関節背屈の抵抗運動
4: 大胸筋の筋力強化訓練
5: 胸郭モビリゼーション
自律神経過反射で生ずる症状はどれか。2つ選べ。
1: 頻脈
2: 頭痛
3: 顔面紅潮
4: 血圧低下
5: 発汗抑制
頸動脈洞反射で正しいのはどれか。
1: 頻脈になる。
2: 血圧が上昇する。
3: 化学的刺激によって生じる。
4: 求心路は舌下神経を介する。
5: 遠心路は迷走神経を介する。
頸動脈洞反射で誤っているのはどれか。
1: 徐脈になる。
2: 血圧が低下する。
3: 化学的刺激によって生じる。
4: 求心路は舌咽神経を介する。
5: 遠心路は迷走神経を介する。
反射性交感神経性ジストロフィーについて適切でないのはどれか。
1: 外傷や手術が誘因になる。
2: 交感神経系の血管運動機能不全が関与する。
3: 患肢の疼痛、発赤および腫脹がある。
4: 起立性低血圧を伴う。
5: 患肢の関節可動域訓練は愛護的に行う。
脊髄損傷の異所性骨化で正しいのはどれか。
1: 関節周囲に熱感が生じる。
2: 麻痺域の小関節に好発する。
3: 血清カルシウム値が上昇する。
4: 発生すれば関節可動域運動を中止する。
5: 血清アルカリフォスファターゼ値が低下する。
正しいのはどれか。
1: 脊柱管狭窄症の間欠跛行は体幹前屈位で軽快する。
2: 椎間板ヘルニアでは深部腱反射は正常である。
3: 第4・5腰椎椎間板ヘルニアでは第4腰神経根が圧迫される。
4: 無分離すべり症は若年層に好発する。
5: ラセーグ徴候は大腿神経障害が反映される。
合併症のない第7頸髄節機能残存の外傷性脊髄損傷患者で誤っているのはどれか。
1: 自己導尿は自立できる。
2: 車椅子とベッド間の移乗は自立できる。
3: 感覚障害の程度は座位能力に関係する。
4: 自律神経過反射が起きやすい。
5: BFOが役立つ。