第36回午前第76問の類似問題

第41回午前:第56問

水中運動療法で正しいのはどれか。  

1: 剣状突起部の水深では体重の約50%が免荷される。

2: 静水圧は深さ1 mにつき約1気圧増加する。

3: 運動速度が速い方が抵抗力は小さくなる。

4: 水の浮力を利用した自動介助運動が可能である。

5: 水温は40℃が適温である。

第42回午前:第55問

水中運動療法の特徴として正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 静水圧の大きさは水深に比例する。

2: 浮力の作用点(浮心)は体重心と一致する。

3: 動水圧の大きさは運動速度に反比例する。

4: 生体に影響の少ない水温を不感温度という。

5: 頸部まで水中につかると静脈還流量は減少する。

第51回午後:第38問

水中運動療法の作用と効果について正しいのはどれか。  

1: 静水圧は静脈還流を増大させる。

2: 動水圧の大きさは運動速度に反比例する。

3: 皮膚からの感覚フィードバックを受けにくい。

4: 水中での身体の熱喪失量は空気中に比べて小さい。

5: 静水圧は呼気時の胸郭運動には抵抗として作用する。

第38回午前:第59問

水中運動訓練の利点として適切でないのはどれか。  

1: 浮力による関節の安定化

2: 粘性抵抗による運動負荷増大

3: 温熱作用による筋緊張緩和

4: 静水圧による静脈還流増加

5: 動水圧による血流量増大

第34回午前:第74問

プール訓練で誤っているのはどれか。  

1: 水の温度は25℃とする。

2: 免荷歩行が可能である。

3: 自動介助運動が可能である。

4: 抵抗運動が可能である。

5: プール内での運動は疲労しやすい。

第44回午前:第82問

平地の運動と比較した水中の運動で正しいのはどれか。  

1: 頸部の水位での運動では抗利尿作用が働く。

2: 膝関節の水位での歩行は下肢への抵抗が少ない。

3: 上前腸骨棘部の水位での立位は50%の免荷となる。

4: 乳頭部の水位での上肢挙上運動は心負荷が減少する。

5: 臍部の水位でのゆっくりした股関節外転は負荷が軽減する。

第52回午後:第36問

水の物理的特性で水中運動療法における生理的な作用に影響しないのはどれか。  

1: 水圧

2: 浮力

3: 抵抗

4: 屈折

5: 熱伝導率

第47回午後:第12問

剣状突起に水面がくる深さのプールで立ち、下肢を伸展した状態で股関節屈曲伸展運動を繰り返した。このときの単位時間当たりの反復回数と酸素摂取量との関係を図に示す。反復回数の増加に対する酸素摂取量の変化の関係を決定している因子はどれか。 

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1: 浮力

2: 水温

3: 水深

4: 静水圧

5: 粘性抵抗

第54回午後:第37問

運動療法で正しいのはどれか。  

1: 自動運動とは重力に抗して行う運動のことである。

2: 自動介助運動とは最小重力肢位で行う運動のことである。

3: 等尺性運動は等張性運動よりも筋持久力増強効果が大きい。

4: 等速性運動では低速運動の方が高速運動より大きな筋力が発揮できる。

5: 重錘を用いた運動では全可動域にわたって筋に加わる負荷が変化しない。

第47回午後:第32問

水面が前胸部の深さのプール内で前方に歩行中、水面から前胸部が受ける力はどれか。  

1: 静水圧

2: 摩擦抵抗

3: 粘性抵抗

4: 渦抵抗

5: 造波抵抗

第37回午前:第42問

運動療法で誤っているのはどれか。  

1: 等尺性運動は血圧の上昇が少ないのが特徴である。

2: 等張性運動は心肺機能の維持改善に適する。

3: 等運動性運動は可動域全域にわたる負荷が可能である。

4: 漸増抵抗運動は10 RM(repetition maximum)を測定後開始する。

5: 低負荷で高頻度の運動は筋持久力向上に適する。

第49回午前:第41問

心疾患に対する運動療法の効果として誤っているのはどれか。  

1: 安静時の心拍数が低下する。

2: 同一運動負荷時の血圧が低下する。

3: 同一運動負荷時の心拍数が低下する。

4: 同一運動負荷時の自覚的強度が低下する。

5: 最大運動負荷時の心拍数が低下する。

第53回午前:第69問

等張性運動について正しいのはどれか。  

1: 角速度は一定である。

2: 等尺性運動に比べ血圧が上昇しやすい。

3: 等尺性運動に比べ収縮時の筋血流が増加しやすい。

4: 等尺性運動に比べ心拍数が増加しやすい。

5: 負荷に抗して姿勢を維持するときに起こる。

  • 答え:3
  • 解説:等張性運動は筋肉の長さが変化し、関節の動きが伴う運動であり、等尺性運動に比べ収縮時の筋血流が増加しやすい特徴がある。
  • 角速度が一定であるのは等速性運動であり、等張性運動ではない。
  • 等尺性運動の方が等張性運動よりも血圧が上昇しやすい。等尺性運動は筋収縮を行う際に筋血流が減少し、末梢血管抵抗の増加をきたすため、血圧が上昇する。
  • 等張性運動は等尺性運動に比べ収縮時の筋血流が増加しやすい。等尺性運動は末梢血管を圧迫し血流抵抗が高くなるため、筋血流が減少する。
  • 等尺性運動は等張性運動よりも心拍数が増加しやすい。そのため、心疾患患者への等尺性運動は好ましくない。
  • 負荷に抗して姿勢を維持するときに起こるのは等尺性運動であり、等張性運動ではない。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第41回午後:第21問

筋張力で誤っているのはどれか。  

1: 活動張力と静止張力の和を全張力という。

2: 静止張力は筋長とともに増大する。

3: 発揮できる活動張力は筋断面積に比例する。

4: 求心性運動は遠心性運動より大きな張力を発揮できる。

5: 求心性運動では速度が速いほど最大筋張力が小さい。

第56回午後:第24問

深部静脈血栓予防について誤っているのはどれか。  

1: 水分補給

2: 離床の促進

3: 足関節の自動運動

4: 長時間の座位保持

5: 弾性ストッキングの着用

  • 答え:4
  • 解説:深部静脈血栓予防には、早期離床、適度な歩行や足関節の自動運動、弾性ストッキングの着用が勧められる。長時間の座位保持は、下肢の血流のうっ滞を誘発し、血液の流れが阻害されるため、誤りである。
  • 水分補給は、血液粘性の増大を防ぐため、深部静脈血栓予防に効果的である。
  • 離床の促進は、筋ポンプ機能を利用して下肢の血流を促進できるため、深部静脈血栓予防に効果的である。
  • 足関節の自動運動は、腓腹筋やヒラメ筋の筋ポンプ機能を活用して血流を促進できるため、深部静脈血栓予防に効果的である。
  • 長時間の座位保持は、下肢の血流のうっ滞を誘発し、血液の流れが阻害されるため、深部静脈血栓予防には誤りである。
  • 弾性ストッキングの着用は、下肢への血流うっ滞を皮膚静脈圧迫によって予防する点で有効な可能性があるため、深部静脈血栓予防に効果的である。
  • 科目:内科疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第38回午前:第90問

超音波療法の水中法について誤っているのはどれか。  

1: 水道水を煮沸して利用する。

2: 導子の表面についた気泡は取り除く。

3: 導子を移動しながら照射する。

4: 導子を操作する手は水面から出す。

5: 導子と患部との距離は約15 cm離す。

第45回午前:第42問

水流のない水中トレッドミル歩行で運動中の酸素摂取量に最も影響が少ない因子はどれか。  

1: 水 温

2: 水 深

3: 歩行速度

4: 粘性抵抗

5: 部屋の湿度

第54回午前:第39問

筋力増強トレーニングの効果で正しいのはどれか。  

1: 自動介助運動では効果は得られない。

2: 筋肥大が生じるまで効果は得られない。

3: 最大抵抗を用いれば月1回の運動で効果が得られる。

4: 等運動性運動ではトレーニングに用いた運動速度付近で大きな効果が得られる。

5: 最大筋力に対して極めて弱い抵抗運動であっても回数を増やすことで効果が得られる。

第42回午後:第47問

正常歩行時の床反力で誤っているのはどれか。  

1: 垂直分力は2峰性の波形を示す。

2: 垂直分力の最大値は体重を超える。

3: 左右分力は立脚中期には外向きに働く。

4: 前後分力は足底接地時には後ろ向きに働く。

5: 前後分力は踵離地時には前向きに働く。

第54回午前:第9問

水中での立位姿勢を図に示す。体重の約50%が免荷されるのはどれか。

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