脳血管障害の評価として用いられる評価法について正しいのはどれか。
1: mRSの評価項目に筋緊張がある。
2: SIASの評価項目に意識障害がある。
3: GCSの評価項目に関節可動域がある。
4: NIHSSの評価項目にバランスがある。
5: Fugl-Meyer Assessmentの評価項目に感覚機能がある。
SIAS(Stroke Impairment Assessment Set)で正しいのはどれか。
1: 関節可動域は評価しない。
2: 意識障害の評価を含む。
3: 麻痺側のみ評価する。
4: 1評価1課題を原則とする。
5: 合計得点は最大で100点となる。
急性期脳卒中片麻痺のベッドサイドでの評価で適切でないのはどれか。
1: JCS(Japan coma scale)
2: ブルンストローム法ステージ
3: ADLテスト
4: Physiological cost index
5: ROMテスト
右利きの左片麻痺患者の初期評価で適切でないのはどれか。
1: 長谷川式簡易知能診査スケール
2: ミニメンタルステート検査(MMSE)
3: 線分二等分検査
4: 立方体模写
5: 標準失語症検査(SLTA)
ADL評価について正しいのはどれか。
1: Barthel indexはコミュニケーションの項目を含む。
2: Katz indexでは自立指標は社会的認知の項目を含む。
3: FIMは実際に実行しているかどうかを評価する。
4: Lawtonの手段的ADLのスケールは脳性麻痺児のADL評価法である。
5: PULSESプロフィールでは言語機能の項目はない。
Alzheimer型認知症の進行度をADL障害の程度から評価するのはどれか。
1: Behave-AD
2: DASC-21
3: MoCA-J
4: FAST
5: MMSE
誤っている組合せはどれか。
1: Mini-Mental State Examination(MMSE)-アルツハイマー病
2: Glasgow Coma Scale-脳血管障害
3: Hoehn-Yahr重症度ステージ-筋萎縮性側索硬化症
4: Frankelの評価法-脊髄損傷
5: Ossermannの分類-重症筋無力症
痴呆患者の作業療法の評価で適切でないのはどれか。
1: 日常生活活動の自立度を評価する。
2: 描画によって失行や失認を評価する。
3: 投影法によって痴呆の程度を評価する。
4: 家族から病前の趣味に関する情報を得る。
5: 関節可動域や筋力などの身体機能を評価する。
脳卒中片麻痺患者のADL指導で適切でないのはどれか。
1: 寝返り動作では健側の方に行う。
2: 車椅子は片手駆動型が一般的である。
3: 階段の昇りは健側から、降りは患側から行う。
4: シャツの着衣は患側手から、脱衣は健側手から行う。
5: ベッドからの起立動作では健側足部を引き寄せてから行う。
脳卒中機能評価法〈SIAS〉の麻痺側運動機能テストの様子を図に示す。関節拘縮がない場合、3つのテストの合計点はどれか。
1: 5点
2: 6点
3: 7点
4: 8点
5: 9点
脳卒中患者の状態を症状なしから死亡までに分類できるのはどれか。
1: Fugl-Meyer assessment
2: GCS(Glasgow coma scale)
3: Modified Ashworth scale
4: Modified Rankin scale
5: SIAS
正しいのはどれか。
1: 麻痺の回復段階は通常、間隔尺度で記述される。
2: ADLは通常、順序尺度で評価される。
3: 主観的疲労度は通常、名義尺度で評価される。
4: 評価尺度の妥当性は、検者間の一致度で示される。
5: 評価尺度の信頼性は、変化の検出感度で示される。
がん患者の疾患特異的評価で正しいのはどれか。
1: AIMS
2: FMA〈Fugl-Meyer assessment〉
3: GBSスケール
4: Hoffer分類
5: KPS〈Karnofsky performance scale〉
NIHSSで評価されるのはどれか。2つ選べ。
1: バランス障害
2: 深部腱反射
3: 意識障害
4: 顔面麻痺
5: 歩行速度
ADL評価について正しいのはどれか。
1: Barthel indexで50点ならセルフケアは要監視水準である。
2: FIMの項目で3点なら部分介助である。
3: Wee FIMの項目で10点なら完全自立である。
4: 痴呆性老人の日常生活自立度判定基準ではランクIは全介助である。
5: 障害老人の日常生活自立度判定基準ではランクAが自立である。
評価基準の一部を図に示す。評価法はどれか。
1: SMSF(inventory scale for mood and sense of fatigue)
2: 精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)
3: BACS-J(統合失調症認知機能簡易評価尺度日本語版)
4: Rehab(精神科リハビリテーション行動評価尺度)
5: LASMI(精神障害者社会生活評価尺度)
ADL評価について正しいのはどれか。
1: Barthel indexは社会的交流活動の項目を含む。
2: Katz indexは外出行動の項目を含む。
3: FIMはコミュニケーション能力の項目を含む。
4: ケニー身辺処理評価は服薬行為の項目を含む。
5: PULSESは息切れなしに歩ける距離の項目を含む。
運動性失語があっても目的とする機能を適切に評価できる検査はどれか。
1: 三宅式記銘力検査
2: 田中・ビネー式知能検査
3: コース立方体組合わせテスト
4: 改訂長谷川式簡易知能評価スケール
5: ミニメンタルステート検査(MMSE)
高次脳機能障害の評価の組合せで正しいのはどれか。
1: MMSE ― 失行症
2: RBMT ― 注意障害
3: SPTA ― 遂行機能障害
4: TMT-A ― 記憶障害
5: VPTA ― 視知覚障害