臨床医学総論の過去問


国試第21回午前:第35問

正しい組合せはどれか。

a: 尿路結石 ― 血尿

b: 尿管狭窄 ― 水腎症

c: 腎盂腫瘍 ― アルカリ性尿

d: 神経因性膀胱 ― 無尿

e: 前立腺肥大 ― 残尿

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第34問

尿路感染症の原因はどれか。

a: 前立腺肥大

b: 間質性腎炎

c: 嚢胞腎

d: 神経因性膀胱

e: 膀胱尿管逆流現象

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第33問

血清と尿中クレアチニン値がそれぞれ、3.2mg/dl、54mg/dlで一日尿量が1280mlの患者クレアチニン・クリアランス(mg/min)はどれか。

1: 10

2: 15

3: 20

4: 25

5: 30

国試第21回午前:第32問

病原体の平均的大きさについて正しいのはどれか。

1: マイコプラズマ < 真菌 < プリオン < ウイルス < 細菌

2: ウイルス < マイコプラズマ < プリオン < 細菌 < 真菌

3: ウイルス < プリオン < マイコプラズマ < 真菌 < 細菌

4: プリオン < ウイルス < マイコプラズマ < 細菌 < 真菌

5: プリオン < ウイルス < マイコプラズマ < 真菌 < 細菌

国試第21回午前:第31問

嫌気性菌はどれか。

a: 破傷風菌

b: ボツリヌス菌

c: 連鎖球菌

d: 肺炎球菌

e: 緑膿菌

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第30問

呼吸筋麻痺によって人工呼吸が必要となりうる疾患はどれか。

a: アルツハイマー病

b: パーキンソン病

c: 糖尿病性神経障害

d: 重症筋無力症

e: 筋萎縮性側索硬化症

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第29問

副甲状腺機能亢進症にみられるのはどれか。

a: 高カルシウム血症

b: アルカリフォスファターゼ低下

c: テタニー

d: 繊維性骨炎

e: 異所性石灰化

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第28問

フィードバック機構として正しい組合せはどれか。

a: アルドステロン ― ACTH

b: T3・T4 ― TSH

c: 血漿浸透液 ― ADH

d: 血糖 ― インスリン

e: 血中カリウム ― PTH

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第27問

OPCAB(off-pump coronary bypass)に不要なのはどれか。

1: 心筋冷却用氷水

2: 血液回収装置

3: CO2ブロア

4: スタビライザ

5: 除細動器

国試第21回午前:第26問

心臓タンポナーデについて正しいのはどれか。

a: 心臓の収縮機能が障害される。

b: 急性大動脈解離の合併症の一つである。

c: 心臓超音波検査が有用である。

d: 心嚢液の排液が必要である。

e: 静脈圧は低下する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第25問

心房細動の治療について正しいのはどれか。

a: ジギタリスは有効である。

b: 外科治療は心室内リエントリ回路を接続することである。

c: 心房細動はオーバードライブペーシングで停止する。

d: 抗凝固療法の目的は血栓症の予防である。

e: 徐脈性心房細動はペースメーカ植込みの適応である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第24問

脈管病変について正しい組み合わせはどれか。

a: 大動脈瘤 ― マルファン(Marfan)症候群

b: 下肢血栓性静脈炎 ― 肺血栓塞栓症

c: リンパ浮腫 ― 放射線治療後

d: 静脈瘤 ― 人工血管置換術

e: 閉塞性動脈硬化症 ― ストリッピング術

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第23問

肺気腫について誤っているのはどれか。

1: 大樹汚染は原因となる。

2: 弾性に多い。

3: 肺は過膨張を呈している。

4: 1秒率は減少する。

5: 肺コンプライアンスは減少する。

国試第21回午前:第22問

肺血栓梗塞症について正しいのはどれか。

a: PaCO2とPETCO2の差が開大する。

b: 右心不全を呈する。

c: 小児に多発する。

d: 男女比は2:1である。

e: 治療にはステロイド薬が有効である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第21問

肺炎について正しいのはどれか。

a: ニューモシスチス肺炎はしばしばAIDSに合併する。

b: マイコプラズマ肺炎は高齢者に多い。

c: ウィルスと細菌の混合感染性肺炎では抗菌薬療法は行わない。

d: 嚥下性肺炎の主な起炎菌は嫌気性菌である。

e: ウィルス性肺炎の病原診断は発病時の抗体価と2~3週後のそれとを比較する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第18問

ウィルスに感染した細胞を破壊するのはどれか。

1: 好中球

2: 好酸球

3: B細胞

4: 肥満細胞

5: ナチュラルキラー(NK)細胞

国試第20回午前:第49問

体温について誤っているのはどれか。(集中治療学)

1: 体温調節中枢は延髄にある。

2: 健常人の体温の日内変動は1°C程度である。

3: 全身麻酔時には体温は環境に依存する。

4: 膀胱温は深部温の指標である。

5: 肺動脈カテーテルは血液温度を連続的に測定できる。

国試第20回午前:第48問

感染とその対策について誤っているのはどれか。(滅菌・消毒学)

1: 手指を介した接触感染が院内感染経路として最も多い。

2: 血液汚染物に接触した場合は手袋を装着していても手指消毒が必要である。

3: 手指に目に見える汚染がある場合は石けんと流水による手洗いを行う。

4: 1回の診察行為に対し1回の手洗いが原則である。

5: 使用済み注射針はリキヤップをして捨てる。

国試第20回午前:第47問

消毒・滅菌について正しいのはどれか。(滅菌・消毒学)

a: 内視鏡には高圧蒸気滅菌が適している。

b: 酸化エチレンガス滅菌は約60分で完了する。

c: 紫外線は手術用手洗い水の殺菌に用いられる。

d: 放射線滅菌にはガンマ線を用いる。

e: 消毒用エタノールは細菌芽胞に有効である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午前:第45問

動脈血pH 7.25、PaCO2 38mmHg、HCO3- 16mEq/?の患者の酸塩基平衡で正しいのはどれか。(呼吸器学)

1: 呼吸性アシドーシス

2: 呼吸性アルカローシス

3: 代謝性アシドーシス

4: 代謝性アルカローシス

5: 呼吸性アシドーシスと代謝性アシドーシスの共存