呼吸機能検査について誤っているのはどれか。
1: ニューモタコグラフは流量抵抗ヘッドと差圧トランスデューサとで構成される。
2: フローボリューム曲線は末梢気道の閉塞性を調べるのに有効である。
3: 肺コンプライアンスは気流センサと圧力センサとを用いて計測する。
4: 胸腔内圧は食道内圧測定用バルーンを用いて計測する。
5: 気道抵抗はスパイログラムを用いて計測する。
赤外線サーモグラフィについて正しいのはどれか。
a: 非接触型の装置の検出器には液晶プレートを用いる。
b: 赤外線のスペクトル強度はレイリー・ジーンズの式で表される。
c: 生体から放射されるエネルギーは絶対温度の4乗に比例する。
d: 赤外線検出器はその特性によって検出波長が異なる。
e: 皮膚表面の温度分布を計測する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
観血式動脈圧計測について誤っているのはどれか。
1: 高さは心臓に合わせる。
2: 加圧バックは3気圧に設定する。
3: 導管内に凝血ができると波形がなまる。
4: 気泡は共振やなまりの原因となる。
5: 導管を延長するには硬い材質のものを用いる。
誤っている組合せはどれか。
a: 光電比色計 ――--------------------- 尿酸
b: 炎光分析計 ――--------------------- グルコース
c: 紫外光度計 ――--------------------- ナトリウム
d: 液体クロマトグラフ ――--------------- アミノ酸
e: 電気泳動装置 ――------------------ 血清蛋白
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
吸光分析について正しいのはどれか。
a: 紫外・可視および近赤外領域の光を利用して分析する。
b: 可視光の検出には光電子増倍管が用いられる。
c: 紫外領域では光源としてタングステンランプが用いられる。
d: 光電比色計ではグレーティング・モノクロメータによって単色光波長を選択する。
e: ランバート・べール(Lambert-Beer)の法則によって溶液の濃度を算出できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
正しい組合せはどれか。
a: 電磁血流計 ――------------------------ 磁界変化検出
b: 超音波血流計 ――---------------------- ドップラー効果
c: 熱希釈法 ――-------------------------- 血液温度変化
d: 電気的インピーダンスプレチスモグラフィ ―― 血液導電率変化
e: RIクリアランス法 ――-------------------- RI半減期計測
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
超音波診断装置の探触子について誤っているのはどれか。
a: 超音波振動子の厚さは共振周波数に対応する波長の2倍である。
b: 圧電振動子の材料としてポリフッ化ビニリデンが用いられる。
c: 時間的に短い超音波パルスを用いると距離分解能は向上する。
d: シリコーンレンズ中の音速は1500m/sより遅い。
e: 整合層の音響インピーダンスは圧電振動子のそれより大きい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
医用エックス線装置について誤っているのはどれか。
1: 陰極の温度を上げることによって電子が発生する。
2: タングステンは、エックス線管の陽極表面に用いられる。
3: 電子が陽極に衝突しエックス線を発生する。
4: 10kV以上の高電圧が用いられる。
5: 軟エックス線を得るには100kV以上の管電圧が用いられる。