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生体計測装置学の過去問

国試第17回午前:第62問

MRIで画像化の対象となっている原子はどれか。

1:酸素
2:窒素
3:炭素
4:水素
5:ナトリウム

国試第17回午前:第61問

観血式血圧計に関係があるのはどれか。

a:マイクロホン
b:マンシェット
c:トノメータ
d:カテーテル
e:ダンピングデバイス
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第58問

超音波ドプラ血液計について正しいのはどれか。

a:連続波ドプラ法は距離分解能を有する。
b:パルスドプラ法は測定可能な速度に上限がある。
c:パルスドプラ法はサンプルボリューム内の速度成分を測定できる。
d:カラードプラ法は血流速度の2次元分布を測定できる。
e:カラードプラ法はエイリアシングが発生しない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午前:第57問

体温計測について正しい組合せはどれか。

a:サーミスタ体温計 電気抵抗変化
b:熱電対体温計 金属膨張変化
c:サーモグラフ マイクロ波放射
d:深部体温計 熱流補償
e:鼓膜体温計 赤外線放射
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午前:第52問

雑音に関して誤っているものはどれか。

1:熱雑音は電子などの荷電粒子の不規則振動に起因する。
2:ダイナミックレンジを決定する最小信号レベルは雑音によって規定される。
3:AD変換に伴って発生する雑音を量子化雑音という。
4:白色雑音の電力は計測する周波数帯域に比例する。
5:SN比を改善するために計測の周波数帯域を広くする。

国試第30回午後:第85問

生体組織中に照射された超音波について正しいのはどれか。

1:周波数が低くなるほど組織中で指向性が高くなる。
2:周波数が高くなるほど組織中での減衰が増加する。
3:軟組織では空中での速度の10倍を超える速度になる。
4:骨の中を通り抜けるときは速度が遅くなる。
5:肺は音響インピーダンスが大きな組織である。

国試第17回午前:第53問

呼吸計測について誤っているのはどれか。

1:フライシュ呼吸流量計は差圧式流量計である。
2:二酸化炭素濃度は紫外線で計測する。
3:熱線型流量計では白金線が用いられている。
4:スパイロメータによって肺気量分画を測定する。
5:機能的残気量はガス希釈法で測定する。

国試第17回午前:第55問

生体電気計測について正しいのはどれか。

a:電極静止電位は小さい方がよい。
b:Ag-AgC1電極は不分極電極である。
c:差動増幅器の入力インピーダンスは小さい方がよい。
d:皮膚インピーダンスは抵抗と静電容量の直列接続で表される。
e:分極電圧は皮膚と電極との間に生じる直流電圧である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午前:第54問

心電計について正しい組合せはどれか。

a:最小感度 2μV以下
b:時定数 3.2s以上
c:標準感度 1mV/10mm
d:周波数特注 0.5~200Hz
e:標準紙送り速さ 2.5mm/s
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第51問

正しいのはどれか。

1:2つの測定値の和の偶然誤差は各測定値の偶然誤差の和になる。
2:2つの測定値の差の偶然誤差は各測定値の偶然誤差の差になる。
3:2つの正規分布する測定値の和は正規分布する。
4:n回の測定植を平均するとその系統誤差は1/√nになる。
5:n回の測定値を平均するとその偶然誤差は1/n になる。

国試第17回午前:第39問

食道挿管の発見に最も有用なのはどれか。

1:パルスオキシメータ
2:カプノメータ
3:換気量計
4:血圧計
5:心電図モニタ

国試第17回午前:第41問

スワンガンツカテーテルで測定可能なのはどれか。

a:中心静脈圧
b:心拍出量
c:左心室圧
d:大動脈圧
e:肺動脈?入圧
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第39回午後:第11問

血液浄化装置の監視項目とセンサの組合せで誤っているのはどれか。

1:濃 度 -- ピエゾ素子
2:漏血検知 -- 光センサ
3:圧 力 -- ひずみゲージ
4:気泡検知 -- 超音波センサ
5:温 度 -- サーミスタ

ME2第39回午後:第42問

心電計の点検について正しいのはどれか。

1:記録器の紙送り速度を30mm/sで確認した。
2:感度を5倍にして校正波形の振幅を確認した。
3:低域遮断周波数が0.05Hz以下であることを確認した。
4:高域遮断周波数が40Hzであることを確認した。
5:標準感度が20mm/1mVであることを確認した。

国試第30回午後:第62問

電力A の信号に電力B の雑音が重畳しているとき、SN 比[dB] はどれか。

1:10log10 (B/A)
2:20log10 (B/A)
3:log(A/B)
4:10log10 (A/B)
5:20log10 (A/B)

ME2第39回午後:第40問

SPECT装置について正しいのはどれか。

1:装置から放射線を照射する。
2:β線を遮蔽する必要がある。
3:撮影に要する時間は1秒程度である。
4:多数の断面の断層画像が得られる。
5:X線CTに比べて空間分解能が高い。

ME2第39回午後:第39問

X線CTについて正しいのはどれか。

1:電源を切っても数分間はX線を放射している。
2:ベッドをスライドさせて撮像部位を変える。
3:騒音から保護するため耳栓が必要である。
4:金歯はアーチファクトを生じない。
5:CT値から臓器の色がわかる。

ME2第39回午後:第25問

熱希釈式心拍出量測定について正しいのはどれか。

1:カテーテル先端は肺動脈に留置する。
2:カテーテル先端孔から注入液を注入する。
3:注入液には約0℃の滅菌蒸留水を使用する。
4:注入液は心臓を刺激しないようにゆっくり注入する。
5:同じカテーテルならば注入液量が変わってもカテーテル係数は変更しない。

ME2第39回午後:第24問

非観血式血圧測定について誤っているのはどれか。

1:カフ幅が狭すぎると最高血圧は高めに測定される。
2:カフの巻き方がゆるすぎると最高血圧は高めに測定される。
3:脱気速度が速すぎると最高血圧は高めに測定される。
4:脱気速度は一心拍につき2~3mmHgの速さで行う。
5:測定部位が心臓より高いと最低血圧は低めに測定される。

ME2第39回午後:第23問

皮膚から導出する誘発筋電図記録について誤っているのはどれか。

1:刺激電極は水をしみ込ませたフェルトを用いる。
2:単極の刺激電極を用いる。
3:目的の神経を刺激できているかは波形で確認する。
4:神経伝導速度は近位・遠位部の2点間の電位検出の時間差から算出する。
5:導出には導電性ペーストを塗布した銀-塩化銀電極を用いる。