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生体計測装置学の過去問

国試第34回午前:第31問

超音波画像計測について正しいのはどれか。

a:脂肪より肝臓の方が音響インピーダンスが大きい。
b:高い周波数を用いることで深部臓器の観察が可能になる。
c:A モードでは断層像が得られる。
d:連続波ドプラ計測では血流の速度分布が得られる。
e:造影剤としてマイクロバブルが用いられている。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午前:第32問

ラジオアイソトープを用いた医用画像装置について正しいのはどれか。

a:X 線 CT に比べ空間分解能が高い。
b:放射性核種から放出されるベータ線を検出し画像化している。
c:FDG-PET の撮影では糖代謝情報が得られる。
d:SPECT は脳血流分布を観察できる。
e:PET の撮影には施設内にサイクロトロンの設置が必要である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午前:第30問

経皮的血液ガス分圧測定装置について正しいのはどれか。

1:経皮的に測定した PtcCO2 は動脈血の PaCO2 よりも低くなる。
2:経皮的に測定した PtcO2 は動脈血の PaO2 よりも高くなる。
3:計測皮膚面を 42?44℃に加温する。
4:計測には脈波信号が必要である。
5:新生児には使用できない。

国試第34回午前:第29問

心拍出量の計測ができないのはどれか。

1:熱希釈法
2:色素希釈法
3:脈波伝搬速度法
4:超音波断層法
5:血圧波形解析法

国試第34回午前:第27問

心電図を標準の速さで記録したとき、PQ 間隔が 5 mm の時の PQ 時間[s]はどれか。

1:0.1
2:0.15
3:0.2
4:0.35
5:0.4

国試第34回午前:第28問

筋電計の構成要素でないのはどれか。

1:加算平均装置
2:針電極
3:電気刺激装置
4:音刺激装置
5:スピーカ

国試第34回午前:第26問

トランスデューサが備えるべき特性でないのはどれか。

1:測定対象に対する選択性が良いこと。
2:測定すべき範囲内で直線性が保たれていること。
3:測定対象のもつ信号の応答速度に対応できること。
4:生体に結合したとき低侵襲であること。
5:信号対雑音比を小さくできること。

国試第34回午前:第24問

心電図について誤っているのはどれか。

1:P 波は心房筋の興奮を表す。
2:PQ 時間の延長は洞結節の障害を表す。
3:QRS 波は心室筋の興奮を表す。
4:ST 部分の下降は心筋虚血の指標である。
5:T 波は心室筋が興奮から回復する時期に現れる。

国試第34回午前:第21問

麻酔中にカプノメータで検出できないのはどれか。

1:不整脈
2:食道挿管
3:回路脱離
4:空気塞栓
5:喘息発作

国試第32回午後:第29問

体表面サーモグラフで測定する光の主な波長はどれか。

1:10nm
2:100 nm
3:1μm
4:10μm
5:100μm

国試第32回午後:第31問

ラジオアイソトープ(RI)を用いた医用画像について正しいのはどれか。

a:α線を測定する。
b:空間分解能は1mm程度である。
c:PETでは腫瘍の存在を検出できる。
d:PETでは糖代謝の画像が得られる。
e:SPECTでは組織繊維化の画像が得られる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午後:第30問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a:狭窄部位の高血流速度の測定にはパルス波を用いる。
b:心臓弁運動の定量にはMモードを用いる。
c:組織性状の画像化には高調波が有用である。
d:腹部の画像描出にはセクタ走査が適している。
e:Bモード画像描出には連続波を用いる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午後:第27問

脳波計測で電位変化の最も小さいのはどれか。

1:睡眠脳波電位
2:覚醒時脳波電位
3:3 .聴性脳幹誘発電位
4:体性感覚誘発電位
5:視覚誘発電位

国試第32回午後:第25問

最も高い周波数成分まで記録する必要があるのはどれか。

1:筋電図
2:心電図
3:脳 波
4:心音図
5:容積脈波

国試第32回午後:第26問

標準紙送り速さで記録した心電図のR-R間隔が20mmであった。心拍数[回/分]はどれか。

1:40
2:48
3:65
4:75
5:90

国試第32回午後:第22問

パルスオキシメータによるモニタリングについて正しいのはどれか。

a:同じ酸素分圧でも高体温では酸素飽和度が低くなる。
b:同じ酸素分圧でもアシドーシスでは酸素飽和度が低くなる。
c:インドシアニングリーン(色素)は測定値に影響しない。
d:一酸化炭素ヘモグロビンは測定誤差の原因にはならない。
e:末梢循環不全では測定値の信頼性が乏しい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午後:第19問

悪性高熱症に最も有効なモニタはどれか。

1:心電図
2:観血式血圧
3:中心静脈圧
4:カプノメータ
5:パルスオキシメータ

国試第22回午後:第31問

内視鏡検査装置で誤っているのはどれか。

1:ファイバスコープでは光源が先端に装着されている。
2:生検は鉗子孔から挿入した鉗子を用いる。
3:電子内視鏡では撮像素子が先端に装着されている。
4:電子内視鏡は多人数での同時観察に適する。
5:超音波内規鏡では超音波プローブが先端に装着されている。

国試第22回午後:第32問

吸光光度法を用いるのはどれか。

a:分光光度計
b:屈折計
c:蛍光光度計
d:炎光光度計
e:原子吸光光度計
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午後:第30問

PET装置で正しいのはどれか。

a:放射性同位元素の崩壊時に1個のガンマ線が出る。
b:コリメータでガンマ線を検出する。
c:同時計数法を用いて断層像を得る。
d:使用核種の半減期はSPECTより短い。
e:空間分解能はエックス線CTより低い。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e