粘性率の説明で誤っているのはどれか。
1: 単位はPa・sである。
2: 流体中の応力とひずみの比で与えられる。
3: 血液の粘性率は水より大きい。
4: 粘性率は流体の流れにくさを表す。
5: 理想流体では粘性率を0とみなす。
半径R、長さLの円管内を粘性率μの液体が流量Qで流れている。流れが定常な層流のとき、管の上流と下流の圧力差はどれか。
1: $ \frac {\pi R^{2}Q}{8\mu L}$
2: $ \frac {\pi R^{3}Q}{8\mu L}$
3: $ \frac {8\mu LQ}{\pi R^{4}}$
4: $ \frac {128\mu LQ}{\pi R^{3}}$
5: $ \frac {128\mu LQ}{\pi R^{4}}$
正しいのはどれか。
a: 限外濾過量は溶質のクリアランスと関係ない。
b: 溶質のクリアランスは血流量を超えない。
c: 同一ダイアライザを用いる場合、血流量の増加はクリアランスを増加させる。
d: 透析液圧は限外濾過圧に関係しない。
e: 除水量は血液量に比例して減少する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
円管の中を粘性流体が層流で流れている。同じレイノルズ数になるのはどれか。
a: 平均流速 0.5 倍、円管の長さ 2 倍
b: 粘性率 2 倍、円管の長さ 0.5 倍
c: 平均流速 2 倍、円管の内径 2 倍
d: 平均流速 0.25 倍、円管の内径 4 倍
e: 粘性率 2 倍、円管の内径 2 倍
a: 変形した物体の長さを変形前の長さで割った値をひずみという。
b: 弾性限度を超えてもひずみは応力に正比例する。
c: せん断応力を加えるとせん断ひずみが生じる。
d: せん断弾性係数はヤング率に比例する。
e: 荷重を取り除いたあとにも変形が残る性質を粘性という。
ダイアライザで正しいのはどれか。
1: ふるい係数は透水性を表す指標である。
2: 血流量が増加するとクリアランスは減少する。
3: 導入初期には溶質除去効率の優れたものが使われる。
4: 小児にはプラィミング量が少ない方がよい。
5: 中空糸型では血液は透析器の中心部よりも外周部の方が流れやす い。
誤っているのはどれか。
1: ヘマトクリット値が上昇すると血液の粘度が増加する。
2: 毛細血管内を通過する赤血球は変形する。
3: 脈波伝搬速度は最高血圧で変化する。
4: 体動脈圧の最高値は末梢に行くにしたがって単調に低下する。
5: コロトコフ音は血圧測定に用いられる。
生体の力学的特性について誤っているのはどれか。
1: 大動脈内の流れは常に層流である。
2: 生体組織は粘性と弾性をあわせもつ。
3: 血管壁や筋肉の力学的特性には異方性がある。
4: 生体組織の伸びの弾性はヤング率で表される。
5: 生体内の音響振動としては横波より縦波の方が重要である。
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