生体発生情報の計測時の雑音について正しいのはどれか。
a: 目的信号以外の生体電気は雑音とみなされる。
b: 差動増幅器は同相雑音を軽減することができる。
c: 商用交流雑音の除去には帯域除去フィルタが有効である。
d: 脳波測定のためのシールドルームのシールドは接地してはならない。
e: 周期的な信号をn回加算すれば不規則雑音を1/nにすることができる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
電子回路による電気信号の増幅について正しいのはどれか。
1: 増幅度(利得)が大きいほど信号対雑音比(S/N)が大きい。
2: 電圧増幅するためには増幅器の入力インピーダンスは大きい方がよい。
3: 最もよく用いられる半導体の増幅素子はダイオードである。
4: 半導体工学の進歩によりどのように小さな信号を増幅する場合でも雑音を問題にする必要がなくなった。
5: 生体信号を計測するときには増幅器の入力インピーダンスより出力インピーダンスに注意する必要がある。
振幅変調において、変調波が5~20kHzの周波数帯域をもつ信号で、搬送波の周波数が700kHzであるとき、被変調波の周波数スペクトルについて正しいのはどれか。
a: 上側波帯の最高周波数は740kHzである。
b: 上側波帯の最低周波数は695kHzである。
c: 下側波帯の最高周波数は705kHzである。
d: 下側波帯の最低周波数は680kHzである。
e: 占有周波数帯域幅は40 kHz である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
誘発脳波計測について正しいのはどれか。
a: 脳死判定の補助診断に利用される。
b: 刺激に同期して加算平均処理を行う。
c: 計測にホール素子を用いる。
d: 刺激を加える周期を潜時という。
e: 電極配置には標準12誘導を用いる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e