第33回国試午後20問の類似問題

ME2第39回午前:第53問

パルスオキシメトリについて正しいのはどれか。

1: プローブで組織を加温する。

2: 組織を圧迫して較正する。

3: 単一波長で計測する。

4: 測定値をヘマトクリット値で補正する。

5: 組織全体の光吸収のうち脈動成分は動脈血による。

国試第31回午前:第44問

医療ガスの性質について誤っているのはどれか。

1: 酸素ガスの比重(対空気)は約1.5である。

2: 亜酸化窒素ガスには支燃性がある。

3: 窒素ガスの沸点は約-196°Cである。

4: 二酸化炭素ガスの臨界温度は約31°Cである。

5: ヘリウムガス中の音速は空気中の約3倍である。

ME2第39回午後:第34問

人工心肺による完全体外循環中の混合静脈血酸素飽和度に影響を与えないのはどれか。

1: 送血流量

2: 吹送ガスの酸素濃度

3: 体 温

4: ヘモグロビン濃度

5: 麻酔器の換気量

国試第27回午後:第21問

パルスオキシメータが麻酔中のモニタとして有効でないのはどれか。

a: 酸塩基平衡異常

b: 麻酔ガス濃度

c: 片肺挿管

d: 気 胸

e: 空気塞栓

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第39問

ショック患者の酸素吸入について正しいのはどれか。

a: パルスオキシメータはモニタとして有用である。

b: ショックのタイプにかかわらず適応がある。

c: フェイスマスクでは7~8l/minの流量で約40%の吸気酸素濃度となる。

d: 低酸素血症が改善されれば組織への酸素供給も改善される。

e: 酸素吸入中に輸液療法を併用してはならない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午後:第13問

血液ガス測定について正しいのはどれか。

1: pHメータはガラス電極を使用する。

2: PO2電極はシリコンO2透過膜を使用する。

3: PCO2電極は酸化・還元反応を使用する。

4: 経皮的PO2電極は冷却して使用する。

5: PCO2電極はクラーク電極と呼ばれる。

国試第14回午後:第64問

低体温での体外循環について正しいのはどれか。

a: 酸素消費量の減少

b: 血液粘度の低下

c: ヘモグロビン酸素解離曲線の右方移動

d: 血液凝固能の低下

e: 体外循環の安全域の拡大

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第45問

人工呼吸中血液の酸素化が適切かどうかを判断する指標はどれか。

a: 動脈血酸素分圧(PaO2)

b: 動脈血酸素飽和度(SaO2)

c: 呼気終末二酸化炭素分圧(PETCO2)

d: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)

e: 1回換気量

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第64問

血液ガス分析について正しいのはどれか。

a: 酸素電極にはポリプロピレン膜が使用されている。

b: 炭酸ガス電極はクラーク電極とも呼ばれる。

c: pH電極には過酸化水素電極が用いられている。

d: ヘパリンを抗凝固剤として用いる。

e: 検体を氷水中につけて2~4°Cに保てば30分ぐらいはほぼ正確な測定値が得られる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午後:第28問

心拍出量測定法について正しいのはどれか。

1: 熱希釈法では約0 °C の注入液を用いる。

2: 色素希釈法ではオキシヘモグロビンの量を計測する。

3: フィック法では二酸化炭素産生量から計算する。

4: 超音波断層法では心房の容積から計算する。

5: 血圧波形解析法ではスワンガンツカテーテルを用いる。

国試第9回午前:第62問

光による生体計測について正しいのはどれか。

a: 無侵襲計測に利用される。

b: 動脈血の酸素飽和度の計測に用いられる。

c: 脈波の計測に利用される。

d: 可視光は組織を透過しないので利用できない。

e: 患者監視には適さない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第23回午前:第44問

亜酸化窒素について正しいのはどれか。

1: 引火性を有する。

2: 無刺激性である。

3: エーテル臭がある。

4: 沸点は酸素より低い。

5: ガス残量はボンベ内圧から分かる。

ME2第29回午後:第19問

医療ガスボンベについて誤っているのはどれか。

1: 酸素の最高充填圧は15MPaである。

2: 二酸化炭素は気体の状態で充填されている。

3: 亜酸化窒素は液体の状態で充填されている。

4: 窒素は気体の状態で充填されている。

5: 亜酸化窒素の残量は重さから知る。

国試第19回午後:第45問

誤っているのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 動脈血二酸化炭素分圧は換気の指標である。

b: 呼気終末二酸化炭素分圧は動脈血二酸化炭素分圧に近似する。

c: 赤外線吸光法は呼気ガス中の二酸化炭素側定法の一つである。

d: サイドストリーム法では、毎分1~2Lの呼吸ガスがサンプリングされる。

e: 二酸化炭素呼出開始時点が呼気開始に一致する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午後:第72問

酸素解離曲線で誤っているのはどれか。

1: アシドーシスでは解離曲線は右方偏位する。

2: 2、3-DPGの増加は解離曲線を右方偏位させる。

3: 低体温では解離曲線は右方偏位する。

4: 高体温では同じ酸素分圧でも飽和度は低下する。

5: 低二酸化炭素血症では解離曲線は左方偏位する。

ME2第37回午後:第38問

麻酔器の始業点検で誤っているのはどれか。

1: 酸素フラッシュで2L/分流れることを確認した。

2: 酸素流量をゼロにすると亜酸化窒素が遮断されることを確認した。

3: 酸素濃度計が空気で21%になることを確認した。

4: テスト肺を外すと低圧アラームが作動することを確認した。

5: 捕助酸素ボンベの内圧が10kgf/cm2(981kPa)以上であることを確認した。

国試第7回午後:第34問

適切な換気の指標として正しいのはどれか。

a: PaCO2

b: PaO2

c: 吸気酸素濃度

d: 平均気道内圧

e: 呼気終末二酸化炭素分圧

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午後:第64問

高気圧酸素治療の生体に対する効果で誤っているのはどれか。

a: 酸素毒性の発現

b: 溶存酸素の増加

c: 結合酸素の増加

d: 二酸化炭素の溶解促進

e: 不活性ガスの排出

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第46問

正しいのはどれか。

a: 換気ガス流量は差圧トランスデューサを用いて測定できる。

b: 機能的残気量はスパイロメトリーで測定できる。

c: パルスオキシメータはガラス管に密封された標準血液で校正する。

d: 残気量はスパイロメトリーで測定できる。

e: カプノメーターは換気のモニターとして有用である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第53問

呼吸モニタについて正しいのはどれか。

a: 流量はローリングシール型流量計によって測定される。

b: 二酸化炭素濃度は赤外線分析計で測定される。

c: 圧力センサには静電容量変化を検出するものがある。

d: コンプライアンスは、体積と圧力とによって求めることができる。

e: 生理学的死腔率は呼吸モニタの一次情報である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e