脳波計の内部雑音の点検について正しいのはどれか。
1: 入力端子を短絡して測定した。
2: フィルタ帯域を0.5~30Hzに設定した。
3: サンプリング周波数を60Hzに設定した。
4: 脳波計の感度を標準感度に設定した。
5: Ag-AgCl電極を使用して行った。
脳波計測について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)
1: 脳波計の入カインピーダンスは10kΩ程度である。
2: 標準感度は50μV/5mmである。
3: 商用交流からの静電誘導は雑音の原因となる。
4: 移動平均法は筋電図の除去に利用される。
5: 導出電極は円板状皿電極が用いられる。
心電計の保守点検で適切でないのはどれか。
1: 3P電源コードと機器本体との接触状態の確認
2: 誘導コードと電極の接触状態の確認
3: 電極使用後の表面研磨
4: 感度毎の波形の確認
5: 疑似波形の記録
電気メスについて正しいのはどれか。
a: 心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する。
b: 切開には連続波を使用する。
c: 高酸素環境下ではバイポーラ方式を使用する。
d: 対極板はできるだけ血流の少ない部位に装着する。
e: 負荷抵抗は20kΩで設計されている。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
除細動器について誤っているのはどれか。
a: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置が必要である。
b: 体外通電の電圧は数千Vの高電圧である。
c: 通電時間は数ミリ秒と短時間である。
d: 体外通電では電極を約5g程度の力で胸壁に押し付ける。
e: 回路内のコイルはコンデンサの充電時間を短縮する。
正しいのはどれか。
a: 心音、心雑音の周波数は20Hz~1kHz程度である。
b: 心音計では、低域、高域、中域、聴覚疑似の心音フィルタが用いられる。
c: 脈波伝搬速度は動脈硬化などの影響を受ける。
d: 指尖容積脈波計は少なくとも心音計の周波数特性以上のものが必要である。
e: 頸動脈波は心拍出量を計測するために用いられる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
心電図テレメータについて誤っているのはどれか。
1: UHF帯の電波を利用している。
2: 心電図信号は受信機でAD変換される。
3: 送信機に使用するアルカリ乾電池の寿命は1週間程度である。
4: 3電極のうち2電極に患者測定電流を流して呼吸をモニタすることが多い。
5: A型の送信機の出力は1mW以下である。
脳波計について誤っているのはどれか。
1: 周波数特性は0.5~70Hzである。
2: 同相弁別比は60dB以上必要である。
3: 増幅度は100dB以上必要である。
4: 入力インピーダンスは50kΩである。
5: 標準紙送り速度は毎秒3cmである
心電計の校正電圧を記録したところ、図のような波形が得られた。異常と思われるのはどれか。
1: 同相除去比
2: 増幅感度
3: 時定数
4: 入力インピーダンス
5: 出力インピーダンス
a: 2.4GHzの電磁波は非電離放射線である。
b: 携帯電話で使用される周波数は約500 kHzである。
c: 小電力医用テレメータは出力が規定値以内であれば任意の周波数を用いてよい。
d: 心電計に電磁障害が起きると患者測定電流が増加する。
e: 電気メス使用時は心臓ペースメーカを固定レートにする。
心電図用テレメータの送信機について誤っているのはどれか。
1: 2 GHz 帯の周波数が用いられる。
2: A 型のチャネル(中心周波数)の間隔は12.5 kHz である。
3: B 型はA 型よりも占有周波数帯域幅が広い。
4: チャネル番号は4 桁の数字で区別される。
5: A ?D 型の空中線電力は1 mW 以下である。
ペースメーカについて正しいのはどれか。
1: 刺激パルスは正弦波交流である。
2: 刺激パルス電圧は1mV程度である。
3: 刺激電極は大動脈基部に留置する。
4: ペースメーカ本体の植込みは通常腹腔内である。
5: 刺激電極は自己心拍を検出する役目もある。
心電図テレメータで心電図波形の振幅が非常に小さく表示された。原因として考えられないのはどれか。
1: 送信機の電池が消耗している。
2: 感度設定が低すぎる。
3: 誘導位置が不適切である。
4: 電極が外れかかっている。
5: 電極のゲルが乾燥している。
心電図検査室での心電計の取扱いについて誤っているのはどれか。
1: 記録紙は感熱紙を使用する。
2: 患者にアース線を接続する。
3: 金属ベッドを接地する。
4: 誘導コードと電源コードを離す。
5: 商用交流雑音が混入する場合はハムフィルタをオンにする。
a: His束心電図は標準四肢誘導で計測できる。
b: 心電計のアース線はできるだけ細いものがよい。
c: 心電図のR波の波高は通常100μV以下である。
d: 心電図を長時間記録するにはホルタ心電計が適している。
e: 心電図の波形の1周期は心臓の1回の拍動に対応している。
図は標準紙送り速度での心電図波形である。測定感度は標準感度の何倍か。
1: $1/4$
2: $1/2$
3: 1
4: 2
5: 4
脳波計の性能点検をした。基準を満たしていないのはどれか。
1: 入力換算雑音は10μVppであった。
2: 入力インピーダンスは10MΩであった。
3: 同相弁別比は100dBであった。
4: 低域遮断周波数は0.5Hzであった。
5: 最大感度は5mm/10μVであった。
心電計について正しいのはどれか。
a: 増幅器の高域遮断周波数が低すぎるとR波の立ち上がりが鋭くなる。
b: 心電図テレメータは患者漏れ電流に対する安全性の上で有利である。
c: 心電図のQRS波は心室筋の脱分極過程に対応している。
d: 電極にはぺーストを十分につけるのがよい。
e: ホルター型心電計は除細動器と併用するのに適した心電計である。
心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。
a: 体外式ペースメーカは頻脈性不整脈の治療に使用する。
b: 植込み式ペースメーカの出力などのパラメータは体外から変更できない。
c: VVIペースメーカでは自己心拍により刺激発生が抑制される。
d: パルス振幅は約5V、パルス幅は約1msである。
e: リチウム電池の寿命は約2年である。
2相性除細動器について正しいのはどれか。
1: 出力の片側は接地されている。
2: 放電回路にインダクタが挿入されている。
3: 出力パルス幅は約50msである。
4: 出力波形の観測には50Ωの負荷抵抗を用いる。
5: 心房細動には使用できない。
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