ME機器の保守点検で誤っているのはどれか。
1: 始業点検で最も重要なのは接地漏れ電流の測定および出力波形の観測である。
2: 終業点検では患者の状態に異常がないか確認した後、機器の基本的な作動点検を行い始業前の状態に戻す。
3: 故障点検ではまず取扱い上の誤りか、機器本体の故障かを判定する。
4: 使用中の故障点検は医師による患者の安全確保のもとに行う。
5: 点検はその内容によっては、他の機器の破壊や不良動作の原因になる。
医用電気機器の電気的安全性点検方法について正しいのはどれか。
a: 電源プラグの電源受刃と機器外装との間の絶縁抵抗が1kΩ以上であれば正常と判定する。
b: クランプ式電流系で消費電流を測定するには電源コードを検出部に直接挟む。
c: 3Pプラグ機器アースピンと機器金属ケースとの間の抵抗は0.2Ω以下でなければならない。
d: 漏れ電流計測では電源極性を変えて大きい方をその機器の漏れ電流とする。
e: 漏れ電流計測機器の人体の模擬抵抗は10kΩである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
機器使用後の一般的な終業点検項目に含まれないのはどれか。
1: コード類などの傷や凹凸の確認
2: 校正電圧の確認
3: 液晶パネル面の輝度の確認
4: 患者の状態の観察
5: 出力エネルギーの測定
超音波診断装置の保守点検について誤っているのはどれか。
1: バッテリーの充電
2: 液晶パネルの拭き取り清掃
3: 探触子の高圧蒸気滅菌
4: 記録用紙の補給
5: 業者委託の場合はデータ消去