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第4回国試午後45問の類似問題

国試第2回午前:第31問

正しいのはどれか。

1:正常では、糸球体濾液の組成は血漿の組成に等しい。
2:遠位尿細管の作用は管腔への物質の分泌のみである。
3:腎動脈狭窄が起きると、レニンーアンジオテンシン系が抑制される。
4:浮腫のみられる疾病の一つに、ネフローゼ症候群がある。
5:血液透析法における外シャントは、表在性静脈間のバイパスのことである。

ME2第30回午後:第48問

血液透析に使用される水処理装置の定期点検項目として不適切なのはどれか。

1:細菌培養
2:エンドトキシン
3:残留塩素濃度
4:イオン交換樹脂
5:二酸化炭素吸収剤

国試第15回午後:第58問

透析療法における物理化学的原理で誤っているのはどれか。

1:拡散は溶質の濃度差を推進力とする。
2:濾過は膜間圧力差を推進力とする。
3:吸着は溶質と膜材質との相互作用による。
4:半透膜はその孔径によって溶質分子をふるい分ける。
5:溶質分子量が大きいほど拡散速度は大きい。

国試第32回午後:第75問

血液透析(HD)、血液濾過(HF)、血液透析濾過(HDF)の特徴として誤っているのはどれか。

1:HDはHDFに比べ、大分子溶質の除去に優れる。
2:HDはHFに比べ、小分子溶質の除去に優れる。
3:後希釈法HFの補充液流量は血流量(QB)に依存する。
4:前希釈法HDFでは大量液置換が可能である。
5:オンラインHDFでは清浄化した透析液を置換液として利用する。

国試第20回午後:第62問

水処理システムにおける各装置とその目的との組合せで正しいのはどれか。(人工腎臓装置)

a:マイクロフィルタ(プレフィルタ) 懸濁粒子の除去
b:軟水化装置 金属イオンの除去
c:活性炭吸着装置 塩素の除去
d:逆浸透水タンク 非金属イオンの除去
e:紫外線殺菌灯 エンドトキシンの除去
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第59問

誤っているのはどれか。(人工腎臓装置)

1:中分子量尿毒症原因物質とは分子量200~5,000の領域の物質をいう。
2:β2ミクログロブリンは低分子量尿毒症原因物質に属する。
3:尿素は腎機能低下に伴い血中に蓄積する。
4:血液透析濾過は血液透析より中分子量物質除去機能が優れている。
5:低効率血液透析は、高効率血液透析より不均衡症候群が少ない。

国試第35回午後:第77問

透析量表寸尿素の治療指標上礼加。 

1:除去率 
2:Kt/V 
3:週平均濃度(TAC) 
4:夕夕異化率(PCR) 
5:除去量 

ME2第32回午後:第46問

血液透析施行中、常時監視すべき項目はどれか。

1:抗凝固剤の濃度
2:静脈側の回路内圧
3:透析液のエンドトキシン濃度
4:透析液の粘度
5:消毒剤の残量

国試第9回午後:第61問

血液透析液中のアルカリ化剤として用いられるのはどれか。

a:乳酸塩
b:クエン酸塩
c:酢酸塩
d:重炭酸塩
e:シュウ(蓚)酸塩
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第63問

血液透析液中のアルカリ化剤として用いられるのはどれか。

a:乳酸塩
b:クエン酸塩
c:酢酸塩
d:重炭酸塩
e:シュウ(蓚)酸塩
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第82問

生体内の物質移動について正しいのはどれか。(生体物性材料工学)

1:血液から組織への酸素の移動は能動輸送による。
2:体温が低下するとヘモグロビンから組織への酸素移動は減少する。
3:静止状態で細胞内から細胞外へのナトリウムイオンの移動は拡散による。
4:血液の浸透圧が上昇すると水分は血管外に漏出しやすくなる。
5:糸球体濾液中の水分は大部分が遠位尿細管で再吸収される。

国試第21回午後:第65問

透析のモニタリングについて正しいのはどれか。

a:透析液濃度は電導度で測定する。
b:スケルーベッドを除水速度の計測に用いる。
c:透析器の漏血の検出には紫外線の減衰率を用いる。
d:透析液の温度測定は1か所で行う。
e:コンソールには自動血圧計を組み込まなければならない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第57問

血液透析器の性能指標で誤っているのはどれか。

1:クリアランス
2:限外濾過率
3:総括物質移動係数
4:KT/V
5:ふるい係数

国試第14回午後:第47問

血液透析液組成として正しい組合せはどれか。

1:カリウム―――――2.5mEq/l
2:リン―――――――5.0mg/dl
3:マグネシウム―――4.0mEq/l
4:酢酸―――――――0.5mEq/l
5:ブドウ糖―――――400mg/dl

国試第8回午後:第66問

120lの透析液のカルシウムイオン濃度を1mEq / l上げるのに必要な塩化カルシウム・二水塩(CaCl2・2H2O)はどれか。ただし、CaCl2の電離度は1とし、カルシウムと塩素の原子量はそれぞれ40と35.5とする。

1:6.7g
2:7.4g
3:8.8g
4:13.3g
5:17.6g

国試第24回午後:第78問

不均衡症候群の対処法として誤っているのはどれか。(生体機能代行装置学)

1:血液流量を低く設定する。
2:マニトールを点滴する。
3:短時間頻回透析を行う。
4:低ナトリウム透析液を使用する。
5:小面積のダイアライザを使用する。

国試第20回午後:第63問

透析液供給装置および透析装置(コンソール)の監視制御項目はどれか。(人工腎臓装置)

a:エンドトキシン濃度
b:酸素飽和度
c:透析液圧
d:漏 血
e:除 水
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午後:第65問

標準的な連続的腹膜透析(CAPD)について正しいのはどれか。

a:アルカリ化剤として乳酸塩が用いられる。
b:浸透圧調節物質としてグルコースが用いられる。
c:透析液パッグ交換時に滅菌(殺菌)システムが用いられる。
d:抗凝固剤としてへパリンが用いられる。
e:アクセスとして内シャントが用いられる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午後:第78問

透析療法の合併症で正しいのはどれか。

1:消化管出血があるときはヘパリンを使用する。
2:感染症は透析患者の死亡原因の第1位である。
3:アルカローシスでは高カルシウム血症の発生頻度が高まる。
4:高血圧の大部分はレニン依存性である。
5:体液過剰が続くと心不全の発生頻度が高まる。

国試第31回午後:第72問

慢性腎不全による維持透析患者における人工心肺管理で正しいのはどれか。

1:無輸血体外循環が容易で ある。
2:血清カリウム値は高めになるよう補正する。
3:灌流圧は高めになる場合が多い。
4:利尿薬を大量に用い自尿の確保に努める。
5:術中透析施行中はその流量分だけ灌流量を増やす。