第4回国試午後45問の類似問題

国試第3回午後:第44問

正しいのはどれか。

a: 限外濾過量は溶質のクリアランスと関係ない。

b: 溶質のクリアランスは血流量を超えない。

c: 同一ダイアライザを用いる場合、血流量の増加はクリアランスを増加させる。

d: 透析液圧は限外濾過圧に関係しない。

e: 除水量は血液量に比例して減少する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第47問

血液浄化について誤っているのはどれか。

1: 血流量と透析液流量および透析液中の当該物質の濃度が判明していればクリアランス値は算出できる。

2: クリアランス値は常に血流量(ml/min)以下である。

3: 限外濾過量を増加させればクリアランス値は増加する。

4: 血液濾過でふるい係数が1の物質のクリアランス値は1分間に濾過された量と同じである。

5: 透析液再循環方式では時間の経過とともにダイアライザのクリアランス値は低下する。

国試第7回午後:第49問

血液透析液について正しいのはどれか。

a: アルカリ化剤には乳酸塩を用いる。

b: Na濃度は130~140mEq/lである。

c: K濃度は2mEq/lである。

d: Ca濃度は2.5~3.5mEq/lである。

e: Mg濃度は3.0~4.5mEq/lである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第77問

血液透析を次の条件で施行した。血流量200mL/min透析液流量500mL/min限外濾過流量 10mL/minこのとき、動脈側尿素窒素濃度は100mg/dL透析液出口尿素窒素濃度は30mg/dLだった。この透析器の尿素クリアランス[mL/min]はどれか。

1: 123

2: 133

3: 143

4: 153

5: 166

国試第9回午後:第55問

体外循環中の血液希釈について誤っているのはどれか。

1: 使用する血液量の節減に役立つ。

2: 血液の酸素運搬能は低下する。

3: 末梢血液循環を円滑にする。

4: 常温下ではへマトクリット値を20~25%にする。

5: 血液粘度を上昇させる。

国試第20回午前:第32問

慢性腎不全について正しいのはどれか。(腎臓・泌尿器学)

1: 慢性透析患者数は年々減少している。

2: 透析患者は除水されるために多血症を呈する。

3: 透析合併症として二次性副甲状腺機能亢進症がある。

4: 透析患者は低リン血症を呈する。

5: 透析患者は低タンパク食を摂取し続けなければならない。

国試第30回午前:第88問

生体内における物質の移動に関わる現象で誤っている組合せはどれか。

1: 腎糸球体での物質移動 ----------------- 拡散

2: 腎における水分の再吸収 --------------- 浸透

3: 毛細血管壁から血管外への水分移動 ----- 濾過

4: 興奮性膜の脱分極 --------------------- イオン流

5: 細胞内から細胞外への Na+ の移動 ------- 能動輸送

国試第31回午後:第72問

慢性腎不全による維持透析患者における人工心肺管理で正しいのはどれか。

1: 無輸血体外循環が容易で ある。

2: 血清カリウム値は高めになるよう補正する。

3: 灌流圧は高めになる場合が多い。

4: 利尿薬を大量に用い自尿の確保に努める。

5: 術中透析施行中はその流量分だけ灌流量を増やす。

ME2第33回午後:第16問

透析用水作成のための水処理法とその目的との組合せで誤っているのはどれか。

1: プレフィルタ -- 懸濁粒子の除去

2: イオン交換 -- ナトリウムの除去

3: 活性炭吸着 -- クロラミンの除去

4: 限外濾過 -- 細菌の除去

5: 逆浸透 -- クロールの除去

国試第30回午前:第74問

血液透析によって体内に補給されるのはどれか。

1: 尿素

2: カリウム

3: ビタミンD

4: 重炭酸

5: レニン

国試第19回午後:第60問

透析液希釈水を作るときの水処理法はどれか。(人工腎臓装置)

a: 透 析

b: 気泡分離

c: イオン交換

d: 吸 着

e: 逆浸透

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午前:第88問

生体における物質輸送で能動輸送がみられるのはどれか。

a: 尿細管におけるナトリウムイオンの移動

b: 小腸におけるグルコースの移動

c: 血液から肺胞への二酸化炭素の移動

d: 血液から組織への酸素の移動

e: 肺胞から血液への酸素の移動

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第43問

透析液について正しいのはどれか。

a: 高ナトリウム液では口渇感を訴える。

b: カリウム濃度は6.0mEq/L以上にする。

c: 無糖液は酢酸不耐症を起こす。

d: アルカリ化剤にはリン酸を用いる。

e: 低カルシウム液は上皮小体亢進症を起こす。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第75問

ダイアライザで正しいのはどれか。

1: 限外濾過率は透水性を表す指標である。

2: クリアランスは血流量の影響を受けない。

3: ふるい係数が大きい溶質は膜透過しにくい。

4: 透析液は中空糸束の中心部ほど流れやすい。

5: 膜面積が大きいと不均衡症候群は起きにくい。

国試第31回午後:第7問

体液調節に関わる物質の作用で正しいのはどれか。

a: レニンは血中アンギオテンシンを減少させる。

b: アンギオテンシンIIは細動脈を拡張させる。

c: アルドステロンはNa+の再吸収を促進する。

d: バソプレッシンは水の再吸収を促進する。

e: 心房性ナトリウム利尿ペプチドは水の再吸収を抑制する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第45問

正しいのはどれか。

a: 血液濾過では急激な除水により不均衡症状が起こりやすい。

b: ある溶質のふるい計数が1である血液濾過器では、その溶質はまったく除去できない。

c: 血液濾過では後希釈法が現在広く用いられている。

d: ふるい計数0.5の溶質の血液濾過によるクリアランスは同一時間内の濾液量を超えない。

e: ECUMは血液濾過透析法の別名である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第61問

血液透析液中のアルカリ化剤として用いられるのはどれか。

a: 乳酸塩

b: クエン酸塩

c: 酢酸塩

d: 重炭酸塩

e: シュウ(蓚)酸塩

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第63問

血液透析液中のアルカリ化剤として用いられるのはどれか。

a: 乳酸塩

b: クエン酸塩

c: 酢酸塩

d: 重炭酸塩

e: シュウ(蓚)酸塩

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第79問

維持血液透析における尿素のKt/Vについて誤っているのはどれか。

1: 透析量を表す。

2: 1.2以上が推奨されている。

3: 蛋白異化率に比例する。

4: 生命予後規定因子である。

5: 無次元数である。

国試第33回午前:第75問

血液透析用の透析液に含まれる成分はどれか。

a: カルシウム

b: カリウム

c: アルブミン

d: イコデキストリン

e: リ ン

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e