超音波診断装置について正しいのはどれか。
a: 生体中の超音波の反射や散乱を利用して情報を得ている。
b: 超音波に鋭い指向性を持たせるには振動子は小さくするのがよい。
c: 走査をする目的は体への悪影響を防ぐためである。
d: Bモードは肝腫瘍の診断に適している。
e: ドップラー法において血流方向を超音波ビームの軸方向とのなす角度が小さい方が感度が高い。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
各種エネルギーの安全限界について正しいのはどれか。
1: 皮膚に対する熱作用では高周波電磁波の方が超音波より低い。
2: 生殖細胞に障害を起こす超音波は0.01W/cm2である。
3: 熱傷を起こす温度は42°Cである。
4: 眼障害を起こす高周波電磁波は0.1W/cm2である。
5: ミクロショックを起こす低周波電流は10mAである。
エネルギーの人体への作用について正しいのはどれか。
1: 400nm以下の波長の光を長時間浴びても障害を生じない。
2: 常伝導磁石による静磁場に30分間爆露されると発熱による障害を生じる。
3: 加熱作用を生じる超音波の強さはキャビテーションを生じるそれよりも大きい。
4: 温熱療法(ハイパーサーミア)では42.5°C以上で細胞致死効果が急激に高まる。
5: 細胞分裂が盛んな組織ほど放射線感受性は低い。