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第35回ME2午後31問の類似問題

国試第4回午後:第52問

血液透析開始3時間後に静脈回路内圧に上昇がみられた。原因として考えられるのはどれか。

a:血液ポンプの送血不良
b:動脈回路の狭窄による血流不良
c:ヘパリン注入ポンプの作動不良による中空糸の閉塞
d:静脈留置針の位置異常による血流不良
e:静脈側ドリップチャンバ内での凝血による血流不良。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午後:第52問

貯血槽について誤っているものはどれか。

1:循環血液量のバランスコントロールの役割を持つ。
2:脱血カニューレから吸引した気泡を除去する。
3:貯血量の低下は送血回路への気泡混入の危険を招く。
4:体外循環中の貯血量は一定である。
5:薬液の注入にも用いられる。

ME2第38回午前:第50問

頸動脈超音波検査で誤っているのはどれか。

1:3.5MHzのリニアプローブを用いる。
2:内頚動脈などの血管径の計測ができる。
3:超音波ドプラ法では血流速度が得られる。
4:カラードプラ法では血流方向の検出ができる。
5:組織ハーモニックイメージングは高調波を用いる。

国試第36回午後:第75問

血液透析施行中、常時監視すべき項目はどれか。 

a:血漿浸透圧 
b:気泡 
c:漏血 
d:透析液圧 
e:透析液エンドトキシン濃度 
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午前:第55問

血管内圧は静圧(側圧)、静水圧、動圧の3つの圧力の総和で表される。カフを用いた非観血測定法はどの圧力を測定しているか。

1:静 圧
2:静水圧
3:動 圧
4:静圧+動圧
5:静水圧+動圧

国試第38回午後:第28問

心拍出量の測定について誤っているのはどれか。

1:Fick法では動静脈血酸素含有較差を利用する。
2:色素希釈法では指示薬としてインドシアニングリーンを用いる。
3:単回の熱希釈法では冷却した指示薬を右房に注入する。
4:熱希釈法を利用して連続心拍出量を測定できる。
5:動脈圧波形解析法ではサーモダイリューションカテーテルを用いる。

国試第15回午前:第60問

ドップラー診断装置について正しいのはどれか。

a:連続波ドップラーではカラードップラー断層像を作ることができない。
b:連続波ドップラーでは測定できる血流速度に上限がある。
c:パルス波ドップラーではエイリアシングが出現しない。
d:計測できる深度はパルス繰り返し周期によって制限される。
e:カラードップラーでは血流の相対速度の分布を色で表示する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第36回午後:第30問

IABPについて正しいのはどれか。

1:駆動ガスは炭酸ガスを用いる。
2:観血式血圧モニタは不要である。
3:不整脈のある患者には使用できない。
4:電気メスの使用中は血圧同期に切り替える。
5:患者搬送中は使用できない。

国試第10回午後:第51問

人工心肺操作中のモニタリング項目として適切でないのはどれか。

1:心電図
2:動脈圧
3:中心静脈圧
4:尿量
5:筋電図

国試第11回午前:第63問

正しい組合せはどれか。

a:酸素分圧 ――- ポリプロピレン膜 ――― ポーラログラフィ
b:血圧 ――――- カテーテル ――― ストレインゲージ
c:心拍出量 ――- 造影剤 ―― インピーダンスプレチスモグラフィ
d:ヘマトクリッ ト -- ISFET ―――― バイオセンサ
e:酵素活性 ――-蛍光 ――――― 分光光度計
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第39問

食道挿管の発見に最も有用なのはどれか。

1:パルスオキシメータ
2:カプノメータ
3:換気量計
4:血圧計
5:心電図モニタ

国試第14回午後:第57問

体外循環用ローラポンプについて誤っているのほどれか。

a:圧閉度を完全圧閉にして用いる。
b:圧閉度試験では2mの水位に対する漏れ流量を計測する。
c:不完全圧閉は逆流の原因となる。
d:心臓手術のためには2台以上のポンプが必要である。
e:拍動流ポンプとして使用することも可能である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第25問

経皮的冠動脈インターベンション(PCI)について誤っているのはどれか。

1:対象は虚血性心疾患である。
2:バルーンの拡張にはヘリウムガスを用いる。
3:冠動脈内狭窄部位を10気圧前後で加圧する。
4:術中の心電図モニタリングとしてカーボン電極を用いる。
5:再狭窄防止のためのステントを留置する。

国試第35回午前:第76問

血液透析の標準的回路構成として誤っているのはどれか。 

1:生理食塩液の注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。 
2:抗凝固薬注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。 
3:ダイアライザ内血液と透析液が向流(平行かつ反対向き)になるよう接続した。 
4:静脈側ドリップチャンバから圧ラインを確保した。 
5:気泡検知器を静脈側ドリップチャンバ下流側に設置した。 

国試第33回午後:第74問

成人男性の人工心肺完全体外循環中のトラブルやその対応について正しいのはどれか。

1:貯血槽が完全に空にならなくても空気の誤送が生じ得る。
2:動脈解離発生時には送血流量を増やし続行する。
3:脱血不良時には脱血カニューレをより深く挿入する。
4:人工肺内血栓形成時にはヘパリンの追加投与を行う。
5:脱血回路に持続的に微小気泡が引けてくる場合は直ちに送血を停止する。

国試第34回午前:第65問

カプノメータについて誤っているのはどれか。

1:肺胞死腔があると呼気終末二酸化炭素分圧は上昇する。
2:二酸化炭素の赤外線吸収を応用している。
3:呼吸ガスの二酸化炭素分圧を測定する。
4:メインストリーム方式ではアダプタの死腔が大きい。
5:カプノグラムでの波形低下は回路のリークを示唆する。

国試第38回午後:第76問

バスキュラーアクセスの造設に外科手術が必要でないのはどれか。

1:自己血管内シャント
2:人工血管内シャント
3:表在化動脈(動脈表在化)
4:カフ型カテーテル
5:非カフ型カテーテル

国試第10回午後:第57問

正しいのはどれか。

a:ブラッドアクセス用のグラフトとしてはe‐PTFEが頻用されている。
b:内シャントでは短いカニューレを体内に留置する。
c:標準的内シャントとしては撓骨動脈と尺側皮静脈との短絡が用いられる。
d:動脈表在化は心臓に対する負担が大きい。
e:単針透析では血流と同方向に穿刺する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午後:第77問

バスキュラーアクセスで正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a:第一選択は人工血管を用いた内シャントである。
b:動脈表在化は心不全患者に用いられる。
c:スチール症候群ではシャントによって末梢循環障害を生じる。
d:シャント動静脈瘤は石灰化するので手術適応はない。
e:カフ付きトンネルカテーテルによって感染は防止される。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午後:第78問

血液透析監視装置が漏血を検出した際の対処法で誤っているのはどれか。

1:膜の破損によるリークがないか調べる。
2:透析液の流量が正しいか確認する。
3:脱血不良が起きていないか確認する。
4:漏血の検知器が正しく動作しているか調べる。
5:目視で確認できない場合は試験紙で判断する。