成人と比べた幼児の特徴で誤っているのはどれか。
1: 心拍数が多い。
2: 呼吸数が多い。
3: 体表面積における下肢の占める割合が大きい。
4: 体重に占める水分の割合が大きい。
5: 体重あたりの酸素消費量が多い。
成人と比べたときの小児の特徴で誤っているのはどれか。
2: 体表面積における下肢の占める割合が大きい。
3: 血中IgG濃度が低い。
4: 体重あたりの酸素消費量が多い。
5: 肺のコンプライアンスが大きい。
成人と比較したときの小児について誤っているのはどれか。
1: 基礎代謝が低い。
2: 心拍数が多い。
3: 体温が高い。
4: 体重当たりの水分量が多い。
5: 骨端線がレントゲンで確認できる。
成人より小児で少ない(低い)のはどれか。
1: 呼吸数
2: 心拍数
3: 血 圧
4: 体重あたりの酸素消費量
5: 体重に占める水分量
人体の水の重量比について正しいのはどれか。
1: 小児は成人より小さい。
2: 成人女性では約75%である。
3: 成人男性は成人女性より大きい。
4: 体重に比例する。
5: 体脂肪が多いほど大きい。
生体の熱特性で正しいのはどれか。
a: 脂肪は筋より熱を伝えやすい。
b: 熱の放散は主に呼吸で起こる。
c: 乳児の体重当たりの放熱量は成人に比べて小さい。
d: 成人は安静時でも100W程度の熱を発生している。
e: 人体組織内の熱運搬のほとんどは血液の循環による。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
乳幼児の人工心肺を用いた体外循環で成人と比較して正しいのはどれか。
a: 無輸血体外循環が容易である。
b: 体重1 kg 当たりの適正灌流量が少ない。
c: 目標灌流圧が低い。
d: 体液バランスの不均衡が生じやすい。
e: 急速な冷却が望ましい。
体液について正しいのはどれか。
1: 成人男性の水分量は体重の約60%である。
2: 体重あたりの水分量は成人のほうが乳幼児よりも多い。
3: 体液の約30%は細胞内にある。
4: Na+の濃度は細胞内のほうが細胞外よりも高い。
5: 血漿タンパク質は毛細血管を通過できる。
乳児の人工心肺を用いた体外循環で成人と比較して正しいのはどれか。
a: 無血充填時の希釈率が高くなる。
b: 体表面積当たりの至適潅流量が多い。
c: 至適潅流圧が高い。
d: 無輸血体外循環が容易である。
e: 水分バランスの管理が容易である。
体温およびその調節について誤っているのはどれか。
1: 腋窩温は直腸温よりも低い。
2: 体温は午前2時~6時が最も低い。
3: 小児では成人より外気温の影響を受けやすい。
4: 発汗による体温調節は気化熱による。
5: 主な熱産生臓器は心臓である。