第12回国試午後65問の類似問題

国試第18回午後:第66問

血漿吸着療法および血液吸着療法の適応と使用吸着剤との組合せで正しいのはどれか。(血液浄化装置)

a: 透析アミロイドーシス 活性炭

b: 重症敗血症 ポリミキシンB固定化線維

c: 巣状糸球体硬化症 キストラン硫酸固定化セルロースビーズ

d: 潰瘍性大腸炎 ポリエチレンテレフタレート

e: 薬物中毒 ヘキサデシル基固定化セルロースビーズ

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午後:第60問

直接血液吸着(灌流)療法に用いられる吸着材はどれか。

a: 多孔質シリカ

b: 活性炭

c: ポリミキシンB固定化線維

d: ヘキサデシル基固定化セルロースビーズ

e: デキストラン硫酸固定化セルロースビーズ

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午後:第78問

吸着材とその適応疾患との組合せで正しいのはどれか。

a: 石油ピッチ系活性炭 薬物中毒

b: ポリミキシンB 透析アミロイド症

c: ヘキサデシル基 敗血症

d: デキストラン硫酸 潰瘍性大腸炎

e: トリプトファン ギラン・バレー症候群

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午後:第79問

患者血液をカラムに直接灌流する治療はどれか。 

a: 石油ピッチ系活性炭を用いた薬物吸着 

b: ポリミキシンBを用いたエンドトキシン吸着 

c: トリプトファンを用いた抗アセチルコリンレセプタ抗体吸着 

d: デキストラン硫酸を用いたLDL吸着 

e: 酢酸セルロースビーズを用いた顆粒球除去 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午後:第65問

治療に用いられる組合せとして正しいのはどれか。

a: 血漿交換療法 ――――――― FFP

b: 二重膜濾過法 ――――――― 血漿分画器

c: LDL吸着法 ――――-ポリミキシンB固定化線維

d: 血液吸着 ――――- 重症筋無力症

e: エントトキシン吸着法 ――― 活性炭カラム

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第49問

治療技術と対象疾患との組合せで正しいのはどれか。

a: LDL吸着 ―――――――----------------― 潰瘍性大腸炎

b: 免疫吸着 ――――――――---------------- 多発性骨髄腫

c: 二重膜濾過血漿交換 ―――--------------- 家族性高脂血症

d: ポリミキシンB固定化ファイバを用いた直接血液吸着―― エンドトキシン血症

e: 酢酸セルロース顆粒球吸着ビーズを用いた直接血液吸着―――― 重症筋無力症

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第43問

血液浄化法について正しいのはどれか。

a: 現在、我が国で行われている血液濾過は前希釈方式を用いている。

b: 血液濾過では中分子物質のクリアランスに比べ小分子物質のクリアランスは大きい。

c: 吸着法では血中コレステロールの除去はできない。

d: 血液吸着で用いられている活性炭では電解質、pHの調整はできない。

e: DFPPではアルブミンの回収ができる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第50問

正しいのはどれか。

a: 血液透析は小分子量物質の除去効率がよい。

b: 血漿交換法は免疫疾患の治療に用いられている。

c: 活性炭を用いる血液吸着は尿素の除去効率が悪い。

d: 腹膜潅流用の透析液の浸透圧は血液透析液のそれより低い。

e: 血液濾過は不均衡症状を起こしやすい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第59問

血液浄化療法について誤っているのはどれか。

1: 連続的腹膜透析は低分子量物質の除去能に優れている。

2: 血液濾過法は血液透析に比べて不均衡症侯群の発症は少ない。

3: 血液吸着療法は薬物の除去に有効である。

4: 血漿交換には中空糸型濾過器が最も多く用いられている。

5: 血漿交換療法は自己免疫疾患の治療に適用される。

国試第35回午前:第77問

重症の出血性病変を有する患者に対する血液浄化療法で使用される抗凝固薬はどれか。 

1: 非分画ヘパリン 

2: 低分子量へパリン 

3: クエン酸ナトリウム 

4: ナファモスタットメシル酸塩 

5: アルガトロバン 

国試第7回午後:第45問

適切な組合せはどれか。

a: 直接血液灌流法(血液吸着) ―――――---- 薬物中毒

b: 血液濾過法 ―――――――――――――-- 緑内障

c: CAVH(持続血液濾過法) ―――――------- 多臓器障害

d: ECUM(体外限外濾過法) ――-------――― 肥満

e: DFPP(二重濾過血漿分離法) ―------------二次性上皮小体(副甲状腺)機能亢進症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午前:第75問

血液浄化について正しい組合せはどれか。

a: 血漿吸着 全血から分離した血球成分を吸着器に潅流する。

b: 血液濾過 全血から逆浸透膜を用いて濾液を除去する。

c: 細胞分離 血液中の細胞成分を除去する。

d: 直接血液吸着 全血を直接吸着器に潅流する。

e: 血液透析 膠質浸透圧差を利用して除去する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午前:第56問

血液浄化療法について正しい組合せはどれか。

1: 拡 散:濃度差による溶媒の移動

2: 浸 透:濃度差による溶質の移動

3: 濾 過:圧力差による溶液の移動

4: 吸 着:圧力差による溶質の移動

5: 吸 収:物質間の親和力による物質の移動

国試第35回午前:第20問

血液透析療法の長期合併症治療に用いるのはどれか。 

a: ナファモスタットメシル酸塩 

b: 免疫抑制薬 

c: エリスロポエチン 

d: 活性型ビタミンD 

e: 副腎皮質ステロイド 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午前:第76問

血球成分除去療法の適応で正しいのはどれか。

1: エンドトキシン血症

2: 透析アミロイド症

3: 閉塞性動脈硬化症

4: 重症筋無力症

5: 潰瘍性大腸炎

国試第7回午後:第50問

血液浄化療法に用いられる原理で適切な組み合わせはどれか。

a: 拡散 ―――――― 溶質の可逆的な移動

b: 濾過 ―――――― 溶質の濃度差による推進力

c: 浸透 ―――――― 溶媒の移動

d: 吸着 ―――――― 吸着剤との親和力

e: 透析 ―――――― 半透膜を介した拡散分離操作

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午前:第75問

血液透析によって積極的に除去すべき血中の物質はどれか。 

a: クレアチニン 

b: 尿素 

c: b2-ミクログロブリン 

d: 重炭酸 

e: ヘモグロビン 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午後:第77問

血液浄化法に用いられる透析膜で誤っているのはどれか。

1: 酢酸セルロース膜は合成高分子膜に比べて蛋白が吸着しにくい。

2: ポリアクリロニトリル膜は、ACE 阻害薬を投与されている患者には禁忌である。

3: ポリメチルメタクリレート膜は非対称構造を有する。

4: ポリスルホン膜はポリビニルピロリドンを含む。

5: エチレンビニルアルコール膜は親水性である。

国試第3回午後:第41問

人工心肺による体外循環で用いる薬物について誤っている組合せはどれか。

1: 重炭酸ナトリウム液・・・・・・・・・・アルカローシスの補正

2: ヘパリンナトリウム・・・・・・・・・・・抗凝固薬

3: 硫酸プロタミン・・・・・・・・・・・・・・ヘパリンナトリウムの中和

4: ACD駅・・・・・・・・・・・・・・・・・・・抗凝固薬

5: リンゲル液・・・・・・・・・・・・・・・・・血液希釈

ME2第30回午後:第48問

血液透析に使用される水処理装置の定期点検項目として不適切なのはどれか。

1: 細菌培養

2: エンドトキシン

3: 残留塩素濃度

4: イオン交換樹脂

5: 二酸化炭素吸収剤