X線CT撮影について誤っているのはどれか。
1: 装置から発生する音はMRIよりも大きい。
2: 造影剤を使用して血管を強調する。
3: 手術ナビゲーションに用いられる。
4: 患者が動くと像が不鮮明になる。
5: 放射線防護対策が必要である。
MRI診断装置について誤っているのはどれか。
1: X線CTよりも検査時間が長い。
2: 血管像を得るためには造影剤が必要である。
3: 骨や空気による画像への影響がない。
4: X線CTよりも体動に弱い。
5: 検査前に補聴器をはずす。
診断用MRIについて正しいのはどれか。(生体計測装置学)
1: 生体への放射線防護対策が必要である.
2: 生体組織に含まれている窒素原子の分布を画像化している。
3: 磁気共鳴現象を起こすためにマイクロ波を照射する。
4: 血管撮影には造影剤を必要とする。
5: 静磁場を発生させるために超伝導磁石が用いられている。
頭部の画像診断で誤っているのはどれか。
1: X線CT検査は出血性疾患の描出に優れている。
2: MRIは急性期の虚血の診断に優れている。
3: DSAは血管走行異常の診断に優れている。
4: MRI検査は金属を装着した患者にも安全に実施できる。
5: MRIは任意の断面を撮像できる。
X線を使った診断機器について正しいのはどれか。
1: 単純撮影ではX線発生装置、X線検出器、患者の順に配置する。
2: 単純撮影ではX線量を増やしてもX線像の濃度は変わらない。
3: X線CTではX線量を増やすとCT値が高くなる。
4: X線管は真空管である。
5: 撮影対象が同じであればX線の被曝量は診断機器に依存しない。
X線CTについて正しいのはどれか。
1: MRIよりも軟部組織の描出に優れている。
2: 造影剤を用いずに血管像を描出できる。
3: 撮影時に放射線同位元素(RI)が必要である。
4: マルチスライスCTにより冠動脈の3D表示ができる。
5: 石灰化は描出できない。
臨床工学技士による医用機器管理業務で適切でないのはどれか。
1: 電気メスの購入に当たって性能に関する医師の要望をメーカに伝えた。
2: 新規購入機器の操作法を手術室で指導した。
3: 心電図モニタの患者リード線が断線したので修理した。
4: 脳波検査室で脳波計を使用中に接地漏れ電流を測定した。
5: 患者から摘出した植込み式ペースメーカの出力電圧を測定した。
ラジオアイソトープを用いた医用画像装置について正しいのはどれか。
a: X 線 CT に比べ空間分解能が高い。
b: 放射性核種から放出されるベータ線を検出し画像化している。
c: FDG-PET の撮影では糖代謝情報が得られる。
d: SPECT は脳血流分布を観察できる。
e: PET の撮影には施設内にサイクロトロンの設置が必要である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
X 線 CT について誤っているのはどれか。
a: 空間分解能は超音波診断装置より高い。
b: 臓器の X 線に対する吸収係数を画像化している。
c: 血管や胃などの管腔臓器の撮影が可能である。
d: 深部臓器よりも表在性の臓器の撮影に適している。
e: X 線を単一方向から照射している。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
X線を使用した医用画像について正しいのはどれか。
a: X線に対する臓器の反射率を画像化する。
b: X線CTの空間分解能は0.5~1mm程度である。
c: X線CTは臓器の立体構造を画像化できる。
d: 造影剤はX線画像のコントラストを増強する。
e: 体表面に近い臓器の画像化に適している。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
X 線CTについて誤っているのはどれか。
1: 臓器の立体的な構造を画像化する。
2: 複数のX線検出器を使用する。
3: 動画を撮影することが可能である。
4: 空間分解能は1mm程度である。
5: 組織のX線吸収係数を画像化する。
画像診断装置で誤っている組合せはどれか。
1: 超音波診断装置 -- 組織境界からの超音波反射強度を計測
2: X線CT -- X線の吸収度の差を計測
3: MRI -- 炭素原子の分布を計測
4: PET -- 陽電子を放出する放射性同位元素の分布を計測
5: SPECT -- γ線を放出する放射性同位元素の分布を計測
MRI検査について正しいのはどれか。
1: 撮像する断面の方向の制約がある。
2: 血管撮影には造影剤が必要である。
3: 臓器内に空気があると撮像できない。
4: 生体内の水分子の存在状態を画像化する。
5: 脊髄の描出能はX線CTより劣る。
正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)
a: 静電シールド内に電磁障害源が置かれる場合には、遮へい導体は接地する。
b: 心電計の誘導コードに用いるシールド線は高周波に限りシールド効果がある。
c: 心電図モニタリング中の患者に電気毛布を使用するときは、身体の下に導電性のシーツを敷く。
d: ペースメーカ装着患者は頭部MRI検査を受けられる。
e: 電気メスとIABPを同時に使用するときには、トリガ信号として動脈圧波形を用いる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
放射線について正しいのはどれか。
1: 画像診断にはβ線が用いられる。
2: MR検査にはX線を使用する。
3: X線の遮へいにはアルミニウム板を用いる。
4: X線撮影室内は常時放射線が出ている。
5: 被曝線量の単位にはSv(シーベルト)を用いる。