体温およびその調節について正しいのはどれか。
1: 直腸温は腋窩温より0.5℃程度低い。
2: 体温は日内変動により正午頃最低となる。
3: 寒冷時にはふるえにより産熱が増加する。
4: 四肢を広げると輻射による放熱は減少する。
5: 体温調節の主たる中枢は小脳に存在する。
体温について正しいのはどれか。(医学概論)
a: 腋窩温は直腸温よりも高い。
b: 排卵日には一過性の体温低下が起こる。
c: 体温調節に関連する汗はエクリン腺から分泌される。
d: 発熱時の筋のふるえは体温の上昇後に最大となる。
e: 皮膚血管が収縮すると熱放散が増大する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
体温およびその調節について誤っているのはどれか。
1: 腋窩温は直腸温よりも低い。
2: 体温は午前2時~6時が最も低い。
3: 小児では成人より外気温の影響を受けやすい。
4: 発汗による体温調節は気化熱による。
5: 主な熱産生臓器は心臓である。
1: 安静仰臥位で睡眠中のエネルギー消費量を基礎代謝量と呼ぶ。
2: 寒冷時には震えにより産熱が増加する。
3: 体温調節の主たる中枢は視床下部に存在する。
4: 腋窩温より直腸温のほうが高い。
5: 体温は日内変動により午前2時から午前4時頃最低となる。
1: 体温調節中枢は視床下部にある。
2: 体温調節のための産熱は主に骨格筋や肝臓でおこる。
3: 高体温が持続すると、脱水などにより循環不全を生じやすい。
4: 老人では青年期成人より体温が外気温の影響を受けにくい。
5: 皮膚表面からの輻射による放熱は、正座位より立位のほうが大きい。
1: 体温は口腔温が最も高い。
2: 皮膚温は通常男性よりも女性のほうが低い。
3: 体温は皮膚血流量が増加すると抵下する。
4: 肝臓の熱産生量は心臓よりも大きい。
5: 体温は通常早朝が最も低い。
体温の調節機構について正しいのはどれか。
1: 体温が低下すると心拍数が増加する。
2: 体温が低下すると皮膚の血流は増加する。
3: 体温が上昇すると骨格筋は収縮する。
4: 体温が上昇すると汗腺が活性化する。
5: 体温の調節中枢は脳幹にある。
体温について誤っているのはどれか。(集中治療学)
1: 体温調節中枢は延髄にある。
2: 健常人の体温の日内変動は1°C程度である。
3: 全身麻酔時には体温は環境に依存する。
4: 膀胱温は深部温の指標である。
5: 肺動脈カテーテルは血液温度を連続的に測定できる。
生体における熱作用で正しいのはどれか。
1: 体温が28°C以下になると体温調節機能が損なわれる。
2: 体温が40°Cを超えるとシバリングが生ずる。
3: 身体が寒冷環境下に置かれると皮膚血流が増加する。
4: 身体が温熱環境下に置かれると不感蒸泄が減少する。
5: 身体内部での熱移動は主に組織間の熱伝導による。
誤っているのはどれか。
1: 体温を一定に保つことは生体の機能維持に重要である。
2: 生体活動時の熱の産生は主に骨格筋で起こる。
3: 生体内部の熱の輸送は主に伝導による。
4: 体表からの熱放散は、放射、対流、伝導、発汗による。
5: 脂肪組織の熱伝達率は水の値より小さい。
体温調節機構について誤っているのはどれか。
2: 褐色脂肪組織の活動により体温が下がる。
3: 寒冷環境下では皮膚に血液を送る細動脈は収縮する。
4: 皮膚を流れる血液量の増減は体温調節に関与している。
5: 体温維持はネガティブフィードバック調節による。
生体の熱特性で正しいのはどれか。
a: 脂肪は筋より熱を伝えやすい。
b: 熱の放散は主に呼吸で起こる。
c: 乳児の体重当たりの放熱量は成人に比べて小さい。
d: 成人は安静時でも100W程度の熱を発生している。
e: 人体組織内の熱運搬のほとんどは血液の循環による。
生体の熱特性について誤っているのはどれか。
1: 体温を一定に保つことは、生体のホメオスタシスに重要である。
3: 生体内部の熱の移動は主に熱伝導により起こる。
4: 体表からの熱の放散は、放射、対流、伝導、発汗による。
5: 脂肪組織の熱伝導度は水の値より小さい。
体温に比べ外気温のほうが高いときの熱現象で正しいのはどれか。
1: 輻射による体表からの熱放散が大きい。
2: 体表面における空気の対流が消失する。
3: 発汗(気化熱)による体表からの熱放射が大きい。
4: 体表からの輻射熱は体表温度に比例する。
5: 体表面への熱移動は軟部組織を介した熱伝導による。
体温調節中枢があるのはどれか。
1: 大 脳
2: 中 脳
3: 視床下部
4: 橋
5: 延 髄
腋窩温を正しく測定するには、体温計を一定時間以上腋窩(脇下)にしっかり挟んでおくことが必須の条件である。この条件の根拠となる腋窩を閉じてから平衡温に達するまでの温度変化を示すカーブはどれか。
1: 1
2: 2
3: 3
4: 4
5: 5
人体の熱特性について正しいのはどれか。
a: 熱の産生は 1 kW 程度である。
b: 人体の皮膚は黒体とみなせる。
c: 体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。
d: 呼吸の増加は熱放出を増す。
e: 末梢血管の拡張は熱放出を抑制する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
a: 熱の産生は60~150kW程度である。
d: 呼吸の増加は水分の蒸散による熱放散を増す。
e: 末梢血管の拡張は熱放散を抑制する
生体の熱特性について正しいのはどれか。
a: 脂肪組織は筋組織に比べて比熱が大きい。
b: 運動時に熱の産生が最も多い臓器は肝臓である。
d: 皮膚における末梢血管の拡張は体表からの熱の放散を促進させる。
e: 生体内部での熱の移動に最も寄与しているのは組織の熱伝導である。
1: 生体内部の熱の移動は主に熱伝導によって起こる。
3: 体温を一定に保つことは、生体のホメオスタシスに重要である。
4: 体表からの熱の放散は、放射、対流、伝導、発汗によって起こる。
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