医用材料が血液と接触したときにみられる現象はどれか。
a: 血小板の粘着
b: 血液凝固系の活性化
c: 気体の発生
d: 材料の融解
e: タンパクの吸着
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
医用材料に対する生体反応と関連する物質との組合せで誤っているのはどれか。
1: カプセル化 ------ コラーゲン
2: 補体活性化 ------ アナフィラトキシン
3: 石灰化 ---------- リン酸カルシウム
4: 血栓形成 -------- エラスチン
5: 炎 症 ---------- ヒスタミン
医用材料が血液と接触するときにみられる反応はどれか。
a: 血小板粘着
b: 第XII因子活性化
c: 補体活性化
d: 二次物質生成
e: 機械的劣化
生体内に埋植された医用材料に対する生体側の急性局所反応はどれか。
a: 血栓形成
b: 肉芽形成
c: カプセル化
d: 発癌
e: 炎症
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
埋植した材料に対する慢性局所反応で正しいのはどれか。
c: 石灰化
d: アナフィラキシー
e: 補体活性化
材料の血液適合性に関係するのはどれか。
a: 溶 血
b: 血栓形成
c: 被包化
d: 肉芽形成
生体反応で正しい組合せはどれか。
a: 石灰化 リン酸カルシウムの沈着
b: 血栓形成 トロンビンの活性阻害
c: アナフィラキシー T 細胞の活性化
d: 血液凝固 コラーゲンの分解
e: 炎 症 マクロファージの浸潤
図はある医療材料を埋め込んだときに生じる諸反応の強さとその時間経過を示したものである。①②③に対応する反応で正しいのはどれか。
1: 1補体活性化反応 2カプセル化反応 3初期炎症反応
2: 1血栓反応 2補体活性化反応 3初期炎症反応
3: 1血栓反応 2補体活性化反応 3カプセル化反応
4: 1初期炎症反応 2カプセル化反応 3血栓反応
5: 1初期炎症反応 2血栓反応 3補体活性化反応
血液と医用材料が接触したとき、最初に起こるのはどれか。
1: タンパク質吸着
2: 線溶系亢進
3: 赤血球凝集
4: 血小板粘着
5: 石灰化
血栓形成を促進するのはどれか。
a: アルブミン
b: 血小板
c: トロンビン
d: フィブリノーゲン
e: プラスミノーゲン
人工物の表面で血栓の形成を防ぐのはどれか。
1: ヘパリン
2: γ-グロブリン
3: トロンビン
4: フィブリン
5: カルシウム
医用人工材料が血液と接触したときにみられない現象はどれか。
1: 血小板の粘着
2: 第XII因子の活性化
3: 補体の活性化
4: 材料の破断
5: 赤血球の破壊
医用材料に対する生体の急性反応はどれか。
a: 炎症
b: 石灰化
c: 発癌
d: カプセル化
e: 血栓
人工材料に接触した場合、起こり得る急性の生体反応はどれか。
a: 肉芽形成
b: カプセル化
d: 血栓形成
e: 発 癌
生体への接触によって材料が受ける作用として正しいのはどれか。 (生体物性材料工学)
a: タンパク質吸着
b: 腐 食
c: 炎 症
d: 血液凝固
e: 加水分解
医用材料を埋め込んだ際、生体側と材料側との両方に起こりうる反応はどれか。
1: 溶 血
2: 補体活性
3: アナフィラキシー
4: 炎 小
誤っているのはどれか。
1: ワーファリンには抗凝固作用がある。
2: アセチルサリチル酸(アスピリン)には血小板凝集促進作用がある。
3: ウロキナーゼにはフィブリン溶解作用がある。
4: ビタミンKは肝における凝固因子の産生に必要である。
5: トロンビン末には止血作用がある。
医療材料について誤っている組合せはどれか。
1: 感作性試験 ------- 皮膚の組織反応
2: 刺激性試験 ------- 目の組織反応
3: 慢性毒性試験 -------- 染色体の変異
4: トキシコキネティクス ------ 化学物質の体内動態
5: 血液適合性試験 ------- 溶血反応
材料への血漿タンパクの吸着について正しいのはどれか。(生体物性材料工学)
a: 材料の性質によって吸着量と種類が異なる。
b: 血漿タンパクの性質によって吸着量と種類が異なる。
c: 吸着後の材料表面の構造は変化する。
d: 吸着後の血漿タンパク質の構造は変化しない。
e: 一旦吸着すると他の血漿タンパク質と置き換わらない。
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