生体物性について誤っているのはどれか。
1: 異方性とは、例えば電気インピーダンスが生体内の部位によって異なる値を示すことをいう。
2: 非線形とは、例えば刺激強度と反応とが比例関係にないことをいう。
3: 周波数依存性とは、例えば導電率や誘電率が周波数によって変化することをいう。
4: 産熱とは、例えば人間の全身の骨格筋では60~150Wの熱を産生することをいう。
5: 細胞膜の興奮性とは、例えば神経細胞において、あるレベル以上の電気刺激で膜電位が飛躍的に変化してインパルスを発生することをいう。
生体内の物質移動について正しいのはどれか。(生体物性材料工学)
1: 血液から組織への酸素の移動は能動輸送による。
2: 体温が低下するとヘモグロビンから組織への酸素移動は減少する。
3: 静止状態で細胞内から細胞外へのナトリウムイオンの移動は拡散による。
4: 血液の浸透圧が上昇すると水分は血管外に漏出しやすくなる。
5: 糸球体濾液中の水分は大部分が遠位尿細管で再吸収される。
生体内の物質移動について誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)
1: 二酸化炭素の大部分はヘモグロビンと結合して運搬される。
2: 血液から組織への酸素の移動は拡散による。
3: pHが低下するとヘモグロビンは酸素を解離しやすくなる。
4: 静止状態で細胞外液から細胞内液へのカリウムイオンの移動は能動輸送による。
5: 興奮時に細胞膜のナトリウムイオンの透過性は増大する。