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第32回国試午前35問の類似問題

国試第38回午前:第33問

電気メスによる熱傷の原因として考えられるのはどれか。

a:高周波非接地(フローティング)形電気メスの使用
b:消毒液の貯留
c:対極板の接触不良
d:身体の部分同士の接触
e:ディスポーザブル対極板の使用
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第17問

バイポーラ型電気メスについて正しいのはどれか。

1:対極板が必要である。
2:マイクロサージェリーに適している。
3:出力の周波数はモノポーラ型の1/10程度である。
4:腹腔鏡下手術には使えない。
5:凝固には連続的な高周波電流を用いる。

ME2第30回午前:第56問

電気メスのメス先電極を組織と接触させて0.5秒間通電したところ、メス先の組織で1.0kJのジュール熱が発生した。電極部組織抵抗を500Ωとしたとき、流れた高周波電流は何Aか。

1:0.25
2:0.5
3:1.0
4:2.0
5:2.5

ME2第38回午後:第48問

電気メスの定期点検で負荷抵抗500Ωを接続して出力を測定した。負荷抵抗両端の最大電圧が900Vで高周波電流(実効値)が300mVであった。 クレストファクタ(波高率)はいくらか。

1:0.17
2:1.4
3:3.0
4:6.0
5:20

国試第21回午前:第89問

電気メスによるモニタ雑音対策として誤っているのはどれか。

1:モニタに高周波除去フィルタを使用する。
2:電気メス出力を必要最小限にする。
3:フローティング型電気メスを使用する。
4:対極版コードをモニタコードから離して使用する。
5:絶縁型のトランスデューサを使用する。

ME2第32回午後:第41問

図の回路でフローティング形の電気メスの対極板端子からの高周波漏れ電流を測定した。電気メスの設定は切開で最大出力であった。オシロスコープで観測された波形は、ほぼ正弦波であった。観測波形のVppはおよいくら以下でなければならないか。

img11211-41-0
1:150mV
2:210mV
3:15V
4:30V
5:85V

ME2第39回午前:第56問

電気メスが高周波電流を用いている理由として正しいのはどれか。

1:エネルギーの伝送ロスが少ない。
2:熱傷の危険が少ない。
3:漏れ電流が少ない。
4:電磁障害が少ない。
5:心室細動電流閾値が高い。

ME2第33回午前:第47問

電気メスの対極板装着部位において熱傷の原因となる電流密度の閾値はおよそいくらか。

1:30A/cm2
2:3A/cm2
3:300mA/cm2
4:30mA/cm2
5:3mA/cm2

国試第8回午前:第74問

マイクロ波メスに関係ないのはどれか。

1:マグネトロン
2:誘電加熱
3:針状電極
4:対極板
5:高周波同軸ケーブル

国試第5回午後:第67問

マイクロ波メスについて正しいのはどれか。

1:微細な手術に適する。
2:主に使用される電磁波は2,450MHzである。
3:対極板を必要とする。
4:出血性実質臓器の鋭利な切開に適する。
5:心電図モニタや心臓ペースメーカに電磁的影響を与えない。

国試第22回午後:第34問

マイクロ波手術器で正しいのはどれか。

a:用いられる電磁波の標準的波長は約1.2mである。
b:モノポーラ電極を利用する。
c:マイクロ波は電極まで同軸ケーブルで伝送する。
d:切開より凝固に適している。
e:対極板による電流の回収が必要である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第60問

マイクロ波メスについて正しいのはどれか。

1:バイポーラ型手術電極が多く用いられる。
2:対極板を必ず使用する。
3:皮膚表面を過度に加温せずに筋肉組織を加温できる。
4:マグネトロン発振管が使用される。
5:電図モニタには電磁的影響を与えない。

ME2第29回午後:第45問

電気メスの切開出力を最高値にセットして、500Ωの負荷抵抗に高周波電流計を直列に接続して測定したところ、700mAであった。チェックリストには出力は何Wと書けばよいか。

1:35
2:150
3:245
4:350
5:714

ME2第34回午後:第56問

電気メスの患者回路連続性モニタで監視できないのはどれか。

1:対極板コードの断線
2:対極板のはがれ
3:アクティブ電極の生体への接触
4:アクティブ電極コードの断線
5:高周波漏れ電流の発生

国試第1回午後:第64問

電気メスの高周波分流による熱傷の原因となりうるのはどれか。

a:対極板のコードを長くとり、コイル状にたるみをつける。
b:大きな対極板を装着する。
c:心電図電極用ペーストを対極板に使用する。
d:肩甲骨付近に対極板を装着する。
e:接地された金属部分に患者が接触している。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第28回午後:第41問

電気メスの切開出力の測定をしたい。適切な負荷抵抗の値はどれか。

1:10Ω
2:50Ω
3:150Ω
4:500Ω
5:5kΩ

国試第30回午前:第44問

正しいのはどれか。

a:2.4GHzの電磁波は非電離放射線である。
b:携帯電話で使用される周波数は約500 kHzである。
c:小電力医用テレメータは出力が規定値以内であれば任意の周波数を用いてよい。
d:心電計に電磁障害が起きると患者測定電流が増加する。
e:電気メス使用時は心臓ペースメーカを固定レートにする。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午後:第45問

正しいのはどれか。

a:2.4GHzの電磁波は非電離放射線である。
b:携帯電話で使用される周波数は約500kHzである。
c:小電力医用テレメータは出力が10mW以下であれば任意の周波数を用いてよい。
d:心電計に対する電磁障害は患者測定電流の増加である。
e:電気メスの影響を抑えるために心臓ベースメーカを固定レートとする。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午後:第57問

電気メスの熱傷防止対策として不適当なのはどれか。

1:患者の背部にたまった薬液を拭き取る。
2:対極板を筋肉質の部分に貼る。
3:心電図モニタ用の電極はできるだけ小さい電極を使う。
4:体位変換時に対極板部を点検する。
5:フローティング形電気メスを使う。

ME2第28回午後:第29問

図のように電気メス対極板には電極面が二つに分かれているタイプがある。その主な目的は何か。

img11203-29-0
1:対極板コードの断線を監視する。
2:対極板の接触不良を監視する。
3:片方が剥がれても、もう片方が予備になる。
4:対極板の装着が容易になる。
5:対極板装着部の温度上昇を監視する。