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第28回国試午前40問の類似問題

国試第1回午後:第88問

CCUにおけるシステム安全の達成のための処置として適切でないのはどれか。

1:過去の事故情報を収集し、FTA(故障の樹分析)を行った。
2:操作に関する不十分な取扱説明書を改訂した。
3:人間工学的安全対策を取り入れた。
4:医療現場で起こった事故はすべてフィードバックして分析しうるような体制をとった。
5:すべての機器について、異常状態を検出し機器の作動を即時停止するようにした。

国試第5回午後:第78問

JIS T-1022「病院電気設備の安全基準」について正しいのはどれか。

a:等電位接地設備はマクロショック事故防止のために設ける。
b:医用接地としての病院建設の鉄骨を利用する。
c:医用接地極の接地抵抗は10Ω以下である。
d:非常電源はその電源供給継続時間だけで三種に分けられている。
e:非接地配線方式では保護接地の設備は不要である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第62問

心房細動の治療に除細動器を使用した際、通電スィッチを入れたにもかかわらず作動しなかった。原因として考えられるのはどれか。

a:電極のペーストが不足していた。
b:対極板をつけ忘れていた。
c:術者がゴム手袋をしていなかった。
d:R波同期出力装置が不良で作動しなかった。
e:電極ケーブルが断線していた。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第88問

除細動器の電気的安全性のチェック項目として関係ないのはどれか。

1:アース漏れ電流
2:電極部漏れ電流
3:対地漏れパルス電流
4:対極板コード抵抗
5:アース線抵抗

国試第16回午前:第66問

除細動のための体外通電を行ったところ、パドルと生体の接触部分に熱傷を生じた。考えられる原因はどれか。

a:パドルの押し付け圧力が小さすぎた。
b:電極ペーストの塗布が十分でなかった。
c:R波同期スイッチがオンになっていた。
d:充電エネルギーが足りなかった。
e:除細動器内のコンデンサの絶縁が不良であった。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第39回午後:第54問

JIS T 0601-1において単一故障状態でないのはどれか。

1:絶縁のいずれか一つの短絡
2:保護接地線の開路
3:電源導線のいずれか1本の断線
4:部品の意図しない移動
5:信号入出力部への外部電圧の出現

国試第21回午前:第81問

医用電気機器の電気的安全性点検方法について正しいのはどれか。

a:電源プラグの電源受刃と機器外装との間の絶縁抵抗が1kΩ以上であれば正常と判定する。
b:クランプ式電流系で消費電流を測定するには電源コードを検出部に直接挟む。
c:3Pプラグ機器アースピンと機器金属ケースとの間の抵抗は0.2Ω以下でなければならない。
d:漏れ電流計測では電源極性を変えて大きい方をその機器の漏れ電流とする。
e:漏れ電流計測機器の人体の模擬抵抗は10kΩである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第75問

電気メスについて誤っている組合せはどれか。

1:切開作用 ―――― 蒸気爆発
2:凝固作用 ―――― バースト波
3:混合作用 ―――― 低ピーク電圧
4:局所止血作用 ―― バイポーラ電極
5:メス先 ――――― 能動電極

国試第19回午前:第85問

図のような電源コンセントの電圧測定の際、誤ってテスタのリード棒に指が触れた。リード棒を差し込んでも感電の恐れがないのはどれか。(医用機器安全管理学)

19AM85-0
a:A
b:B
c:A と B
d:B と C
e:A と C
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午前:第84問

ME機器の漏れ電流を測定した。許容値内であるのはどれか。

a:B形機器の患者漏れ電流I(単一故障):0.6mA
b:B形機器の患者漏れ電流II:0.8mA
c:BF形機器の接地漏れ電流(正常):0.3mA
d:BF形機器の患者漏れ電流I(単一故障):0.7mA
e:CF形機器の患者漏れ電流III:0.1mA
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午前:第51問

超音波凝固切開装置について誤っているのはどれか。

1:発生するミストは感染性を持つことがある。
2:電気メスに比べ周辺組織への熱損傷が少ない。
3:アクティブブレードのみのプローブ先端がある。
4:長時間の使用でブレードが熱くなることがある。
5:凝固組織の周辺が炭化する。

ME2第40回午後:第21問

心電図検査室での心電計の取扱いについて誤っているのはどれか。

1:記録紙は感熱紙を使用する。
2:患者にアース線を接続する。
3:金属ベッドを接地する。
4:誘導コードと電源コードを離す。
5:商用交流雑音が混入する場合はハムフィルタをオンにする。

国試第25回午前:第44問

心電図記録中にハム雑音が重畳した場合の対応で誤っているのはどれか。

1:電源コードを誘導コードから離す。
2:患者を蛍光灯の真下から離す。
3:室温を調整する。
4:患者リードを束ねる。
5:金属ベッドを接地する。

国試第37回午後:第78問

慢性維持血液透析の回路に空気混入が生じる原因となるのはどれか。

a:脱血側穿刺針と血液回路の接続不良
b:脱血側サンプリングポートへの刺入ミス
c:生理食塩液ラインの閉鎖忘れ
d:抗凝固薬注入ラインとシリンジとの接続不良
e:ダイアライザ入口部と血液回路の接続不良
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午前:第49問

電気メスについて誤っているのはどれか。

1:フローティング型でも分流熱傷は発生しうる。
2:バイポーラ電極を用いるとモニタ障害が避けられる。
3:一人の患者に複数台の電気メスを使用できる。
4:ジュール熱を利用している。
5:心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する可能性がある。

国試第16回午前:第25問

ペーシング不全の原因はどれか。

a:リード線の部分断線
b:ペースメーカ感染症
c:感染性心内膜炎
d:電極の離脱
e:電池消耗
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第82問

病院電気設備について正しいのはどれか。

a:一般非常電源は24時間以上運転できなければならない。
b:医用接地極の接地抵抗は0.1Ω以下でなければならない。
c:医用室には医用接地センタを設けなければならない。
d:瞬時特別非常電源は特別又は一般非常電源でバックアップする。
e:ミクロショックの可能性のある医用室には等電位接地設備を設ける。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午後:第88問

基本的な安全対策の一つとしてフールプルーフ機構として正しいものはどれか。

1:誤操作を行っても事故に結びつけないよう途中で防止する。
2:事故が起こる前に警報を出す。
3:誤操作ができないようにする。
4:事故が起こったときに正常状態に復帰する。
5:誤操作で生じた異常状態を悪化させる条件を除去する。

国試第8回午前:第86問

システム安全について正しいのはどれか。

a:故障と故障の間の無故障時間の平均値をMTBFという。
b:システム安全とはシステムを構成する個々の要素別の安全対策を講じることである。
c:医用ガスのピン方式はフェイルセーフに属する安全対策である。
d:FTAは事故の原因分析に用いられる。
e:稼動性(アベイラビリティ)は機器やシステムの信頼性の指標の一つである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第36回午後:第22問

四肢誘導による心電図の計測時に基線がゆっくりと動揺した。原因として考えられるのはどれか。

1:患者が寒さのため震えていた。
2:電極装着部に塗ったペーストが不足していた。
3:電源用の商用交流電線が電極リードと接近していた。
4:測定中に不整脈による徐脈が発生した。
5:測定中に電気メスを使用した。