第27回国試午後76問の類似問題

国試第22回午前:第37問

腹腔鏡下手術で正しいのはどれか。

1: 気腹による血圧低下は生じない。

2: 気腹に亜酸化窒素を用いる。

3: 電気メスは使用できない。

4: 機器挿入のためにトラカールを用いる

5: 肺血栓塞栓症は合併しない。

国試第15回午後:第68問

高気圧酸素治療について正しいのはどれか。

a: 木綿製の治療衣に着替えさせる。

b: 臨床工学技士は一人で複数の装置を操作できる。

c: 空気加圧の装置であれば化学カイロを搬入できる。

d: 治療終了後に装置点検を毎回行う。

e: 減圧は毎分0.8kg/cm2(0.078MPa)以下の速度で行う。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午後:第76問

標準体重60kg無尿の血液透析患者の食事療法で正しいのはどれか。

a: 食塩15g/日

b: リン800mg/日

c: タンパク質70g/日

d: カリウム4000mg/日

e: エネルギー1000kcal/日

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第5問

薬物血中濃度モニタリングの必要性が低いのはどれか。

1: 薬物の有効血中濃度の範囲が狭い。

2: 薬物の体内動態における個人差が大きい。

3: 薬物血中濃度の治療域と中毒域が大きく離れている。

4: 薬効と副作用が薬物の血中濃度とよく相関する。

5: 腎障害のある患者に薬物を投与する。

国試第4回午前:第9問

血液について適切でない組合せはどれか。

1: 赤血球・・・・・・・・・・・酸素の運搬

2: 白血球・・・・・・・・・・・食作用

3: 血小板・・・・・・・・・・・免疫グロブリンの生成

4: フィブリノゲン・・・・・・凝固因子

5: アルブミン・・・・・・・・膠質浸透圧の保持

国試第36回午後:第75問

血液透析施行中、常時監視すべき項目はどれか。 

a: 血漿浸透圧 

b: 気泡 

c: 漏血 

d: 透析液圧 

e: 透析液エンドトキシン濃度 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午前:第36問

長期透析患者において、アルミニウムの体内蓄積によって起こるのはどれか。

a: 骨軟化症

b: 高リン血症

c: 痛風

d: 小球性低色素性貧血

e: 透析脳症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第61問

透析液供給装置の監視に用いられないのはどれか。

1: 透析液濃度

2: 透析液温度

3: 漏血

4: 酸素飽和度

5: 回路内圧

国試第22回午前:第64問

高気圧酸素治療で正しいのはどれか。

a: 第2種装置の加圧は空気で行う。

b: 装置内部の消毒はアルコールで行う。

c: 寒冷特には使い捨てカイロを持たせる。

d: 減圧症の治療は酸素再圧法で行う。

e: 心電図のモニタは可能である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第66問

標準的なCAPD用透析液に含有されているのはどれか。

a: ナトリウム

b: カルシウム

c: カリウム

d: 重炭酸

e: ブドウ糖

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午前:第31問

正しいのはどれか。

1: 正常では、糸球体濾液の組成は血漿の組成に等しい。

2: 遠位尿細管の作用は管腔への物質の分泌のみである。

3: 腎動脈狭窄が起きると、レニンーアンジオテンシン系が抑制される。

4: 浮腫のみられる疾病の一つに、ネフローゼ症候群がある。

5: 血液透析法における外シャントは、表在性静脈間のバイパスのことである。

国試第10回午前:第63問

経皮的血液ガス分圧測定について正しいのはどれか。

a: 皮膚のガス透過性を利用している。

b: 毛細血管血を動脈血化するために皮膚を加温する。

c: 測定値は動脈血のガス分圧値を表している。

d: 酸素は炭素電極で測定する。

e: 新生児の集中治療室では用いられない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第35問

血液透析において次の項目を増加させた場合、小分子量物質(分子量500以下)のクリアランスに最も影響を与えるのはどれか。

1: 血流量

2: 膜面積

3: 透析時間

4: 透析液流量

5: 除水速度

国試第36回午後:第77問

維持透析患者の食事で摂取制限に特に留意すべき成分はどれか。 

a: 脂質 

b: リン 

c: 塩分 

d: カリウム 

e: 炭水化物 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第23回午後:第74問

血液透析を下記の条件で施行した。血流量 200mL/min透析液流量 500mL/min限外濾過流量 10mL/minこのとき動脈側尿素窒素濃度は 100mg/dL静脈側尿素窒素濃度は10mg/dLだった。この透折器の尿素クリアランス[mL/min]はどれか。

1: 140

2: 160

3: 180

4: 200

5: 220

国試第16回午前:第8問

細胞外液について正しいのはどれか。

1: カリウムイオン濃度は約1mM(mmol/L)である。

2: pHが7.20であればアルカローシスであると判断できる。

3: 量は細胞内液の約2倍である。

4: 量が増大すると電解質コルチコイドの分泌が増す。

5: 浸透圧が上昇すると抗利尿ホルモン(ADH)の分泌が増す。

国試第33回午前:第5問

薬物血中濃度モニタリングの必要性が低いのはどれか。

1: 薬物の有効血中濃度の範囲が狭い。

2: 薬物の体内動態における個人差が大きい。

3: 薬物血中濃度の治療域と中毒域が大きく離れている。

4: 薬効と副作用が薬物の血中濃度と強く相関する。

5: 腎障害のある患者に薬物を投与する。

国試第6回午前:第26問

浮腫について正しいのはどれか。

a: 細胞内液が異常に増加した状態をいう。

b: 血液の膠質浸透圧上昇で起こる。

c: 血管内水分の血管外漏出や滲出で起こる。

d: 急性糸球体腎炎で認められる。

e: ネフローゼ症候群で認められる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午後:第77問

抗凝固薬で正しいのはどれか。

1: クエン酸ナトリウムは高Ca透析液に使われる。

2: 低分子量ヘパリンはヘパリンより活性半減期が長い。

3: メシル酸ナワァモスタットはプロタミンで中和できる。

4: ワルファリンは体外循環に用いる。

5: ヘパリンは血小板粘着・凝集を抑制する。

国試第33回午後:第79問

溶血の原因となるのはどれか。

1: 高濃度の透析液の使用

2: ダイアライザの膜破損

3: 塩素化合物の透析液への混入

4: 透析液の温度低下

5: 透析回路への空気誤入