第25回国試午前70問の類似問題

ME2第38回午後:第27問

人工心肺装置が備えている監視項目でないのはどれか。

1: 圧 力

2: 温 度

3: 気 泡

4: 漏 血

5: 酸素飽和度

国試第18回午後:第46問

人工呼吸中に回路内圧が持続的に上昇した。考えにくい原因はどれか。(人工呼吸療法)

1: 呼気弁が閉塞した。

2: ファイティングを起こした。

3: PEEP弁を誤操作した。

4: 気管チューブが閉塞した。

5: 吸気相:呼気相比(I:E比)の設定が1:1であった。

ME2第30回午後:第57問

輸液ポンプと輸液セットチューブについて誤っているのはどれか。

1: 容積制御型は専用輸液セットチューブを用いる。

2: 滴下制御型は点滴筒があれば輸液セットチューブを選ばない。

3: 滴下制御型は薬液の密度によって輸液量誤差を生じる。

4: 容積制御型は長時間使用によるチューブの変形が流量誤差を生じる。

5: フィンガポンプはチューブをランダムに押しつぶし輸液を可能とする。

国試第35回午後:第69問

人工心肺を用いた体外循環中に用いる血液濃縮器について正しいのはどれか。 

1: メインの人工心肺回路と別の並列回路を必要とする。 

2: 除水量の第一の規定因子は装置を通過する血液流量である。 

3: 血清カリウム濃度の低下効果は透析装置と同等である。 

4: .遠心力を用いて血球成分と血漿成分を分離する装置である。 

5: 水分のみでなくアルブミンなどの血漿タンパクも除去される。 

国試第26回午前:第72問

成人の中等度低体温での人工心肺操作条件で適切でないのはどれか。

a: 平均動脈圧 -------------------- 70mmHg

b: 送血流量 ---------------------- 120mL/min/kg

c: 中心静脈圧 -------------------- 20 mmHg

d: ヘモグロビン ------------------- 6.0g/dL

e: 混合静脈血酸素飽和度 ---------- 75%

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午後:第70問

人工心肺による体外循環について正しいのはどれか。

1: 血液希釈によって溶血量は増加する。

2: 血液希釈によって膠質浸透圧は増加する。

3: 血液希釈によって血液粘稠度は増加する。

4: 低体温によって血液粘稠度は低下する。

5: 低体温によって組織への酸素の移行は低下する。

ME2第30回午後:第12問

輸液ポンプの使用で誤っているのはどれか。

1: シリンジ式では気泡検出ができない。

2: シリンジ式は患者より高い位置にセットする。

3: フィンガ式ではフリーフローがおこる。

4: シリンジ式ではサイフォニングがおこる。

5: 麻酔維持にはシリンジ式が使われる。

国試第34回午後:第44問

内容積 3.5 L の酸素ボンベの圧力調整器が 10 MPa を示している。 5 L/minの流量で酸素を投与した場合の投与可能時間はおよそ何分か。

1: 35

2: 70

3: 175

4: 350

5: 500

国試第22回午前:第74問

送血回路からの気泡の送り込み原因でないのはどれか。

1: 貯血槽の貯血レベル低下

2: 膜型人工肺ガス側圧力の上昇

3: 動脈フィルタ内の気泡抜き不良

4: 膜型人工肺へのガス供給停止

5: 送血ポンプ流入部の採血ポート開放

ME2第35回午後:第1問

20滴で1mLの輸液セットを使用し、輸液ポンプを用いて30mL/hの流量で輸液を行っている。点滴筒内を滴下する液滴は1分間に何滴か。

1: 5

2: 10

3: 15

4: 20

5: 25

国試第23回午前:第66問

量規定換気中に回路内圧が異常に上昇した。原因でないのはどれか。

a: ホースアセンブリの閉塞

b: 気管チューブカフ圧の低下

c: 呼気回路の閉塞

d: 自発呼吸の出現

e: 人工鼻の閉塞

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午後:第74問

人工心肺を用いた体外循環中の安全管理で正しいのはどれか。

1: レベルセンサには磁気センサが用いられている。

2: レベルセンサはエアトラップ(バブルトラップ)に取り付ける。

3: フィルタのサイズは動脈フィルタの方がバブルトラップより目が細かい。

4: 閉鎖回路では気泡流入の可能性はない。

5: エアブロックとは送血回路が空気で満たされ送血が止まることをいう。

ME2第39回午後:第16問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

1: 呼気弁は呼気時に閉じる。

2: 体外式陰圧換気法が主流である。

3: 人工呼吸器を吸引配管に接続する。

4: ホースヒータは回路内の結露を防止する。

5: コンプレッサ内蔵機種では酸素ガスは使用しない。

ME2第36回午後:第10問

20滴1mLの輸液セットを使用し、輸液ポンプを用いて15mL/hの流量で輸液を行っている。点滴筒内を滴下する液滴は1分間に何滴となるか。

1: 5

2: 10

3: 15

4: 20

5: 25

国試第7回午後:第33問

成人の人工呼吸開始基準で誤っているのはどれか。

1: 呼吸数:50回/分

2: 死腔換気率:33%

3: 最大吸気圧:-15cmH2O

4: PaCO2:65mmHg

5: PaO2(空気呼吸時):45mmHg

国試第5回午後:第29問

従量式人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 換気量直接設定方式と吸気流量・吸気時間設定方式がある。

b: 終末吸気気道内圧を設定することによって換気量を決める方式である。

c: 回路の漏れは問題にならない。

d: 重症呼吸不全患者に適している。

e: 呼吸量、吸入圧のモニタが重要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午後:第69問

人工心肺による体外循環で使用される薬剤について誤っている組合せはどれか。(生体機能代行装置学)

1: 乳酸加リンゲル 血液希釈

2: マニトール 浸透圧の調整

3: 重炭酸ナトリウム アルカローシスの補正

4: アルブミン 膠質浸透圧の保持

5: ヘパリン 血液凝固能の低下

国試第14回午前:第75問

輸液ポンプについて正しいのはどれか。

1: フィンガポンプはチューブをローラーでしごく。

2: ドロップセンサの原理は光透過計測である。

3: ドロップセンサは薬液の成分を分析する。

4: 成人用点滴セットは20滴で1mlである。

5: 5. 小児用点滴セットは80滴で1mlである。

国試第33回午前:第67問

調節換気において、人工呼吸器の異常と有害事象との組合せで誤っているのはどれか。

1: 弁の開放不全            圧損傷

2: 呼吸流路の屈曲           換気の異常

3: 呼吸回路内のリーク         低二酸化炭素血症

4: 加温加湿器の停止          喀痰の硬化

5: 吸入気酸素濃度の異常上昇      酸素中毒

国試第17回午前:第70問

輸液ポンプについて正しいのはどれか。

1: フィンガポンプはチューブをローラでしごく。

2: ドロップセンサの原理は光透過計測である。

3: ドロップセンサは薬液の成分を分析する。

4: 成人用点滴セットは10滴で1mlである。

5: 小児用点滴セットは20滴で1mlである。