第24回国試午後73問の類似問題

国試第31回午前:第40問

臨床工学技士の業務に含まれないのはどれか。

1: 動脈留置カテーテルからの採血

2: 人工呼吸器の運転条件の設定

3: 人工呼吸中の気管吸引による喀痰除去

4: 血液浄化装置の先端部の内シャントヘの穿刺

5: ペースメーカ植込み時のジェネレータと電極リードの接続

国試第8回午後:第56問

人工呼吸器の呼吸回路の交換後最高気道内圧が交換前より異常に上昇した。考えられる原因はどれか。

a: 気管チューブのカフ漏れ

b: 加温加湿器の蓋の亀裂

c: 気管チューブの移動による片肺挿管

d: ファイティング

e: 呼吸回路の閉塞

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第52問

人工心肺の適正灌流量について誤っているのはどれか。(体外循環装置)

1: 需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。

2: 体表面積あたりの成人の灌流量は乳児に比べて多い。

3: 常温体外循環では低体温体外循環と比べて灌流量を低く設定する。

4: 平均大動脈圧を60~80mmHgに維持する。

5: 混合静脈血酸素飽和度70%を目標に灌流量を調節する。

国試第23回午後:第73問

人工肺のガス交換トラブル時の点検項目で誤っているのはどれか。

1: 酸素供給ラインの接続状況

2: 供給酸素流量

3: 人工肺の破損の有無

4: ガス側への血漿漏出の有無

5: 貯血槽の液面レベル

ME2第38回午後:第20問

人工心肺用ローラポンプについて正しいのはどれか。

1: 後負荷の変動で流量が変化する。

2: 血液の希釈により流量が変化する。

3: 吸引ポンプとしては使えない。

4: チューブの復元力は流量に影響しない。

5: 回転数と流量は比例する。

国試第24回午前:第72問

成人の人工心肺操作条件で適切でないのはどれか。(生体機能代行装置学)

1: ヘマトクリット値 : 25%

2: 混合静脈血酸素飽和度 : 75%

3: 送血流量 : 2.4L/min/m2

4: 平均動脈圧 : 70mmHg

5: 中心静脈圧 : 20mmHg

国試第11回午後:第48問

人工心肺回路の充填液で誤っているのはどれか。

1: 塩化カリウム液

2: 血漿蛋白分画製剤

3: 乳酸加リンゲル液

4: ヒドロキシエチルデンプン液

5: マニトール液

国試第35回午前:第73問

人工心肺を用いた体外循環中の血液凝固系管理について正しいのはどれか。 

1: ワルファリン内服患者ではカニュレーション開始前のヘパリン投与は不要である。 

2: 完全体外循環中にACTが600秒以上になった場合には少量のプロタミンを投与する。 

3: 人工心肺離脱後のプロタミン投与時には心機能は良好であっても血圧低下に注意する。 

4: 人工心肺離脱後の送血カニューレの抜去はプロタミン投与後に行う。 

5: 人工心肺離脱後はプロタミン投与後も吸引ポンプで出血を回収し使用血液量の節減に努める。 

国試第16回午後:第42問

人工呼吸器の作動中に高圧アラームが鳴った。考えにくい原因はどれか。

1: 咳嗽反射の重積

2: 呼気回路の閉塞

3: 気管チューブの閉塞

4: PEEP弁の誤操作

5: 事故抜管

国試第16回午前:第22問

肺塞栓の原因となる血栓を最も多く生じる部位はどれか。

1: 右心房

2: 肝静脈

3: 下肢深部静脈

4: 下大静脈

5: 上肢の静脈

国試第25回午後:第79問

血液浄化療法中に体内に空気が流入した際の対処法で誤っているのはどれか。

1: 酸素吸入を行う。

2: 血管拡張薬を注射する。

3: 血液ポンプを停止する。

4: 高気圧酸素治療を検討する。

5: 左側臥位にして頭を低くする。

国試第8回午後:第40問

体外循環に用いられる血液ポンプについて誤っているのはどれか。

a: 遠心ポンプでは末梢血管抵抗により流量が変化する。

b: 遠心ポンプは拍動流型ポンプである。

c: ローラポンプには逆止弁が必要である。

d: ローラポンプではローラ回転速度により送血量を調節できる。

e: 大動脈バルーンパンピング(IABP)併用により定常流型ポンプで拍動流が得られる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午後:第47問

人工心肺について正しいのはどれか。

a: 抗凝固剤としてヘパリンを用いる。

b: 送血カニューレの不適切な固定は動脈回路内圧の異常の原因になる。

c: 加温器の温水の温度が高いほど溶血が少ない。

d: 動脈送血用カニューレが細いと血管内で流れが乱れない。

e: ローラ圧迫度が強すぎると溶血が起こる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第36回午後:第42問

量規定式人工呼吸器使用中に気道内圧下限警報が鳴っている。原因として考えられるのはどれか。

1: 気管チューブのカフ圧低下

2: 呼気側回路のフィルタの目詰まり

3: 気管チューブの閉塞

4: 加温加湿器の設定不良

5: 酸素濃度計の不良

国試第29回午前:第71問

人工心肺による体外循環中の変化として正しいのはどれか。

a: 血中カルシウム濃度の低下

b: 血中ナトリウム濃度の上昇

c: インスリン分泌の増加

d: 炎症性サイトカインの放出

e: 血中バソプレシン濃度の上昇

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午後:第49問

人工心肺用ローラポンプについて誤っているのはどれか。

1: 適切な圧閉度は1mのヘッドに対しての漏れ量が1分問50~100滴である。

2: 長時間高速回転はポンプチューブの劣化の原因となる。

3: 内径の大きいポンプチューブでは脈動が大きくなる。

4: 2個のローラを用いた複ローラ型が多い。

5: 圧閉度が強すぎると溶血の原因となる。

国試第18回午後:第47問

血液ポンプで正しいのはどれか。(体外循環装置)

a: ローラポンプは末梢血管抵抗の変動によって流量が変化する。

b: ローラポンプは流量を回転数から算出できる。

c: ローラポンプは停電時手動で運転できる。

d: 遠心ポンプは吸引ポンプとして使用できる。

e: 遠心ポンプは回転停止時に逆流を生じない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午後:第72問

補助人工心臓について正しいのはどれか。

a: 心臓移植へのブリッジとして用いられる。

b: 左房脱血は左室脱血より高流量を得やすい。

c: 右心補助を主目的とする。

d: 拍動流型には一方向性の弁が用いられる。

e: 連続流型は拍動流型より小型のものが多い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第22問

肺血栓梗塞症について正しいのはどれか。

a: PaCO2とPETCO2の差が開大する。

b: 右心不全を呈する。

c: 小児に多発する。

d: 男女比は2:1である。

e: 治療にはステロイド薬が有効である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午前:第43問

呼吸不全について正しいのはどれか。

a: 呼吸筋疲労による換気量減少は呼吸不全の原因になる。

b: すべての呼吸不全は人工呼吸器装着の適応になる。

c: 動脈血炭酸ガス分圧40mmHgはCO2ナルコーシスとされる。

d: 動脈血酸素分圧50mmHgは呼吸不全とされる。

e: 酸素療法が換気を抑制することがある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e