第24回国試午前33問の類似問題

国試第16回午前:第78問

手術直後に電気メスが原因と思われる熱傷が発見された。とるべき処置として正しいのはどれか。

a: ディスポーザブル対極板を回収して保管した。

b: 電気メス本体の高周波漏れ電流を測定した。

c: 覚醒した患者に断って熱傷部位の写真を撮った。

d: 原因究明が済むまで患者を長時間手術室にとどめた。

e: 併用心電図モニタの患者漏れ電流Iを測定した。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第75問

超音波手術器について正しいのはどれか。

1: 使用周波数は1~10MHzである。

2: 磁歪型振動子としてニッケルが用いられる。

3: 電歪型振動子は強制冷却を必要とする。

4: 血管と周囲組織を共に細分化して破壊する。

5: 破砕した組織は蒸留水と共に吸引除去する。

国試第22回午前:第36問

超音波凝固切開装置で誤っているのはどれか。

1: 超音波振動を直接組織に与える。

2: 摩擦熱を利用する。

3: 組織温度は800°C前後になる。

4: 切開と凝固を同時に行える。

5: 内視鏡手術に使用できる。

ME2第34回午後:第1問

ネブライザについて誤っているのはどれか。

1: 超音波式は薬液に超音波振動を与える。

2: 超音波式はジェット式に比べ薬液粒子の細かい噴霧が可能である。

3: ジェット式は薬液を加温する。

4: ジェット式はノズル先端に高流速の空気を吹きかける。

5: 超音波式には使用できない薬剤がある。

国試第6回午後:第65問

超音波吸引器について誤っているのはどれか。

a: 超音波による振動で除去したい組織を乳化する。

b: 超音波による振動で除去したい組織を凝固する。

c: 振動による摩擦熱で血管はすべて凝固できる。

d: 主に肝臓の手術に用いられる。

e: 除去したい組織は生理食塩水とともに吸引される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第73問

超音波手術吸引器(CUSA)について誤っているのはどれか。

a: 超音波エネルギーで組織を乳化する。

b: 超音波による振動で除去したい組織を凝固する。

c: 振動による摩擦熱で血管はすべて凝固できる。

d: 主に肝臓の手術に使用される。

e: 除去したい組織は生理食塩液とともに吸引される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第60問

マイクロ波メスについて正しいのはどれか。

1: バイポーラ型手術電極が多く用いられる。

2: 対極板を必ず使用する。

3: 皮膚表面を過度に加温せずに筋肉組織を加温できる。

4: マグネトロン発振管が使用される。

5: 電図モニタには電磁的影響を与えない。

国試第5回午後:第67問

マイクロ波メスについて正しいのはどれか。

1: 微細な手術に適する。

2: 主に使用される電磁波は2,450MHzである。

3: 対極板を必要とする。

4: 出血性実質臓器の鋭利な切開に適する。

5: 心電図モニタや心臓ペースメーカに電磁的影響を与えない。

国試第20回午前:第72問

超音波凝固切開装置について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 20~200kHzの超音波が使用される。

b: 摩擦による発熱で凝固切開する。

c: カテーテル操作で血管内に挿入する。

d: 組織の剥離には適さない。

e: 血管の凝固切離はできない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午後:第37問

ハイパーサーミア装置について正しいのはどれか。

1: RF容量結合型加温では電極直径を小さくして深部加温を行う。

2: マイクロ波加温は全身加温に使われる。

3: 超音波加温は肺に対して使われる。

4: 電極のエッジ効果軽減にボーラスが使われる。

5: 組織内加温法は非侵襲的加温である。

国試第7回午後:第68問

結石破砕器に使用されるエネルギーとして誤っているのはどれか。

a: 水中の電極間の放電による衝撃波

b: 超音波

c: 爆薬による衝撃波

d: 超短波

e: マイクロ波

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午後:第57問

電気メスの熱傷防止対策として不適当なのはどれか。

1: 患者の背部にたまった薬液を拭き取る。

2: 対極板を筋肉質の部分に貼る。

3: 心電図モニタ用の電極はできるだけ小さい電極を使う。

4: 体位変換時に対極板部を点検する。

5: フローティング形電気メスを使う。

国試第1回午前:第80問

適切でない組合せはどれか。

1: 指尖容積脈波・・受光セル・・・・・熱ペン記録計

2: 心音図・・・・・マイクロホン・・・・・電磁オシログラフ

3: 心電図・・・・・ガラス電極・・・・・・X-Y記録計

4: 脳 波・・・・・・皿電極・・・・・・・・・インクペン記録計

5: 筋電図・・・・・針電極・・・・・・・・・ブラウン管オシログラフ

国試第28回午前:第38問

正しい組合せはどれか。

a: Ar レーザ ------------- 網膜凝固

b: NYAG レーザ ------- 光線力学療法

c: CO2 レーザ ----------- 疹痛治療

d: Dye レーザ ----------- 凝固止血

e: ArF エキシマレーザ ---- 角膜切除

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第57問

体温計測について正しい組合せはどれか。

a: サーミスタ体温計 電気抵抗変化

b: 熱電対体温計 金属膨張変化

c: サーモグラフ マイクロ波放射

d: 深部体温計 熱流補償

e: 鼓膜体温計 赤外線放射

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第75問

ME機器による事故の原因と症状との組み合わせで誤っているのはどれか。

1: 人工呼吸器の呼気弁の異常----------気胸

2: 人工心肺装置の貯血槽血液レベルの低下---- 空気栓塞

3: 透析用水処理装置の故障-----------硬水症候群

4: 電気メスでの高周波分流の発生-------- ミクロショック

5: 血液加温器のサーモスタットの故障-------溶血

国試第28回午後:第36問

がん温熱療法について正しいのはどれか。

a: RF容量結合型加温では金属ベッドを使用する。

b: マイクロ波加温法は全身加温に適する。

c: 化学療法と併用される。

d: 加温後細胞は熱耐性を示す。

e: 表面冷却にはボーラスを用いる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第74問

ハイパーサーミア(癌温熱療法)について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: RF容量結合型では1枚の電極で加湿する。

b: マイクロ波加湿法は深在性腫瘍の治療に適している。

c: 加温目標は50°Cである。

d: 放射線治療との併用効果がある。

e: 全身加温法には体外循環を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e