第23回国試午前73問の類似問題

国試第32回午後:第69問

人工心肺における遠心ポンプについて正しいのはどれか。

a: 流量計は不要である。

b: 吸引ポンプに用いることができる。

c: ローラポンプに比べて血液損傷が少ない。

d: 回路閉塞時に回路破裂の心配がない。

e: 空気を送り込む心配がない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第36問

人工心肺装置運転中のモニタ項目として必要なのはどれか。

a: 心電図

b: 送血回路圧

c: 送血血液温度

d: 送血量

e: 一回換気量

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第55問

人工心肺について正しいのはどれか。

a: 肺循環と体循環とを灌流する。

b: 完全体外循環中は心拍動を停止できる。

c: 灌流量は心拍出量の約80%を目安とする。

d: 血液のpH調節のため酸素と二酸化炭素を用いる。

e: 無血体外循環では抗凝固剤は不要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午後:第26問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: 流量計は不要である。

2: 気泡を除くためにポンプを丹念にたたく。

3: ポンプを回してから送血側の鉗子を開く。

4: 気泡を誤送しない。

5: 吸引ポンプとして利用できる。

国試第28回午後:第73問

人工心肺による体外循環中の操作で正しいのはどれか。

1: PaCO2 を下げるには人工肺に送入するガスの酸素濃度を高める。

2: 速やかな加温のためには送血温を 4まで上昇させる。

3: 脱血不良時には まで落差を大きくする。

4: チアノーゼ性心疾患の手術時には脱血量よりも送血量を少なくする。

5: 人工心肺離脱開始時には最初に送血量を減少させる。

国試第28回午前:第74問

人工心肺による体外循環中の溶血の直接的原因とならないのはどれか。

1: 大量吸引の持続

2: 脱血不良

3: 異型輸血

4: 血液希釈

5: 過度の加温

国試第22回午後:第70問

人工心肺中に人工肺の交換が必要なのはどれか。

a: 溶 血

b: 血漿漏出

c: wlung

d: 除泡能の低下

e: 回路内空気混入

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午後:第53問

体外循環中の人工心肺装置内モニタ項目でないのはどれか。(体外循環装置)

1: 吹送ガス流量

2: 貯血槽内の血液レベル

3: 送血流量

4: 血液回路内圧

5: 漏血量

ME2第37回午後:第10問

人工心肺に用いるローラポンプについて誤っているのはどれか。

1: 流量はポンプ出口側圧力の影響を受けない。

2: 回転数と流量は比例関係である。

3: 回路の閉塞によって異常な回路内圧が発生する。

4: ヘマトクリット値が異なっても流量は変化しない。

5: 常用回転数は毎分2000回転前後である。

国試第25回午後:第74問

人工心肺中のトラブルとその対応との組合せで正しいのはどれか。

a: 脱血カニューレの脱落 ------------- 送血ポンプの停止

b: 膜型人工肺におけるwlung ------ 人工肺の交換

c: 人工肺内の血栓形成 ------------- ヘパリンの追加投与

d: 熱交換器の水漏れ --------------- 冷温水槽の交換

e: 大動脈内への気泡の誤送 ----------- 送血ポンプの逆回転

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午後:第34問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: 流量計は不要である。

2: 血圧が上昇すると流量が増加する。

3: ポンプを停止させると逆流が生じる。

4: ポンプの回転子は8000rpm程度で回転している。

5: 心筋保護液ポンプとして使用されている。

国試第4回午後:第28問

人工心肺の使用中に人工肺の交換が必要な場合はどれか。

a: 血圧の低下

b: 酸素化能の低下

c: 膜型肺における血液の漏出

d: 血液の濃縮

e: 脱血の不良

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第63問

人工心肺を用いる体外循環について誤っているのはどれか。

a: 需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。

b: 静脈血酸素飽和度を60%以下に保つ。

c: 血圧は50mmHg以下でよい。

d: 灌流量を手術前の値の約80%とする。

e: 末梢血管抵抗を手術前の値に保つ。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午後:第50問

人工心肺による体外循環中に溶血の原因とならないのはどれか。

1: 過度の吸引

2: 送血カニューレにおけるジェットの形成

3: 熱交換器における加熱のしすぎ

4: 使用血液の血液型不適合

5: 等張電解質溶液による過剰の血液希釈

ME2第37回午後:第30問

人工心肺について誤っているのはどれか。

1: ローラポンプは圧閉度を調整する。

2: 体外循環開始前にプロタミンを投与する。

3: 送血カニューレは大動脈に挿入する。

4: 体外循環開始時に酸素の吹送を開始する。

5: 大動脈を遮断してから心筋保護液を注入する。

国試第30回午後:第70問

人工心肺送血ポンプとしてローラポンプと比較した遠心ポンプの特性で正しいのはどれか。

a: 回転数による流量制御が容易である。

b: ポンプ停止時の逆流がない。

c: 送血回路閉塞時の回路破裂の危険がない。

d: 過度の陰圧発生がない。

e: 血球損傷が多い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第39回午後:第35問

人工心肺で用いるローラポンプについて正しいのはどれか。

1: チューブ内径とポンプ回転数の積で流量が計算できる。

2: 超音波式流量計が必要である。

3: オクルージョン調整では逆流が生じないようにかたく締める。

4: オクルージョンが弱いと溶血が生じる。

5: 流量は後負荷の影響を受けやすい。

国試第21回午後:第56問

人工心肺による体外循環中のトラブル対応として誤っている組合せはどれか。

a: 膜型肺における血栓形成 ― ヘパリン投与

b: 膜型肺ガス出口からの血漿漏出 ― 人工肺交換

c: 血液ポンプの停止 ― 手動式ハンドルによる循環維持

d: 送血回路内への大量の空気混入 ― 送血停止

e: 熱交換器の温水への血液混入 ― 温水の温度調節

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第41問

補助人工心臓の適応として正しいのはどれか。

a: 人工心肺からの離脱困難

b: 開心術後の重症低心拍出状態

c: 心臓移植までの一時的循環維持

d: 重症呼吸不全

e: 急性肝不全

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午後:第71問

人工心肺を用いた体外循環で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: 血液希釈によって膠質浸透圧は低下する。

b: 成人の体表面積あたりの灌流量は小児よりも多い。

c: 低体温によって末梢血管抵抗は低下する。

d: 心停止液にはCa2+を用いる。

e: プロタミンはヘパリン初期投与量の1~1.5倍を投与する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e