脳波計について正しいのはどれか。
a: 必要な周波数帯域は5.0?60Hzである。
b: 低域遮断周波数を規定する時定数は0.03秒である。
c: 雑音レベルは3.0μVp-p 以下である。
d: A/D変換時のサンプリング周波数は200 Hz以上である。
e: 最大感度は10μV/mm である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
電気メスについて正しいのはどれか。
1: 負荷抵抗を5kΩとして設計する。
2: 2450MHzの周波数を使用する。
3: 切開はメス先からのアーク放電を利用する。
4: 神経・筋刺激低減のために出力回路にコイルを挿入している。
5: スプレー凝固では高周波電流を連続的に流す。
医用電気機器の漏れ電流測定回路は図に示すようにJISで指定されているが、その抵抗RとコンデンサCの役割はどれか。
1: 漏れ電流波形の平滑化する。
2: 人体の血液インピーダンスを等価的に模擬する。
3: 衝撃的漏れ電流から高感度電圧計を保護する。
4: 人体の電撃に対する反応閾値の周波数特性を模擬する。
5: 医用電気機器からの不要高周波成分を除去する。
体外式除細動器について誤っているのはどれか。
1: 電極回路の一方が接地されている。
2: 成人用電極の最小面積は50cm2に規定されている。
3: 心室細動の除去には150~400Jのエネルギーを使用する。
4: 心房細動の除去にはR波に同期して通電する。
5: 心房細動の除去には50~150Jのエネルギーを使用する。
心電図記録の交流雑音対策で正しいのはどれか。
1: 誘導コード同士は離してばらばらに配置する。
2: 心電計の電源コードはベッドと平行に配置する。
3: 心電計の弁別比は少なくとも 40 dB 以上を用いる。
4: 患者のベッドは病室の壁から離して配置する。
5: 心電計の右足コードは保護接地端子に直接接続する。
保護接地線の抵抗の点検で誤っているのはどれか。
1: 導通試験は市販のテスタによって行う。
2: 現場では約1Aの電流を流して簡易的に測定してもよい。
3: JISでは規定の電流値を少なくとも5~10秒間流して測定することになっている。
4: 3Pプラグの機器のアースピンと機器の外装金属との間は0.22Ω以下である。
5: 保護接地線の両端に商用交流100Vを加えて測定する。
パルスオキシメータを点検した。正常な動作はどれか。
1: 表示された脈波の数が手首での脈拍数より少ない。
2: センサ部が熱くなっている。
3: 健常者で80%の値が表示されている。
4: センサ部で発光が見られない。
5: 息こらえを続けるとパーセント値が低下する。
心房細動で正しいのはどれか。
a: P波がみられる。
b: RR間隔は不規則になる。
c: 脳塞栓の原因となる。
d: 電気的除細動の適応にはならない。
e: 房室結節内リエントリーが原因となる。
低周波治療器について正しいのはどれか。
1: 皮膚に針電極を刺入して低周波電流を通電する。
2: 使用される周波数は1MHz以上である。
3: 数千Vで数msの繰り返しパルスを用いる。
4: 主に麻痺筋の非活動性萎縮を予防するために使用される。
5: 主に老人性痴呆の治療に使用される。
治療機器について正しい組合せはどれか。
1: 心臓ペースメーカ --------------- マイクロ波
2: 電気メス ---------------------- 高周波電流
3: レーザメス -------------------- 電子線
4: ESWL ------------------------- 赤外線
5: IABP ------------------------- 音波
電気メスの定期点検で負荷抵抗500Ωを接続して出力を測定した。負荷抵抗両端の最大電圧が900Vで高周波電流(実効値)が300mVであった。 クレストファクタ(波高率)はいくらか。
1: 0.17
2: 1.4
3: 3.0
4: 6.0
5: 20
電気メスで誤っているのはどれか。
1: 数100kHz~数MHzの高周波電流が用いられる。
2: 負荷抵抗は200~1,000Ωである。
3: 凝固にはバースト波が用いられる。
4: 出力200Wのとき対極板接触面積150cm2は安全域である。
5: 出力回路にはコイルが挿入されている。
病院電気設備について適切でないのはどれか。
1: 医用接地極の接地抵抗は10Ω以下である。
2: 等電位接地設備における金属間電圧は100mV以下である。
3: 非接地配線方式は一線地絡時にも電源供給を確保する。
4: 非常電源コンセントの外郭の色は赤色である。
5: 瞬時特別非常電源の立ち上がり時間は0.5秒以下である。
正しいのはどれか。
1: ディジタル式の心電計に用いるサンプリング周波数は200Hzである。
2: 心電図は心臓の拍動による血流の変化によって生じる電位変動である。
3: 正常心電図のST部分は基線と概ね一致する。
4: QRSは心房の興奮の開始に対応している。
5: 心音図は心電図を可聴周波数に変換して音として出力する。
有線式患者モニタで、心電図波形に交流雑音(ハム)が混入した。原因として最も考えられるのはどれか。
1: 血圧の同時モニタリングをしていた。
2: 補聴器を使用していた。
3: 体外式ペースメーカを使用していた。
4: 電極の接触状態が不良であった。
5: ベッドをアース端子に接続していた。
測定値のオーダーとして正しい組合せはどれか。
a: 心電図 ―― 0.5~4 mV
b: 筋電図 ―― 0.1~5V
c: 眼振図 ―― 1~5mV
d: 脳磁図 ―― 0.5T
e: 脳波 ―― 10~150μV
ある機器の患者漏れ電流Ⅰは周波数が20kHzで電流値が5mAであった。この漏れ電流を、JIS T 0601-1で定められた漏れ電流測定器で測定した場合、いくらと測定されるか。
1: 100mA
2: 25mA
3: 0.25mA
4: 0.01mA
5: 0.25μA
心電図検査室での心電計の取扱いについて誤っているのはどれか。
1: 記録紙は感熱紙を使用する。
2: 患者にアース線を接続する。
3: 金属ベッドを接地する。
4: 誘導コードと電源コードを離す。
5: 商用交流雑音が混入する場合はハムフィルタをオンにする。
超音波診断装置について正しいのはどれか。
a: 狭窄部位の高血流速度の測定にはパルス波を用いる。
b: 心臓弁運動の定量にはMモードを用いる。
c: 組織性状の画像化には高調波が有用である。
d: 腹部の画像描出にはセクタ走査が適している。
e: Bモード画像描出には連続波を用いる。
長時間心電図連続記録装置(ホルター心電計)について誤っているのはどれか。
1: 不整脈の診断に適している。
2: 胸部6誘導が必要である。
3: 日常生活中の心電図を記録できる。
4: 虚血性心疾患の診断に用いられる。
5: 心電図波形は患者の体位や行動によって変化する。
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