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第20回国試午後48問の類似問題

国試第9回午後:第86問

人工臓器とその材料に要求される性質との組合せで適切でないのはどれか。

1:人工弁 ――――――――― 抗血栓性
2:人工関節 ―――――――― 耐摩耗性
3:透析膜 ――――――――― 選択透過性
4:人工血管 ―――――――― 耐熱性
5:ぺースメーカ ――――――- 耐腐食性

国試第2回午前:第3問

医師の指示の下に臨床工学技士が行うことのできるのはどれか。

a:人工呼吸回路の気管カニューレからの除去
b:気管内挿管
c:大動脈内バルーンポンプカテーテルの血管への挿入
d:血液浄化装置の穿刺針のシャントへの接続
e:導出電極の皮膚への装着
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午後:第69問

遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1:吸引回路用のポンプに適している。
2:駆出される血液量は回転数に正比例する。
3:回路閉塞時に回路破裂の危険性が大きい。
4:同じ回転数でも流量は後負荷によって変化する。
5:低流量時の回転数調節による流量制御が容易である。

国試第15回午後:第53問

人工心肺使用中の空気塞栓の原因となるのはどれか。

a:脱血回路の折れ曲がり
b:ベントポンプの逆回転
c:送血回路の閉鎖
d:血液フィルタの日詰まり
e:ローラポンプチューブの破損
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午後:第49問

体外循環のときの血液成分の変化について正しいのはどれか。

a:血液を空気と一緒に吸引すると溶血が防止される。
b:血液が人工材料に触れると血栓が形成される。
c:送血カニューレが細いと血液成分の損傷が大きい。
d:低体温によって血液の粘性は低下する。
e:血液加温水と血液温の温度差を15°C以上にすると血液の変化が防止できる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第73問

人工心肺を用いた体外循環について正しいのはどれか。

1:.ヘパリンは送血管および脱血管の挿入が完了した後に投与する。
2:.ACT(活性化凝固時間)は150~250秒に維持する。 
3:目標とする至適灌流量が得られた状態を完全体外循環という。 
4:血液希釈限界はヘモグロビン10g/dLである。 
5:復温灌流中には送脱血温の温度較差を10℃以内とする。 

国試第10回午前:第1問

医師の指示の下に臨床工学技士が行うことができるのはどれか。

a:人工呼吸回路の気管カニューレからの除去
b:気管内挿管
c:大動脈内バルーンポンプ・カテーテルの血管への挿入
d:血液浄化装置の穿刺針のシャントヘの接続
e:導出電極の皮膚ヘの装着
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午後:第74問

人工心肺中のトラブルとその対応との組合せで正しいのはどれか。

a:脱血カニューレの脱落 ------------- 送血ポンプの停止
b:膜型人工肺におけるwlung ------ 人工肺の交換
c:人工肺内の血栓形成 ------------- ヘパリンの追加投与
d:熱交換器の水漏れ --------------- 冷温水槽の交換
e:大動脈内への気泡の誤送 ----------- 送血ポンプの逆回転
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第39回午後:第35問

人工心肺で用いるローラポンプについて正しいのはどれか。

1:チューブ内径とポンプ回転数の積で流量が計算できる。
2:超音波式流量計が必要である。
3:オクルージョン調整では逆流が生じないようにかたく締める。
4:オクルージョンが弱いと溶血が生じる。
5:流量は後負荷の影響を受けやすい。

国試第10回午後:第48問

人工心肺による体外循環中に血液を希釈する目的として正しいのはどれか。

a:空気塞栓症を予防する。
b:血液の粘度を下げる。
c:組織灌流を良好にする。
d:使用血液量を節減する。
e:生体の酸素需要を促進する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午後:第69問

遠心ポンプについて正しいのはどれか。

a:ローラポンプよりも血液損傷は強い。
b:同一回転数でも冷却時には流量が低下する。
c:ポンプ回転中に送血回路をクランプしても回路破裂しない。
d:気泡が混入しても体に送り込まれることはない。
e:ポンプ停止時に逆流が生じない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午後:第13問

遠心血液ポンプに用いられないのはどれか。

1:軸シール
2:軸受け
3:永久磁石
4:インペラ(羽根)
5:ローラ

国試第35回午前:第72問

人工心肺を用いた成人体外循環における完全体外循環中の至適灌流量、至適灌流圧について正しいのはどれか。 

1:正常生体血液循環量の3.0L/min/m2と同量を維持する必要がある。 
2:常温体外循環では灌流量を高めに設定する必要がある。 
3:腎機能低下例では灌流量を低めに設定する必要がある。 
4:体表面積当たりの至適灌流量は乳幼児より大きくなる。 
5:灌流圧は平均大動脈圧で100mmHgを下回らないことが重要である。 

国試第35回午前:第73問

人工心肺を用いた体外循環中の血液凝固系管理について正しいのはどれか。 

1:ワルファリン内服患者ではカニュレーション開始前のヘパリン投与は不要である。 
2:完全体外循環中にACTが600秒以上になった場合には少量のプロタミンを投与する。 
3:人工心肺離脱後のプロタミン投与時には心機能は良好であっても血圧低下に注意する。 
4:人工心肺離脱後の送血カニューレの抜去はプロタミン投与後に行う。 
5:人工心肺離脱後はプロタミン投与後も吸引ポンプで出血を回収し使用血液量の節減に努める。 

国試第29回午後:第70問

人工心肺による体外循環について正しいのはどれか。

a:小児の体表面積あたりの灌流量は成人よりも多い。
b:血液希釈によって酸素解離曲線は右方に移動する。
c:復温時には混合静脈血酸素飽和度は上昇する。
d:アルカローシスの補正に炭酸水素ナトリウムを用いる。
e:膠質浸透圧の保持に乳酸加リンゲルを用いる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午後:第40問

人工心肺から体内へ送られる血液の温度をモニタする箇所として正しいのはどれか。

1:冷温水槽
2:静脈回路
3:人工肺の流出部
4:血液ポンプの流出部
5:貯血槽

国試第9回午後:第52問

体外循環中、空気塞栓が発生した。多量の空気の入り込む部位として考えられるのはどれか。

a:貯血槽
b:左心ベント挿入部
c:脱血回路
d:気管チューブ
e:熱交換器
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第40回午後:第6問

PCPSについて誤っているのはどれか。

1:経皮的カニューレを用いる。
2:膜型人工肺を用いる。
3:遠心ポンプを用いる。
4:閉鎖回路である。
5:貯血槽を用いる。

国試第20回午後:第50問

一定の灌流圧で送血したときの流量について正しいのはどれか。(体外循環装置)

1:血液を希釈すると増加する。
2:低体温にすると増加する。
3:末梢血管抵抗が減少すると減少する。
4:小さな口径のカニューレを使うと増加する。
5:血液粘度が上昇すると増加する。

国試第35回午前:第70問

人工心肺を用いた体外循環で正しいのはどれか。 

1:左心補助の装置である。 
2:回路を構成する装置はECMOと同じである。 
3:開放回路型が主流である。 
4:拍動流ポンプを必要とする。 
5:使用限界は3時間である。