慢性腎不全の病態と原因との組合せで誤っているのはどれか。
a: 高血圧 ―――――――― 体液減少
b: 異所性石灰沈着 ―――― 低カルシウム血症
c: 腎性貧血 ――――------ エリスロポエチン活性低下
d: 透析アミロイドーシス ――- 血清β2ミクログロブリン値の上昇
e: 骨軟化症 ――――――― アルミニウム沈着
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
喫煙が発症に関連する呼吸器疾患はどれか。
a: じん肺
b: 原発性肺癌
c: 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
d: サルコイドーシス
e: 肺動脈性肺高血圧症
急性腎不全の原因について正しいのはどれか。
a: 心筋梗塞
b: 低カルシウム血症
c: 副腎皮質ステロイド薬の投与
d: 敗血症
e: 後腹膜線維症
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
高気圧酸素治療の安全対策として適切なのはどれか。
a: 治療前に大気圧を測定する。
b: 治療前に装置を点検する。
c: 治療前に患者の所持品を点検する。
d: 治療開始から終了まで患者監視を継続する。
e: 毎分1.22kgf / cm2の速度で減圧する。
急性心筋梗塞の合併症として誤っているのはどれか。
1: 心室瘤
2: 心室中隔穿孔
3: 僧帽弁閉鎖不全
4: 大動脈弁狭窄
5: 完全房室ブロック
気管内吸引の合併症でないのはどれか。
1: 無呼吸
2: 無気肺
3: 低酸素血症
4: 気管支収縮
5: 頭蓋内圧低下
人工呼吸による合併症で誤っているのはどれか。
1: 血圧低下
2: 気 胸
3: 気道感染
4: 心拍出量低下
5: 眼圧低下
酸素療法について正しいのはどれか。
a: 病態により動脈血酸素分圧(PaO2)の目標値は異なる。
b: ベンチュリーマスクは吸気酸素濃度を調節できる。
c: ベンチュリーマスク使用時には酸素の流量を少なくする。
d: 吸気酸素濃度は機器によらず50%以上にできる。
e: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)が高い場合は低い酸素濃度から換気を開始する。
陽圧換気による人工呼吸器管理が生体に及ぼす影響で誤っているのはどれか。
1: 頭蓋内圧低下
2: 血圧低下
3: 静脈還流減少
4: 腎臓機能低下
5: 抗利尿ホルモン分泌増加
呼吸調節について正しいのはどれか。
a: 動脈血酸素分圧(PaO2)の低下は頚動脈洞で感知される。
b: 動脈血pHの低下は換気量を減少させる。
c: 延髄の化学受容器は動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)に反応しない。
d: 肺への迷走神経知覚枝を切断すると吸息が延長する。
e: 心拍出量の減少は呼吸数を増加させる。
生活習慣病としての高血圧症治療上有用でないのはどれか。
1: 健常人と同量の塩分摂取
2: ストレスの解消
3: 肥満者では体重減少
4: 喫煙者では禁煙
5: 飲酒者では節酒
高二酸化炭素血症(ハイパーカプニア)の原因となるのはどれか。
1: 肺血流不均等分布
2: シャント
3: 肺胞低換気
4: 高心拍出量
5: 拡散障害
呼吸不全の治療に有用な器具、装置はどれか。
a: 高気圧治療装置(高圧酸素室)
b: 熱交換器
c: 血漿成分分離器
d: 酸素マスク
e: ネブライザ
肺胞内圧が陽圧になる疾患はどれか。
a: 間質性肺炎
b: 肺水腫
c: 無気肺
d: 気管支喘息
e: 慢性肺気腫
肺血栓塞栓症について誤っているのはどれか。
1: 深部静脈血栓に続発する。
2: 小児に多発する。
3: 低酸素血症を呈する。
4: 右心不全を呈する。
5: ヘパリンは有効である。
高炭酸ガス(CO2)血症の成因となるのはどれか。
a: 閉塞性換気障害
b: 肺血流量の増加
c: 低体温
d: 呼吸中枢の抑制
e: CO2産生量の増加
透折中の空気誤入時の対処法で正しいのはどれか。
a: 酸素吸入を行う。
b: 透析液流量を下げる。
c: 抗凝固薬の量を増やす。
d: 血管拡張薬を投与する。
e: 頭を低くして左側臥位をとらせる。
内視鏡的外科手術において正しいのはどれか。
1: 気腹に亜酸化窒素を用いる。
2: 気腹により静脈還流は増加する。
3: 肺血栓塞栓症の合併症はない。
4: 電気メスは使用できない。
5: 自然気胸は適応である。
呼吸不全について正しいのはどれか。
a: 呼吸筋疲労による換気量減少は呼吸不全の原因になる。
b: すべての呼吸不全は人工呼吸器装着の適応になる。
c: 動脈血炭酸ガス分圧40mmHgはCO2ナルコーシスとされる。
d: 動脈血酸素分圧50mmHgは呼吸不全とされる。
e: 酸素療法が換気を抑制することがある。
a: 酸素は高圧低温下で空気を液化分離して製造される。
b: 未使用酸素ボンベ内の圧力は約15MPaである。
c: 鼻カニューレ法で60%以上の吸気酸素濃度を得ることができる。
d: 在宅では液化酸素を利用することができない。
e: 副作用として酸素中毒に注意する。
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