第18回国試午前70問の類似問題

ME2第38回午後:第21問

血液透析について誤っているのはどれか。

1: 中空糸型の透析膜が使用されている。

2: 体内の過剰の水分を浸透圧差により除去する。

3: 透析液には重炭酸が添加されている。

4: ローラポンプが使用されている。

5: 血液と透析液を互いに反対方向に流す。

国試第34回午前:第75問

血液透析の回路構成として適切でないのはどれか。

1: 中空糸型ダイアライザ内で血液と透析液を並流になるよう流した。

2: 抗凝固薬注入ラインを血液ポンプの下流側に設置した。

3: 生理食塩液の注入ラインを血液ポンプの上流側に設置した。

4: 返血側ドリップチャンバ上部から圧ラインを引いた。

5: 返血側ドリップチャンバの下流側に気泡検知器を設置した。

ME2第37回午後:第26問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: 流量計は不要である。

2: 気泡を除くためにポンプを丹念にたたく。

3: ポンプを回してから送血側の鉗子を開く。

4: 気泡を誤送しない。

5: 吸引ポンプとして利用できる。

ME2第36回午後:第10問

20滴1mLの輸液セットを使用し、輸液ポンプを用いて15mL/hの流量で輸液を行っている。点滴筒内を滴下する液滴は1分間に何滴となるか。

1: 5

2: 10

3: 15

4: 20

5: 25

国試第2回午後:第40問

ローラ型ポンプについて誤っているのはどれか。

1: 弁が不可欠である。

2: IABPと組み合わせて拍動流が得られる。

3: 回転と休止とを繰り返して拍動流が得られる。

4: 血液成分の損傷が軽度である。

5: オクルージョン調整が必要である。

国試第33回午前:第37問

心臓血管作動薬の静脈内持続投与時に推奨すべきものはどれか。

1: ローラ型ポンプ

2: フィンガ型ポンプ

3: シリンジ型ポンプ

4: ボルメトリック型ポンプ

5: 自然滴下式

国試第34回午前:第69問

正しいのはどれか。

a: ローラポンプは回転数と流量が比例する。

b: ローラポンプは溶血の原因とならない。

c: 遠心ポンプは流量計を必要としない。

d: 遠心ポンプは容積型ポンプである。

e: 遠心ポンプは回路破裂の危険がない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第57問

体外循環用ローラポンプについて誤っているのほどれか。

a: 圧閉度を完全圧閉にして用いる。

b: 圧閉度試験では2mの水位に対する漏れ流量を計測する。

c: 不完全圧閉は逆流の原因となる。

d: 心臓手術のためには2台以上のポンプが必要である。

e: 拍動流ポンプとして使用することも可能である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第69問

人工心肺中の限外濾過による血液濃縮器について正しいのはどれか。

a: 内部灌流型の装置である。

b: メインの送脱血回路に直列に組み込む。

c: 疎水性の多孔質中空糸膜を用いる。

d: 透析液を必要とする。

e: 排出液の Na、K 濃度は細胞外液型である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第33回午後:第7問

人工心肺について正しいのはどれか。

1: 気泡型人工肺が現在もっとも多く使用される。

2: 血液ポンプとしてフィンガポンプが用いられる。

3: 血液は大動脈から脱血して右心房に送られる。

4: 血液回路は塩化ビニル製である。

5: 心筋保護液は体外循環開始前に投与する。

国試第6回午後:第52問

中空糸型を用いる血液透析の標準的回路構成で重要なポンプはどれか。

a: ヘパリン注入ポンプ

b: 血液希釈ポンプ

c: 置換液注入ポンプ

d: 透析液再循環ポンプ

e: 血流供給ポンプ

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第3問

20滴1mLの輸液セットを使用し、輸液ポンプを用いて60mL/hの流量で輸液を行っている。点滴筒内を滴下する液滴は1分間に何滴となるか。

1: 3

2: 20

3: 30

4: 60

5: 120

ME2第35回午後:第1問

20滴で1mLの輸液セットを使用し、輸液ポンプを用いて30mL/hの流量で輸液を行っている。点滴筒内を滴下する液滴は1分間に何滴か。

1: 5

2: 10

3: 15

4: 20

5: 25

国試第36回午前:第70問

膜型人工肺について正しいのはどれか。 

a: 人工肺は血液ポンプの入口側に接続する。 

b: ガス流量を増やすと二酸化炭素除去量は減少する。 

c: 外部灌流型は内部灌流型より血液の圧損失が高い。 

d: 均質膜は貫通孔をもたない。 

e: 血漿漏出によるガス交換能低下時は人工肺を交換する。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午後:第47問

遠心ポンプについて正しいのはどれか。

a: 空気を体内に送り込む危険性が少ない。

b: 吸引ポンプとして使用できる。

c: 流量を回転数とチューブ内径から算出できる。

d: チューブ圧閉度の調整が必要である。

e: 後負荷の変動によって流量が変化する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第34問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 従圧式は分泌物の多い患者や重傷呼吸不全患者に適している。

2: 従圧式では患者の呼気量のモニタが重要である。

3: 従量式では呼気量、吸入圧のモニタが重要である。

4: 従圧式では測定した換気量から必要な設定圧を調節する。

5: 従量式では1回換気量は吸気流量と吸気時間で決定される。

ME2第33回午後:第54問

滴下制御型輸液ポンプで検知できないのはどれか。

1: 輸液ルートの閉塞

2: 気泡の混入

3: フリーフロー

4: 輸液ボトルの空状態

5: 血管外への輸液漏れ

国試第25回午前:第70問

人工心肺用ローラポンプチューブの圧閉度調整で誤っているのはどれか。

1: 落差1mで調整する。

2: 滴下速度は30~50滴/分とする。

3: 過度の圧閉は溶血を増大させる。

4: 不十分な圧閉は溶血を増大させる。

5: 不十分な圧閉は逆流を発生させる。

国試第20回午後:第50問

一定の灌流圧で送血したときの流量について正しいのはどれか。(体外循環装置)

1: 血液を希釈すると増加する。

2: 低体温にすると増加する。

3: 末梢血管抵抗が減少すると減少する。

4: 小さな口径のカニューレを使うと増加する。

5: 血液粘度が上昇すると増加する。

ME2第37回午後:第41問

輸液ポンプの定期点検で使用されないのはどれか。

1: ドプラ流量計

2: ストップウォッチ

3: 輸液セット

4: メスシリンダ

5: 圧力計