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第14回国試午後65問の類似問題

国試第38回午後:第88問

人工心肺による体外循環中に起こりうる生体反応はどれか。

a:溶血
b:カプセル化
c:がん化
d:石灰化
e:補体活性化
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第39問

人工心肺を用いた開心術において正しいのはどれか。

a:通常の開心術には軽度~中等度の低体温が用いられる。
b:血液希釈法の限界はへマトクリット値25%である。
c:心停止液にはCa2+を用いる。
d:心筋保護のために局所加温が行われる。
e:回路に血液を全く充填しない方法がよく使用される。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午後:第20問

補助人工心臓で正しいのはどれか。

1:血液ポンプを体内に植え込むものはない。
2:生体の心臓を取り除き血液ポンプと交換する。
3:抗凝固療法を必要とする。
4:肺と心臓の機能を代行できる。
5:心拍動と同期させなければならない。

国試第2回午後:第37問

人工心肺による体外循環中の血液凝固時間はACT(activated clotting time)で何秒位に維持するのが適切か。

1:100~150秒
2:200~300秒
3:400~600秒
4:800~1000秒
5:1000~1200秒

国試第7回午後:第40問

人工心肺操作中のトラブル対策として正しいのはどれか。

a:停電時には先ず送血回路を閉鎖する。
b:回路内圧が上昇したら送血を止める。
c:脱血不能時には先ず脱血カニューレ先端部のチェックが必要である。
d:空気塞栓の防止には頭側を低くする。
e:停電に備え非常電源を用意する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第50問

人工心肺施行中の生理学的変化として誤っているのはどれか。

1:代謝性アシドーシス
2:α波の消失
3:尿量の減少
4:血糖値の上昇
5:血小板数の増加

国試第37回午後:第73問

人工心肺を用いた体外循環時に大動脈解離が発生した場合の対応で誤っているのはどれか。

1:送血温を下げる。
2:送血圧を上げる。
3:真腔に送血カニューレを入れ直す。
4:上行大動脈の色調を確認する。
5:経食道心臓超音波検査を行う。

国試第18回午後:第37問

組織への酸素運搬量を左右する因子はどれか。(人工呼吸療法)

a:心拍出量
b:ヘモグロビン値
c:酸素飽和度
d:体 温
e:混合静脈血酸素分圧
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第38回午後:第70問

遠心ポンプについて正しいのはどれか。

a:人工心肺停止時には送血回路を鉗子で遮断し血液逆流を防ぐ。
b:離脱前の低流量時には回転数による流量制御が困難である。
c:冷却時に流量を維持するには回転数を上げる必要がある。
d:人工心肺運転中の送血回路の遮断は禁忌である。
e:誤って空気を体内に送り込むことはない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第38問

酸素運搬能の改善に効果があるのはどれか。

a:肺内シャント率が3%から10%ヘ増加
b:動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)が40mmHgから60mmHgへ増加
c:ヘモグロビンが7g/dlから12g/dlへ増加
d:心拍出量が3l /minから4.5l / minへ増加
e:ヘモグロビンの酸素飽和度が85%から98%ヘ増加
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午前:第72問

人工心肺の適正濯流について誤っているものはどれか。

a:平均動脈圧を60~80mmHgに維持する。
b:側副血行路の多い右左短絡疾患では濯流量を少なめにする。
c:低体温体外循環では常温体外循環よりも潅流量を多くする。
d:混合静脈血酸素飽和度(SvO2)70%以上を目標に潅流量を調節する。
e:体重あたりの濯流量は成人に比べて小児の方が多い。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午後:第51問

体外循環中の生体監視について誤っているのはどれか。

1:動脈圧は臓器の灌流状態の指標となる。
2:中心静脈圧は循環血液量を反映する。
3:直腸温は深部体温を反映する。
4:尿量は毎時20ml/kg以上に保つ。
5:血液ガス分析値は人工肺機能の指標となる。

国試第29回午前:第88問

健常人において動脈血の酸素分圧が正常な状態であるとき、特定の末梢組織への酸素運搬量に最も影響を与えるのはどれか。

1:肺胞換気量
2:心拍出量
3:動脈圧
4:動脈血の酸素飽和度
5:当該組織の血流量

国試第26回午前:第74問

人工心肺中の溶血と関連するのはどれか。

a:細い送血カニューレ
b:細い脱血カニューレ
c:低体温
d:ベント用ポンプの回転不足
e:無血充填
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第49問

体外循環のときの血液成分の変化について正しいのはどれか。

a:血液を空気と一緒に吸引すると溶血が防止される。
b:血液が人工材料に触れると血栓が形成される。
c:送血カニューレが細いと血液成分の損傷が大きい。
d:低体温によって血液の粘性は低下する。
e:血液加温水と血液温の温度差を15°C以上にすると血液の変化が防止できる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第70問

人工心肺用ローラポンプチューブの圧閉度調整で誤っているのはどれか。

1:落差1mで調整する。
2:滴下速度は30~50滴/分とする。
3:過度の圧閉は溶血を増大させる。
4:不十分な圧閉は溶血を増大させる。
5:不十分な圧閉は逆流を発生させる。

国試第32回午後:第69問

人工心肺における遠心ポンプについて正しいのはどれか。

a:流量計は不要である。
b:吸引ポンプに用いることができる。
c:ローラポンプに比べて血液損傷が少ない。
d:回路閉塞時に回路破裂の心配がない。
e:空気を送り込む心配がない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午後:第67問

在宅酸素療法について正しいのはどれか。

1:慢性心不全に用いられる。
2:肺高血圧症に用いられない。
3:慢性閉塞性肺疾患(COPD)の予後を改善しない。
4:動脈血の二酸化炭素分圧の確認は不要である。
5:吸気デマンドバルブで酸素ボンベの使用時間は 10 倍に伸びる。

ME2第38回午後:第24問

PCPSの操作で正しいのはどれか。

1:送血流量を増やすために血液ポンプの位置を下げた。
2:人工肺からの血漿漏出が起きたので送血圧を下げた。
3:血栓の形成を防ぐため送血流量を下げた。
4:PaO2が低いので体温を下げた。
5:PaCO2が高いので酸素混合ガスの流量を上げた。

国試第25回午後:第72問

完全体外循環中の灌流条件で適切でないのはどれか。

1:ヘモグロビン値:5g/dL
2:平均大動脈圧:70mmHg
3:中心静脈圧:3cmH2O
4:混合静脈血酸素飽和度:80%
5:全血活性化凝固時間:450秒