第13回国試午前82問の類似問題

国試第12回午前:第79問

漏れ電流の許容値について正しいのはどれか。

a: 一般機器の接地漏れ電流の正常状態は0.5mA以下である。

b: BF形機器の患者漏れ電流Iと外装漏れ電流とは許容値が同じである。

c: 患者漏れ電流IIの許容値は患者漏れ電流Iの許容値より小さい。

d: BF形機器の患者漏れ電流IIIはミクロショックを防止できる許容値である。

e: CF形機器の患者測定電流は交流、直流とも同じ許容値である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第31回午後:第55問

医療機器のクラス別分類で誤っているのはどれか。

1: クラス0Ⅰ機器は認められない。

2: クラスⅠ機器には保護接地設備が必要である。

3: クラスⅡ機器には使用上の設備制限はない。

4: クラスⅡ機器の追加保護手段は補強絶縁である。

5: 内部電源機器に基礎絶縁は不要である。

ME2第38回午後:第52問

JIS T 0601-1:2012のB形装着部において規定されていないのはどれか。

1: 接地漏れ電流

2: 接触電流

3: 患者漏れ電流(患者接続部から大地へ流れる電流)

4: 患者漏れ電流(信号入出力部へ外部電圧を印加した場合の電流)

5: 患者漏れ電流(F形装着部の患者接続部へ外部電圧を印加した場合の電流)

国試第18回午前:第83問

周波数10kHzで漏れ電流が10mAだった場合、JIS T 0601-1に規定されている漏れ電流測定回路の測定される電圧値どれか。(医用機器安全管理学)

18AM83-0

1: 0.01V

2: 0.1V

3: 1V

4: 10V

5: 100V

国試第14回午前:第80問

医用機器からの漏れ電流について正しいのはどれか。

a: 患者漏れ電流Iの単一故障状態の許容値は正常状態の2倍である。

b: 患者漏れ電流IIはBF形とCF形に規定されている。

c: 患者測定電流の直流の許容値はBF形とCF形で同じである。

d: 接地漏れ電流に関する単一故障状態は電源導線の断線だけである。

e: 接地漏れ電流の単一故障状態の許容値は正常状態の5倍である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第42問

定格電流が12AのME機器の保護接地線の抵抗測定で、JIST0601-1で規定されている測定電流値[A]はどれか。 

1: 12 

2: 15 

3: 18 

4: 24 

5: 25 

ME2第36回午後:第52問

次の図記号が付いた医療機器の単一故障状態における接触電流(外装漏れ電流)の許容値[μA]はいくらか。

img11244-52-0

1: 10

2: 50

3: 100

4: 500

5: 1000

国試第29回午後:第41問

JIS T 0601-1:2012 で規定する保護接地線インピーダンス測定方法について誤っているのはどれか。

1: 無負荷時の試験用電圧は6V以下を用いる。

2: 試験用電源の周波数は50Hzまたは60Hzを用いる。

3: 試験用電流は15Aを用いる。

4: 保護接地線に最大電流を5?10秒間流す。

5: 電圧降下法によりインピーダンスを算出する。

ME2第38回午後:第53問

ME機器の患者装着部をフローティング方式にする主たる目的はどれか。

1: 機器の操作者から患者に流れる電流を阻止する。

2: 患者を介して機器に流入する電流を阻止する。

3: 機器に触れた人を介して大地に流れる電流を阻止する。

4: 信号入出力部に外部電圧が印加するのを阻止する。

5: 保護接地線を接続しなくても安全性を保つ。

ME2第29回午後:第49問

漏れ電流を測定した。誤っているのはどれか。

1: 電源プラグの極性を逆にして、患者漏れ電流Ⅲを測定した。

2: 電源導線の片側の断線を模擬して、接地漏れ電流を測定した。

3: 電極装着部と壁面アース間に測定器を入れて、患者漏れ電流Ⅰを測定した。

4: プラスチック外装機器の外装漏れ電流は金属箔を用いて測定した。

5: 保護接地線の断線を模擬して、接地漏れ電流を測定した。

国試第2回午後:第76問

B形装着部を有する心電計の正常状態における接地洩れ電流を、高感度交流電圧計と人体の電気的等価インピーダンスを模擬した回路により測定した。 洩れ電流が許容範囲内であるときの電圧計の読みは何mV以下か。

1: 10mV

2: 50mV

3: 100mV

4: 500mV

5: 1000mV

国試第19回午前:第76問

臨床工学技士の業務について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: 正当な理由なしに業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない。

b: 医用電気機器について行える業務はJISに規定されている。

c: 機器の保守点検は臨床工学技士以外は行えない。

d: 医用電気機器の漏れ電流試験には医師の書面による指示が必要である。

e: 医療施設の受電設備の保守は業務の範囲外である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午後:第39問

JIS T 0601-1 における単一故障状態はどれか。

a: 保護接地線の断線

b: 電源導線のいずれか1本の断線

c: 絶縁のいずれか一つの短絡

d: SIP/SOPへの外部電圧の印加

e: F形装前部の患者接続部への外部電圧の印加

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第41問

心電図検査室における雑音対策として有効でないのはどれか。

1: 心電計を接地する。

2: ベッドを接地する。

3: 誘導コードをまとめる。

4: ベッドを壁から離す。

5: 電極表面をピカピカに磨く。

ME2第30回午前:第45問

図のように、テレメータ心電図モニタで心電図をモニタしていた。このテレメータの入力回路の入力インピーダンスは10MΩで、両電極の生体接触インピーダンスはそれぞれ50kΩであった。このテレメータの電極リード差込口に生理食塩液が垂れて、差込口間の抵抗が20kΩになった。この場合、受診モニタで観測されるR波の大きさは本来の大きさのおよそ何%になるか。

img11206-45-0

1: 120

2: 40

3: 20

4: 17

5: 0.2

国試第3回午後:第88問

医用接地極の接地抵抗として許容しうる限界値(Ω)はどれか。

1: 20

2: 15

3: 10

4: 5

5: 1

国試第1回午後:第77問

医用電気機器のクラス別分類または形別分類に関する説明について正しいのはどれか。

a: クラスI機器は追加保護手段として保護設置を必要とする。

b: クラスII機器の場合は保護接地を必要としない。

c: 内部電源機器は外部電源位接続することもできる。

d: 心臓に適応可能なME機器はC形である。

e: クラス0I機器は医用には使用することができない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午後:第56問

電気メスの患者回路連続性モニタで監視できないのはどれか。

1: 対極板コードの断線

2: 対極板のはがれ

3: アクティブ電極の生体への接触

4: アクティブ電極コードの断線

5: 高周波漏れ電流の発生

国試第2回午後:第86問

除細動器で感電事故が起こり点検の依頼があった。安全管理担当者がまず最初にとるべき処置として適切なのはどれか。

a: 操作者の操作方法の詳細を調べる。

b: 造業者へ連絡してすぐ来院するように依頼する。

c: 電源コードを交換する。

d: 同時にその患者に使用していた他のME機器を点検する。

e: 洩れ電流を測定する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第28回午後:第56問

非常電源について誤っているのはどれか。

1: 瞬時特別非常電源は0.5秒以内に電圧が確立される。

2: 一般非常電源は40秒以内に電圧が確立される。

3: 過電流(使い過ぎ)の状態でも使用できる。

4: 手術室には瞬時特別非常電源を設けなくてはならない。

5: 瞬時特別非常電源は特別非常電源や一般非常電源と組み合わせて使用する。