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第11回国試午前52問の類似問題

ME2第35回午前:第56問

脳波計の増幅器の入力インピーダンスを高くする理由は何か。

1:検出信号の起電力が小さいため。
2:直流を増幅するため。
3:電極の接触インピーダンスが高いため。
4:筋電図の混入を防ぐため。
5:電極接触電圧による飽和を防ぐため。

ME2第40回午前:第43問

心電計の入力に、心電図信号に比べて1000倍の電圧振幅を持つ同相のハムノイズが混入した。機器の同相弁別比が60dBである場合、ノイズの出力は心電図出力に比べて何倍になるか。

1:1/10
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3:1/2
4:1
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国試第27回午前:第29問

インピーダンス式呼吸モニタについて誤っているのはどれか。

1:数十kHzの交流信号を用いる。
2:患者監視装置において呼吸数をモニタする。
3:胸部体表面に貼った電極間の電気インピーダンスを計測する。
4:吸気時には電気インピーダンスが減少する。
5:呼吸モニタ用電極は心電図モニタ用電極と兼用できる。

国試第18回午前:第53問

心電計について正しいのはどれか。(生体計測装置学)

1:心電計の周波数帯域の上限は100kHzである。
2:分極電圧を大きくするためにAg-AgC1電極が用いられる。
3:差動増幅器はドリフトの影響を抑える効果がある。
4:校正電圧は標準感度で1mm/mVである。
5:標準の誘導方式として国際10/20法が用いられる。

国試第14回午前:第85問

漏れ電流測定回路について正しいのはどれか。

14AM85-0
a:漏れ電流の測定値は電圧計Vの読みをR2で除した値である。
b:R1とC1とで高域通過フィルタを形成している。
c:入力インピーダンスZは広い周波数範囲にわたって約10kΩである。
d:R1の抵抗値は10kΩである。
e:点線内は人体の電撃に対する周波数特性を模擬している。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第84問

漏れ電流測定用の電圧計の特性として、JISで要求されているのはどれか。

a:入力インピーダンス :1kΩ以下
b:周波数特性 :直流から10MHzまで平坦
c:測定精度 :真の値に対して±5%以内
d:指示方法 :実効値
e:表示桁数 :8桁以上
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第80問

生体電気計測に使用するフィルタについて正しいのはどれか。

a:帯域除去フィルタの代表的なものはハム除去フィルタである。
b:低域遮断フィルタを備えた増幅器をAC増幅器という。
c:集積回路を利用したフィルタを受動フィルタという。
d:静止電位の測定にはAC増幅器を用いなければならない。
e:分極などによる不要な直流成分やドリフトを除去するにはDC増幅器を用いるとよい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午後:第16問

正しいのはどれか。

a:演算増幅器を用いて積分回路を作ることができる。
b:演算増幅器では反転入力端子と非反転入力端子との電位差はほぼ0である。
c:同相除去比(CMRR)を小さくするために演算増幅器による差動増幅回路を用いる。
d:入力インピーダンスを小さくするために演算増幅器による非反転増幅回路を用いる。
e:出力インピーダンスを大きくするために演算増幅器を用いる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第54問

図は生体と計測器との等価回路である。誤っているのはどれか。

9AM54-0
1:Z1は主に皮膚と電極のインピーダンスである。
2:Z2はできるだけ小さい方がよい。
3:3. $\left|Z_1\right|\ll\left|Z_2\right|$の関係が望ましい。
4:入カ信号が大きすぎると波形ひずみが生じる。
5:増幅器の入カ段にはFETが使われる。

国試第21回午前:第82問

患者測定電流について誤っているのはどれか。

1:交流の許容値は直流の許容値より低い。
2:増幅器のバイアス電流を含む。
3:インピーダンスプレチスモグラフの測定電流を含む。
4:装着部間に流れる電流である。
5:測定は装着部間に測定用器具を接続して行う。

国試第5回午前:第79問

脳波測定用増幅器について正しいのはどれか。

a:周波数帯域は0.05~100Hzが必要である。
b:増幅器には40dB程度の増幅度があれば十分である。
c:同相弁別比の高い差動増幅器が必要である。
d:9~15チャンネルのものが一般に用いられる。
e:入力インピーダンスはできるだけ小さい方がよい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第81問

医用電気機器の漏れ電流測定回路は図に示すようにJISで指定されているが、その抵抗RとコンデンサCの役割はどれか。

4PM81-0
1:漏れ電流波形の平滑化する。
2:人体の血液インピーダンスを等価的に模擬する。
3:衝撃的漏れ電流から高感度電圧計を保護する。
4:人体の電撃に対する反応閾値の周波数特性を模擬する。
5:医用電気機器からの不要高周波成分を除去する。

国試第35回午前:第41問

図の測定用器具MDについて正しいのはどれか。 

25041
a:R1とC1でローパスフィルタを形成している。 
b:R2は人体の代表抵抗値を模擬している。 
c:R2の抵抗値は10kΩである。 
d:電圧測定器の入力インピーダンスは10kΩ以上である。 
e:電圧測定器の入力容量は150pF以下である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第49問

図に示す回路のA-B間の電圧を入力インピーダンス10kΩのアナログテスタで測定したところ4.5Vを示した。これを入力インピーダンス10MΩのディジタルテスタで測定したとすると、およそ何Vを示すか。

img11215-49-0
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2:4.5
3:6
4:7.5
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国試第18回午前:第52問

正確さが0.50%、定格が100Vのアナログ式電圧計で20Vの電圧を測定するときの最大誤差はどれか。ただし、指示の読み取りに誤差はないものとする。(生体計測装置学)

1:0.001
2:0.005
3:0.01
4:0.025
5:0.1

国試第38回午後:第29問

インピーダンス式呼吸モニタについて誤っているのはどれか。

1:心電図モニタの電極を兼用できる。
2:胸郭の広がりに由来するインピーダンスの変化を記録する。
3:胸壁表面に配置した電極間に直流電圧を印加する。
4:電極を貼る位置によって影響を受ける。
5:体動はアーチファクトの原因となる。

国試第19回午前:第60問

誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1:SQUIDは生体の微弱な磁束変化を計測する。
2:心電図RR間隔は自律神経の検査にも用いられる。
3:Ag-AgCl電極は分極電圧が小さい。
4:大脳誘発電位計測には加算平均法が用いられる。
5:商用交流雑音対策にはCMRR(開相除去比)の小さい増幅器を用いる。

国試第24回午前:第28問

ディジタル脳波計として適切でないのはどれか。(生体計測装置学)

1:モンタージュ処理は電極接続器で行う。
2:各チャネルの入力インピーダンスは5MΩ以上である。
3:必要な周波数帯域は0.5~100Hzである。
4:標準感度は50μV/5mmである。
5:時定数は0.3秒である。

国試第6回午前:第64問

生体物性について誤っているのはどれか。

1:電気インピーダンスが生体内の部位によって異なる値を示すことは異方性である。
2:刺激強度と反応とが比例関係にないことは非線形性である。
3:導電率や誘電率が周波数によって変化することは周波数依存性である。
4:人間の全身の骨格筋が60~150Wの熱を産生することは産熱である。
5:神経細胞において、あるレベル以上の電気刺激で膜電位が跳躍的に変化してインパルスを発生することは細胞膜の興奮性である。

国試第12回午前:第55問

心電計の電気的特性で誤っているのはどれか。

1:JIS規格で規定されている。
2:標準感度では1mV(P-P)入力に対して記録計が10mm振れる。
3:10Hzで50μV(P-P)入力を判読できる。
4:総合周波数特性は10Hzにおける10mm振幅を基準(100%)としている。
5:75Hzでは基準の50%以下の振幅である。