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第10回国試午後55問の類似問題

国試第2回午後:第37問

人工心肺による体外循環中の血液凝固時間はACT(activated clotting time)で何秒位に維持するのが適切か。

1:100~150秒
2:200~300秒
3:400~600秒
4:800~1000秒
5:1000~1200秒

ME2第28回午後:第11問

人工心肺のローラポンプについて誤っているのはどれか。

1:構造が単純である。
2:流量計がいらない。
3:血圧の変動で流量が変化する。
4:オクルージョンの調整が必要である。
5:弁機構がいらない。

国試第10回午後:第40問

人工呼吸開始後のモニタリング項目で必要ないのはどれか。

1:動脈血pH
2:動脈血酸素分圧(PaO2)
3:動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)
4:気道内圧
5:呼気酸素濃度

国試第1回午後:第52問

人工肺について誤っているのはどれか。

1:気泡型では溶血が起こりやすい。
2:気泡型では気泡が小さいほど酸素化の効率が良い。
3:膜型では血漿蛋白の変性が起こりにくい。
4:膜型では血流に対する抵抗が小さい。
5:膜型では気泡型に比べてより生理的な酸素化ができる。

ME2第39回午後:第35問

人工心肺で用いるローラポンプについて正しいのはどれか。

1:チューブ内径とポンプ回転数の積で流量が計算できる。
2:超音波式流量計が必要である。
3:オクルージョン調整では逆流が生じないようにかたく締める。
4:オクルージョンが弱いと溶血が生じる。
5:流量は後負荷の影響を受けやすい。

国試第7回午後:第32問

PEEP(呼気終末陽圧)について正しいのはどれか。

a:換気を改善する。
b:酸素化を改善する。
c:FRC(機能的残気量)が増加する。
d:肺胞の虚脱を防ぐ。
e:右心系への静脈環流が増加する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第37回午後:第10問

人工心肺に用いるローラポンプについて誤っているのはどれか。

1:流量はポンプ出口側圧力の影響を受けない。
2:回転数と流量は比例関係である。
3:回路の閉塞によって異常な回路内圧が発生する。
4:ヘマトクリット値が異なっても流量は変化しない。
5:常用回転数は毎分2000回転前後である。

国試第27回午後:第70問

人工心肺による体外循環中の混合静脈血酸素飽和度(Svo2)について誤っているのはどれか。

1:肺動脈カテーテルで測定できる。
2:過度の血液希釈によって低下する。
3:50%は酸素供給不足を意味する。
4:80%は低心拍出量状態を意味する。
5:人工心肺中の冷却時には上昇する。

国試第16回午後:第50問

人工肺について正しいのはどれか。

a:中空糸膜型には内部灌流型と外部灌流型とがある。
b:気泡型では血液とガスが直接接触する。
c:回転円板型は現在最も多く使用されている。
d:コイル型はガス交換膜を用いない。
e:中空糸膜型のガス交換膜材質にポリプロピレンがある。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第54問

IABPについて正しいのはどれか。

a:全身循環を代行する治療法である。
b:ガス圧によって駆動される。
c:人工心肺と併用できる。
d:心臓の拡張期に冠動脈血流量を増加させる。
e:心臓の収縮期にバルーンを膨らます。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午後:第68問

膜型人工肺について正しいのはどれか。

1:吹送ガス流量を増やすとPaO2 は上昇する。
2:吹送ガス酸素濃度を上げるとPaCO2 は低下する。
3:多孔質膜では血液は酸素と直接接触しない。
4:均質膜では長時間使用すると血漿漏出が起こる。
5:外部灌流型は内部灌流型よりも血流に乱流が生じやすい。

国試第14回午後:第57問

体外循環用ローラポンプについて誤っているのほどれか。

a:圧閉度を完全圧閉にして用いる。
b:圧閉度試験では2mの水位に対する漏れ流量を計測する。
c:不完全圧閉は逆流の原因となる。
d:心臓手術のためには2台以上のポンプが必要である。
e:拍動流ポンプとして使用することも可能である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第44問

血液ガス・酸塩基平衡について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a:血液の酸素分圧とヘモグロビンの酸素飽和度は比例する。
b:健常人の室内気吸入時の肺胞気酸素分圧は約100mmHgである。
c:二酸化炭素は主に炭酸水素イオンとして運搬される。
d:安静時の動脈血二酸化炭素分圧は約40mmHgである。
e:pHは水素イオン濃度に比例する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第38回午後:第71問

体内設置型(植込み型)補助人工心臓で正しいのはどれか。

1:両心の補助ができる。
2:在宅での使用はできない。
3:無拍動流型が主流である。
4:ワルファリンは使用しない。
5:心臓移植適応の患者は使用できない。

国試第38回午後:第68問

膜型人工肺について正しいのはどれか。

a:最も繁用しているのは均質膜である。
b:多孔質膜ではwet lungは起こさない。
c:内部灌流型が主流である。
d:血液は均質膜を通過しない。
e:外部灌流型は内部灌流型よりも血流の乱流が生じやすい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第33回午後:第26問

心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1:体外式は体外から刺激回数、出力、感度を調整する。
2:体外式は一時的な心拍数低下症例に使用される。
3:体外式の操作パネルは調整後にカバーをする。
4:植込み型は皮下組織に埋没させて留置する。
5:刺激電極は左心房内に留置する。

国試第8回午後:第39問

体外循環時のトラブルと処置との組み合わせで正しいのはどれか。

a:空気塞栓 ――――――――-― 上半身挙上
b:送血ポンプの停止 ――――-― 手動送血
c:代謝性アシドーシス ―------― 炭酸水素ナトリウム(重曹)投与
d:人工肺の故障 ――――――― 心臓マッサージ
e:低体温からの復温 ――――-― 急速加温
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第30回午前:第7問

血液循環の正しい順路はどれか。

1:大静脈→右心房→右心室→肺動脈→肺→肺静脈→左心房→左心室→大動脈
2:大静脈→右心房→右心室→肺静脈→肺→肺動脈→左心房→左心室→大動脈
3:大静脈→右心室→右心房→肺動脈→肺→肺静脈→左心室→左心房→大動脈
4:大静脈→左心室→左心房→肺静脈→肺→肺動脈→右心室→右心房→大動脈
5:大静脈→左心房→左心室→肺動脈→肺→肺静脈→右心房→右心室→大動脈

国試第8回午前:第44問

人工呼吸について正しいのはどれか。

a:胸腔内圧は人工呼吸時よりも自発呼吸時で低い。
b:PEEP(呼気終末陽圧)によりFRC(機能的残気量)は増加する。
c:EIP(吸気終末休止)は一呼吸サイクルの約20%にセットする。
d:SIMV(同期式間欠的強制換気)の時には各強制換気の間隔は一定である。
e:呼吸回路の呼気側送気管末端を水中に置くとPEEPを付加できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第23回午後:第71問

人工肺による血液ガス分圧の調節で正しいのはどれか。

a:吹送ガス流量を減らすとPaO2は上昇する。
b:吹送ガス流量を増やすとPaCO2は低下する。
c:吹送酸素濃度を下げるとPaO2は低下する。
d:吹送酸素濃度を上げるとPaCO2は上昇する。
e:吹送酸素濃度を上げるとP$\overline{V}$O2は低下する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e