第9回国試午後44問の類似問題

国試第21回午後:第65問

透析のモニタリングについて正しいのはどれか。

a: 透析液濃度は電導度で測定する。

b: スケルーベッドを除水速度の計測に用いる。

c: 透析器の漏血の検出には紫外線の減衰率を用いる。

d: 透析液の温度測定は1か所で行う。

e: コンソールには自動血圧計を組み込まなければならない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第87問

パルスオキシメータを点検した。正常な動作はどれか。

1: 表示された脈波の数が手首での脈拍数より少ない。

2: センサ部が熱くなっている。

3: 健常者で80%の値が表示されている。

4: センサ部で発光が見られない。

5: 息こらえを続けるとパーセント値が低下する。

国試第35回午前:第30問

血液ガスの計測について誤っている組合せはどれか。 

1: pH  ガラス電極 

2: 酸素分圧  クラーク電極 

3: 二酸化炭素分圧 セバリングハウス電極 

4: 酸素飽和度(SpO2)  赤色光および赤外光の吸光度 

5: 経皮的二酸化炭素分圧 赤外光の吸光度

国試第27回午後:第21問

パルスオキシメータが麻酔中のモニタとして有効でないのはどれか。

a: 酸塩基平衡異常

b: 麻酔ガス濃度

c: 片肺挿管

d: 気 胸

e: 空気塞栓

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午後:第20問

パルスオキシメトリーが診断に役立つのはどれか。

a: 頻 脈

b: アシドーシス

c: 一酸化炭素中毒

d: メトヘモグロビン血症

e: 低酸素血症

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午後:第45問

カプノグラフィについて正しいのはどれか。

a: 赤外線吸収を利用しているものが多い。

b: 健常人では呼気終末二酸化炭素分圧(PETCO2)は動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)に近似する。

c: 呼吸器の吸気弁の故障は測定値に影響しない。

d: 呼気開始後、二酸化炭素分圧(PCO2)は直ちに上昇する。

e: 亜酸化窒素(笑気)に対する補正が必要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午後:第45問

血液ガス測定について誤っているのはどれか。

a: 重炭酸イオン濃度を直接測定している。

b: 酸素分圧は酸素によって生じる電流の変化を利用して測定する。

c: 二酸化炭素分圧はCO2によるpHの変化を利用して測定する。

d: 酸素電極にはポリプロピレン膜が用いられる。

e: CO2電極は直接、血液サンプルと接する構造になっている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第60問

希釈法による血流量計測法について正しいのはどれか。

a: Fickの方法では肺から摂取される酸素を利用する。

b: 熱希釈法では加熱した生理食塩液が用いられる。

c: 血流量が変動しても平均血流量を正確に計測できる。

d: 指示薬が計測部位に到る途中で、一部消失しても計測精度に大きく影響しない。

e: 血流量を正確に計測するには指示薬が完全に撹絆される必要がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午前:第30問

経皮的血液ガス分圧測定装置について正しいのはどれか。

1: 経皮的に測定した PtcCO2 は動脈血の PaCO2 よりも低くなる。

2: 経皮的に測定した PtcO2 は動脈血の PaO2 よりも高くなる。

3: 計測皮膚面を 42?44℃に加温する。

4: 計測には脈波信号が必要である。

5: 新生児には使用できない。

国試第21回午前:第57問

肺動脈カテーテル(スワン・ガンツカテーテル)を用いる計測について正しいのはどれか。

a: 熱希釈法は色素希釈法より精度が高い。

b: 熱希釈法ではカテーテル先端から冷却溶液を噴出させる。

c: 左心室圧を測定できる。

d: 中心静脈圧を測定できる。

e: 肺動脈楔入圧計測時は先端バルーンを膨らませる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第28回午後:第22問

動脈血ガス分析検査について正しいのはどれか。

1: 注射筒へのヘパリン注入は採血後に行う。

2: 採血後は注射器内の血液を攪拌してはいけない。

3: 測定値は採血時の室温で補正する。

4: 測定前の一時保管は37℃の恒温槽に入れる。

5: 注射筒内に混入した気泡は直ちに除去する。

ME2第32回午後:第8問

熱希釈式心拍出量測定について正しいのはどれか。

1: 注入液には色素を混入させる。

2: 注入液は速やかに注入しないと誤差が大きくなる。

3: 注入液の温度は0℃でなければ測定できない。

4: 測定間隔を1分以上にしないと再循環の影響を受ける。

5: 注入液量が変わってもカテーテル係数は同じでよい。

国試第25回午前:第29問

正しいのはどれか。

a: 連続波超音波ドプラ血液計では逆流の情報が得られる。

b: レーザドプラ血流計は赤血球の光の吸収量から血流量を算出する。

c: 色素希釈法は心拍出量の繰り返し測定に適している。

d: 熱希釈法は熱希釈曲線の時間積分値から心拍出量を算出する。

e: Mモード超音波画像を用いて左室の駆出率が算出できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午後:第45問

血液ガス分析について誤っているのはどれか。

1: pH電極とCO2電極は同じ測定原理を利用している。

2: 酸素飽和度の連続測定に赤外光と赤色光を利用している。

3: 密封した採取サンプルを室温に放置するとP02が低下する。

4: pHは水素イオン濃度の逆数の対数である。

5: P02とヘモグロビン酸素飽和度は直線関係にある。

国試第9回午前:第62問

光による生体計測について正しいのはどれか。

a: 無侵襲計測に利用される。

b: 動脈血の酸素飽和度の計測に用いられる。

c: 脈波の計測に利用される。

d: 可視光は組織を透過しないので利用できない。

e: 患者監視には適さない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午後:第20問

パルスオキシメトリの精度に影響するのはどれか。

a: 年 齢

b: 末梢循環不全

c: PaO2 ≦ 70mmHg

d: マニキュア

e: 高二酸化炭素血症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午後:第28問

心拍出量測定法について正しいのはどれか。

1: 熱希釈法では約0 °C の注入液を用いる。

2: 色素希釈法ではオキシヘモグロビンの量を計測する。

3: フィック法では二酸化炭素産生量から計算する。

4: 超音波断層法では心房の容積から計算する。

5: 血圧波形解析法ではスワンガンツカテーテルを用いる。

国試第5回午前:第84問

光による計測について正しいのはどれか。

a: 無侵襲計測に利用される。

b: 動脈血の酸素飽和度の計測に用いられる。

c: 脈波の計測に利用される。

d: 可視光は組織を透過しないので赤外光を用いる。

e: 患者監視には適さない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午後:第6問

経皮的ガス分圧測定について正しいのはどれか。

1: 酸素センサはpH電極の応用型である。

2: 二酸化炭素センサはクラーク電極を用いる。

3: センサ装着部位は容積脈波の確認ができる部位とする。

4: 測定時のセンサ周辺温度を34~36℃に保つ。

5: センサ膜面と装着部位との間にコンタクト液を介在させる。

国試第6回午前:第87問

正しいのはどれか。

a: 生体内では光散乱は少ない。

b: 生体内の光吸収は主にヘモグロビンと皮膚のメラニンによる。

c: 光電式脈波計により血行動態についての情報が得られる。

d: 光によるヘモグロビンの酸素飽和度測定には二種の波長が用いられる。

e: パルス光を用いたヘモグロビンの酸素飽和度測定装置をパルスオキシメータという。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e