ある機器の患者漏れ電流Ⅰは周波数が20kHzで電流値が5mAであった。この漏れ電流を、JIS T 0601-1で定められた漏れ電流測定器で測定した場合、いくらと測定されるか。
1: 100mA
2: 25mA
3: 0.25mA
4: 0.01mA
5: 0.25μA
図の回路で抵抗Rに流れる電流I[A]はどれか。ただし、電池の起電力は4.0V、抵抗はすべて1.0Ωとする。
1: 1.0
2: 2.0
3: 3.0
4: 4.0
5: 5.0
抵抗値10kΩ、最大電力1Wの抵抗素子に印加することが許容される電圧[V]の最大値はどれか。(医用電気電子工学)
1: 1000
2: 100
3: 10
4: 1
5: 0.1
除細動器を出力360Jに設定し、50Ω負荷で点検した。異常なのはどれか。
1: 除細動器エネルギーメータの値は340Jであった。
2: 充電時間が60sであった。
3: 出力波形のパルス幅は約5msであった。
4: 充電完了1分後に自動的に内部放電した。
5: 出力電圧ピーク値が約4kVであった。
20℃の水500mlの入った電気ポット(ヒータの抵抗は100Ω)に電流1Aを1分24秒流した。水の温度は何℃まで上昇するか。ただし、1cal = 4.2 Jとし、ヒータで発生する熱はすべて水に均一に吸収されるものとする。
1: 21
2: 24
3: 41
4: 44
5: 61
50Hzの正弦波を50Hzでサンプリングした。得られるサンプル値系列信号はどれか。
1: 直流信号
2: 5Hzの正弦波
3: 10Hzの正弦波
4: 25Hzの正弦波
5: 50Hzの正弦波
2相性除細動器について正しいのはどれか。
1: 出力の片側は接地されている。
2: 放電回路にインダクタが挿入されている。
3: 出力パルス幅は約50msである。
4: 出力波形の観測には50Ωの負荷抵抗を用いる。
5: 心房細動には使用できない。
300 kHzの交流電流を1 秒間通電したときの感知電流の閾値[mA]に近いのはどれか。
1: 30
3: 150
4: 300
5: 500
電気メスについて正しいのはどれか。
a: 高周波電流を使用する。
b: ジュール熱で凝固や切開を行う。
c: 電流は対極板を通じて本体に環流する。
d: 図Aは切閉に使用される電流波形である。
e: 図Bは凝固に使用される電流波形である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
入力抵抗1MΩ、電圧増幅率110倍の直流増幅器に、図のように直流信号を入力した。信号源の内部抵抗を100kΩ、直流電圧を10mVとすると増幅器の出力電圧[V]はいくらか。
1: 0.1
2: 0.5
3: 1.0
4: 1.1
5: 10.0
ダイオードについて正しいのはどれか。
a: カソードにアノードより高い電圧を加えると電流は順方向に流れる。
b: 逆方向抵抗は順方向抵抗より小さい。
c: 逆方向電流が急激に大きくなるときの電圧を降伏電圧という。
d: ダイオードには整流作用がある。
e: 理想的なダイオードでは順方向抵抗は無限大である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
巻数が10回のコイルを貫く磁束が、0.5秒間に0.1Wbから、0.5Wbまで一様な割合で変化した。この間に発生する起電力はどれか。(電気工学)
1: -0.8 V
2: -1.0 V
3: -2.0 V
4: -8.0 V
5: -10.0 V
図の回路の抵抗で消費される電力はどれか。
1: 408W
2: 800W
3: 1000W
4: 1250W
5: 1667W
図の回路でab間の正弦波交流電力(有効電力)を求める式として正しいのはどれか。
1: (電圧の振幅値)×(電流の振幅値)
2: (電圧の実効値)×(電流の実効値)
3: (電圧の振幅値)×(電流の振幅値)×(力率)
4: (電圧の実効値)×(電流の実効値)×(力率)
5: (電圧の実効値)x(電流の実効値)×(無効率)
図の理想オペアンプ回路で、端子AB間に1kΩの抵抗を接続した。出力端子Aと端子Cの間の電位差は何Vか。
1: 1
2: 5
3: 7
4: 10
5: 12
理想オペアンプで構成した図の回路で、30kΩの抵抗を流れる電流を0.3mAにしたい。Rは何kΩにすべきか。
1: 18
2: 9
3: 1
4: 0.3
直流電動機(モータ)に直流電圧20Vを加えたところ、100 mA の電流が流れ定常回転した。このモータを10分間回した時の消費エネルギー[J]はどれか。
1: 240
2: 1200
3: 2400
4: 12000
5: 24000
保護接地線の抵抗の点検で誤っているのはどれか。
1: 導通試験は市販のテスタによって行う。
2: 現場では約1Aの電流を流して簡易的に測定してもよい。
3: JISでは規定の電流値を少なくとも5~10秒間流して測定することになっている。
4: 3Pプラグの機器のアースピンと機器の外装金属との間は0.22Ω以下である。
5: 保護接地線の両端に商用交流100Vを加えて測定する。
JISの保護接地線抵抗測定方法について誤っているのはどれか。
a: 電圧降下法を用いて測定する。
b: 通電時間は30秒以上必要である.
c: 試験用電源の容量は20Aである。
d: 試験用電源の周波数は50Hzでも60Hzでもよい。
e: 試験用電源の無負荷出力電圧は6V以下を用いる。
起電力E[V]、内部抵抗r[X]の電池2個と可変抵抗R[X]を直列に接続した回路がある。可変抵抗で消費される電力が最大になるようにRの値を調整した。このとき、回路に流れる電流[A]Iを表す式として正しいのはどれか。
1: E/(2r)
2: 3E/(4r)
3: 9E/(10r)
4: E/r
5: 3E/(2r)
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