デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者の作業療法で注意が必要な症状・合併症はどれか。2つ選べ。 ア.知能低下イ.心電図変化ウ.肺活量低下エ.糖尿病オ.白内障
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
図は脳性麻痺児の着衣動作である。脳性麻痺のタイプはどれか。
1: 痙直型四肢麻痺
2: 痙直型両麻痺
3: 痙直型片麻痺
4: 失調症
5: アテトーゼ型
顔面筋麻痺について正しいのはどれか。
1: 片側大脳病変では前頭筋麻痺が生じる。
2: 片側橋病変では同側の顔面筋麻痺が生じる。
3: 片側延髄下部病変では同側の顔面筋麻痺が生じる。
4: 大脳病変では電気治療が有効である。
5: 末梢性病変では顔面筋全体の同時収縮を促すように電気治療を行う。
大脳基底核の障害でみられないのはどれか。
1: 痙縮
2: バリスム
3: アテトーシス
4: ジストニア
5: 固縮
57歳の男性。筋萎縮性側索硬化症と診断されて3年が経過。四肢や体幹に運動麻痺を生じてベッド上の生活となりADLは全介助。さらに球麻痺症状を認め、安静時も呼吸困難を自覚する。この患者がコミュニケーション機器を使用する際の入力手段として適切なのはどれか。
1: 舌
2: 手指
3: 口唇
4: 呼気
5: 外眼筋
頭部外傷によるびまん性軸索損傷で適切でないのはどれか。
1: バランスの障害がみられる。
2: 四肢の外傷が理学療法の阻害因子になる。
3: 記憶障害のため復学が困難になる。
4: 認知障害の回復は良好である。
5: 行動障害が社会生活上の問題となる。
家族性が孤発性よりも多いのはどれか。
1: Parkinson病
2: 多系統萎縮症
3: Huntington病
4: Lewy小体型認知症
5: 筋萎縮性側索硬化症
アテトーゼ型脳性麻痺児の運動療法で適切でないのはどれか。
1: 脊柱を伸展位にして寝返り訓練
2: 緊張性頸反射の抑制
3: 頭部を正中位にして立ち上がり訓練
4: 足底を全面接地して立位バランス訓練
5: パラシュート反応を誘発して上肢の外転
急性期脳卒中片麻痺の合併症とその対策との組合せで適切でないのはどれか。
1: 浮腫-弾性包帯
2: 尖足-関節可動域訓練
3: 肺炎-体位排痰法
4: 誤嚥-飲水による嚥下訓練
5: 起立性低血圧-傾斜台
57歳の男性。筋萎縮性側索硬化症。発症後5年が経過。四肢と体幹に重度の運動麻痺を生じてベッド上の生活となり、ADLは全介助。球麻痺症状を認め、安静時も呼吸困難を自覚している。この患者がコミュニケーション機器を使用する際の入力手段として適切なのはどれか。
1: 舌
2: 口 唇
3: 呼 気
4: 手 指
5: 外眼筋
球麻痺でみられないのはどれか。
1: 舌筋の萎縮
2: 下顎反射の亢進
3: 軟口蓋の挙上不全
4: 嗄声
5: 嚥下困難
骨折、脱臼に合併しやすい障害の組合せで誤っているのはどれか。
1: 肩関節前方脱臼-腋窩神経麻痺
2: 腓骨頭骨折-深腓骨神経麻痺
3: 上腕骨顆上骨折-正中神経麻痺
4: 股関節後方脱臼-坐骨神経麻痺
5: 大腿骨骨幹部骨折-大腿神経麻痺
筋ジストロフィーで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: デュシェンヌ型は男児に発症する。
2: デュシェンヌ型では心筋障害はまれである。
3: 肢帯型は常染色体優性遺伝である。
4: 顔面肩甲上腕型は仮性肥大が特徴である。
5: 先天性筋ジストロフィー(福山型)は精神遅滞を伴う。
運動失調がみられるのはどれか。
1: 辺縁系脳炎
2: Parkinson病
3: 周期性四肢麻痺
4: Wallenberg症候群
5: Lambert-Eaton症候群
30歳の男性。アテトーゼ型脳性麻痺。頸椎症性脊髄症を発症し、歩行不能となった。電動車椅子を導入し、練習開始後2週で施設内自走が可能となったが、壁への衝突等があるために見守りが必要である。上肢操作向上を目的とした作業療法で適切なのはどれか。
1: 貼り絵をする。
2: 木工で鋸を使う。
3: ドミノを並べる。
4: 版画で彫刻刀を使う。
5: 革細工でスタンピングをする。
重症筋無力症で誤っているのはどれか。
1: 神経筋接合部の異常で発症する。
2: 男性より女性に多く発症する。
3: 眼瞼下垂や複視が起こる。
4: 日内変動があり午後の方が動作しやすい。
5: 胸腺疾患を合併することが多い。
中心性頸髄損傷の特徴で誤っているのはどれか。
1: 高齢者に多い。
2: 頸椎脱臼骨折に合併しやすい。
3: 下肢より上肢に強い麻痺を生じる。
4: 麻痺は下肢から回復する。
5: 膀胱障害は軽症にとどまる。
頭部外傷によるびまん性軸索損傷で誤っているのはどれか。
1: バランスの障害がみられる。
2: 四肢の外傷が理学療法の阻害因子になる。
3: 記憶障害のため復学が困難になる。
4: 認知障害の回復は良好である。
5: 行動障害が社会生活上の問題となる。
高齢者の頸髄損傷で正しいのはどれか。
1: 半側横断型不全損傷が多い。
2: スポーツ障害で起こりやすい。
3: 頸椎の骨傷を伴わないことが多い。
4: 上肢に比べ下肢の障害が重い。
5: 頸部過屈曲を受傷機転とする。
65歳の男性。脳梗塞による右片麻痺。発症後3か月経過。歩行は自立しているが、痙縮が強く内反尖足と反張膝を示す。理学療法で適切でないのはどれか。2つ選べ。 ア.ハムストリングスの持続的伸張イ.大腿四頭筋の筋力増強ウ.膝関節軽度屈曲位での体重支持エ.下腿三頭筋の持続的伸張オ.足関節背屈筋群のタッピング
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ