疾患または症候と異常歩行の組合せで正しいのはどれか。
1: 運動失調 ── 酩酊歩行
2: フレイル ── すくみ足歩行
3: Parkinson病 ── はさみ脚歩行
4: 脳卒中片麻痺 ── 踵足歩行
5: 総腓骨神経麻痺 ── 分回し歩行
義足が長すぎるときの異常歩行で誤っているのはどれか。
1: 健側の伸び上がり歩行
2: 外転歩行
3: 分回し歩行
4: 義足側への体幹側屈
5: 歩幅の左右不均衡
疾患または症候と異常歩行の組合せで誤っているのはどれか。
1: 運動失調 - 酩酊歩行
2: Parkinson病 - すくみ足歩行
3: 脳卒中片麻痺 - 尖足歩行
4: 総腓骨神経麻痺 - 分回し歩行
5: 両下肢痙性麻痺 - はさみ脚歩行
歩行導入初期における運動学習の方法として適切なのはどれか。2つ選べ。
1: ハンドリングを行う。
2: 休憩を入れずに練習する。
3: 踵接地の練習を繰り返し行う。
4: 後ろ歩きや横歩きの練習を取り入れる。
5: フィードバックを与える頻度は少なくする。
歩行障害とその原因の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: frozen gait ── 小脳性運動失調
2: scissors gait ── パーキンソニズム
3: steppage gait ── 総腓骨神経麻痺
4: waddling gait ── 下肢帯の筋力低下
5: wide-based gait ── 両下肢の痙縮
若年者と比較した高齢者の歩行で正しいのはどれか。
1: 歩隔は狭くなる。
2: 歩幅は大きくなる。
3: 腕の振りは減少する。
4: 両脚支持期は短くなる。
5: 遊脚相における足尖と床面との距離は大きくなる。
6分間歩行テストで誤っているのはどれか。
1: テストは2回施行する。
2: 被検者の横に並んで歩く。
3: 自覚症状の変化を記録する。
4: 被検者に残りの時間を伝える。
5: 6分間の総歩行距離で評価する。
6分間歩行テストで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 自覚症状の変化を記録する。
2: 被験者の斜め前方に並んで歩く。
3: 6分間の総歩行距離で評価する。
4: 被験者に残りの時間を伝えることはできない。
5: 被験者が途中で立ち止まった場合にはテストを中止する。
10 m歩行において歩幅45 cm、歩行率80歩/分を示す。このときの歩行速度(m/秒)はどれか。
1: 0.4 m/秒
2: 0.5 m/秒
3: 0.6 m/秒
4: 0.7 m/秒
5: 0.8 m/秒
歩行時に若年者よりも高齢者の方が大きいのはどれか。
1: 歩 隔
2: 歩 幅
3: 骨盤回旋
4: 遊脚相/立脚相比
5: 頭部の上下動の振幅
正常歩行について正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.踵接地時の膝関節は15゚程度屈曲位である。イ.立脚中期に膝関節は完全伸展位となる。ウ.重心の上下移動は4~5 cmである。エ.骨盤の傾斜は左右5゚程度である。オ.遊脚相の膝関節屈曲は最大135゚に達する。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
小児歩行の特徴で誤っているのはどれか。
1: 前額面に比べて矢状面では安定している。
2: 上肢は肘屈曲位である。
3: 足底全体で接地する。
4: 遊脚期に股関節は外転する。
5: 歩隔は大きい。
異常歩行と原因の組合せで正しいのはどれか。
1: 鶏 歩――――――脛骨神経麻痺
2: 踵足歩行―――――脳卒中
3: 動揺歩行―――――小脳性運動失調症
4: 大殿筋歩行――――筋ジストロフィー
5: はさみ脚歩行―――正常圧水頭症
異常歩行と疾患との組合せで誤っているのはどれか。
1: 中殿筋歩行-先天性股関節脱臼
2: 大殿筋歩行-デュシェンヌ型筋ジストロフィー
3: 鶏 歩-前脛骨筋麻痺
4: 分回し歩行-脳卒中片麻痺
5: はさみ足歩行-失調症
遠城寺式乳幼児分析的発達検査表による移動運動の発達指標で「つたい歩きをする」の次に獲得されるのはどれか。
1: 2、3歩歩く。
2: 靴を履いて歩く。
3: 2足1段で階段を上がる。
4: つかまって立ち上がる。
5: 座った位置から立ち上がる。
正常歩行時にモーメントが働く方向で正しいのはどれか。
1: 踵接地時に足関節背屈方向
2: 踵接地時に膝関節伸展方向
3: 踵接地時に股関節伸展方向
4: 足底接地時に足関節底屈方向
5: 踵離地時に足関節背屈方向
身体運動と動作が可能となる年齢との組合せで誤っているのはどれか。
1: 片足で立つ-1歳6か月
2: 走る-2歳
3: 両足で跳ぶ-2歳6か月
4: 三輪車に乗る-4歳
5: 交互にスキップする-5歳
誤っている組合せはどれか。
1: 鶏状歩行-多発筋炎
2: 小刻み歩行-多発性脳梗塞
3: 失調性歩行-脊髄小脳変性症
4: すくみ足歩行-パーキンソン病
5: 動揺性歩行-デュシェンヌ型筋ジストロフィー
正常歩行について正しいのはどれか。
1: 肩関節は同側の踵接地時に最大屈曲位となる。
2: 膝関節は踵接地直後に伸展する。
3: 骨盤は水平面において回旋運動をする。
4: 骨盤は前額面において水平に保たれる。
5: 骨盤は遊脚側へ側方移動する。