安静時に比べ運動時に血液の分配量が増加するのはどれか。2つ選べ。
1: 骨格筋
2: 消化管
3: 心臓
4: 脾臓
5: 腎臓
急性心筋梗塞で誤っているのはどれか。
1: 冠動脈の粥状硬化が原因となる。
2: 血栓付着による冠動脈の閉塞で発症する。
3: 胸痛に伴ってショックに陥ることが多い。
4: 心電図所見ではST低下を特徴とする。
5: 発症早期の再灌流療法によって救命率が改善する。
心臓の血管で誤っている組合せはどれか。
1: 右冠状動脈-回旋枝
2: 右冠状動脈-後室間枝
3: 左冠状動脈-前室間枝
4: 左冠状動脈-前 枝
5: 左冠状動脈-後 枝
脳血管障害で正しい組合せはどれか。
1: 脳出血-夜間就眠中に発症することが多い。
2: くも膜下出血-突発的に発症する。
3: 脳血栓-数分で症候は完成する。
4: 脳塞栓-症候の完成までに1~2日を要する。
5: 一過性脳虚血発作-血圧の上昇で発症する。
急性心筋梗塞で誤っているのはどれか。
1: 高血圧は危険因子である。
2: 冠動脈の閉塞で起こる。
3: 胸痛のない心筋梗塞が存在する。
4: 心電図上、異常Q波が最も早期の変化である。
5: 血中CK値が上昇する。
小脳橋角部に最も多い脳腫瘍はどれか。
1: 腺腫
2: 髄膜腫
3: 血管芽腫
4: 神経膠腫
5: 神経鞘腫
運動負荷による臓器への血流配分について正しいのはどれか。
1: 冠血流は減少する。
2: 肝血流は減少する。
3: 腎血流は増加する。
4: 脳血流は増加する。
5: 皮膚血流は減少する。
深部静脈血栓予防について誤っているのはどれか。
1: 水分補給
2: 離床の促進
3: 足関節の自動運動
4: 長時間の座位保持
5: 弾性ストッキングの着用
図に示す血管名で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: ①中大脳動脈
2: ②椎骨動脈
3: ③上小脳動脈
4: ④脳底動脈
5: ⑤内頸動脈
免疫に関与する臓器、組織で誤っているのはどれか。
1: 胸腺
2: 脾臓
3: 膵臓
4: リンパ節
5: 骨髄
脳血管障害について誤っているのはどれか。
1: 高血圧と動脈硬化とが危険因子として重要である。
2: 脳出血の原因として動脈壁の線維素性壊死が関与する。
3: 若年者の脳出血では動静脈奇形などによる。
4: 脳血栓の原因として心弁膜症が重要である。
5: 脳動脈瘤は脳底部に好発する。
一側のみにある動脈はどれか。
1: 腋窩動脈
2: 鎖骨下動脈
3: 総頸動脈
4: 内頸動脈
5: 腕頭動脈
正しいのはどれか。
1: 門脈は肝で小葉間動脈となる。
2: 肝右葉は左葉より小さい。
3: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。
4: 胆嚢は胆汁を産生する。
5: 膵臓の導管は一つである。
誤っている組合せはどれか。
1: 静脈瘤-静脈壁限局性拡張
2: 動脈硬化症-アテローム変性
3: 虚血性心疾患-冠動脈血栓
4: 糖尿病性網膜症-眼底部小動脈瘤
5: レイノー病-閉塞性血栓性血管炎
血栓形成の原因で適切でないのはどれか。
1: 動脈硬化症
2: 静脈瘤
3: ビタミンC欠乏
4: 赤血球増加症
5: 心臓弁膜症
神経内分泌に強く関与する臓器はどれか。
1: 下垂体前葉
2: 下垂体後葉
3: 甲状腺
4: 副腎皮質
5: 副腎髄質
人工透析患者の死亡原因として最も多いのはどれか。
1: 肺 炎
2: 心不全
3: 脳出血
4: 悪性腫瘍
5: 慢性肝炎
脳梗塞の原因で誤っているのはどれか。
1: 心房細動
2: もやもや病
3: 心臓弁膜症
4: Buerger(バージャー)病
5: 頸動脈粥状硬化
脳血管障害と治療の組合せで正しいのはどれか。
1: ラクナ梗塞――――――――頸動脈血栓内膜剝離術
2: くも膜下出血―――――――クリッピング手術
3: 心原性脳塞栓症――――――頸動脈ステント留置術
4: 一過性脳虚血発作―――――コイル塞栓術
5: アテローム血栓性脳梗塞――アブレーション手術
正しいのはどれか。
1: 動脈の血管壁は外膜と内膜の2層からなる。
2: 心臓上後部を心尖という。
3: 左房室弁を三尖弁という。
4: 左心房は左右の肺静脈を受ける。
5: 大動脈弁は左右の半月弁からなる。