第41回午後第54問の類似問題

第42回午後:第71問

急性心筋梗塞で誤っているのはどれか。  

1: 高血圧は危険因子である。

2: 冠動脈の閉塞で起こる。

3: 胸痛のない心筋梗塞が存在する。

4: 心電図上、異常Q波が最も早期の変化である。

5: 血中CK値が上昇する。

第45回午後:第93問

急性心筋梗塞で誤っているのはどれか。  

1: 喫煙は危険因子である。

2: 不整脈を伴うことが多い。

3: 心電図ではST上昇がみられる。

4: 血中の白血球数の増加がみられる。

5: ニトログリセリンの舌下投与が治療に有効である。

第40回午後:第74問

急性心筋梗塞で適切でないのはどれか。  

1: 胸痛

2: 心電図所見の異常

3: 心筋逸脱酵素の高値

4: 冠動脈造影所見の異常

5: ニトログリセリンの著効

第51回午後:第91問

急性心筋梗塞で左冠動脈閉塞に比べて右冠動脈閉塞に特徴的なのはどれか。  

1: 房室伝導ブロック

2: 心原性ショック

3: 心室中隔穿孔

4: 心室性頻拍

5: 肺うっ血

第43回午後:第88問

脳梗塞の原因で誤っているのはどれか。  

1: 心房細動

2: もやもや病

3: 心臓弁膜症

4: Buerger(バージャー)病

5: 頸動脈粥状硬化

第49回午前:第75問

心筋梗塞の合併症として誤っているのはどれか。  

1: 心室頻拍

2: 下肢静脈瘤

3: 肩手症候群

4: 僧帽弁逆流

5: 心室中隔穿孔

第55回午前:第91問

肺塞栓症について誤っているのはどれか。  

1: 肥満が誘因となる。

2: 長期臥床が誘因となる。

3: 心電図所見は非特異的である。

4: 下肢よりも上肢の手術後に多い。

5: 深部静脈血栓症との合併が多い。

  • 答え:4
  • 解説:肺塞栓症は、肺動脈に詰まる物質によって引き起こされる病気で、その多くは血栓によるものです。肥満や長期臥床、深部静脈血栓症などが危険因子として挙げられますが、上肢の手術後に多いというのは誤りです。
  • 肥満は肺塞栓症の二次性の危険因子として挙げられます。肥満は血流の停滞や血栓の形成を促すため、肺塞栓症の誘因となります。
  • 長期臥床は肺塞栓症の二次性の危険因子として挙げられます。長期臥床による血流の停滞は、血栓の形成を促し、肺塞栓症の誘因となります。
  • 心電図所見は非特異的であるとされています。急性肺塞栓症では、特定の波形が見られることがあるものの、一般的に特異的な心電図所見は存在しないとされています。
  • 選択肢4が誤りです。肺塞栓症の二次性の危険因子として、下肢の手術や静脈カテーテルの挿入など、医療手技に伴って発生する静脈壁の異常が挙げられます。上肢の手術後に肺塞栓症が多いというのは誤りです。
  • 肺塞栓症の原因は、深部静脈血栓症であることが多いです。深部静脈血栓症は血栓が静脈内に形成され、これが肺動脈に詰まることで肺塞栓症が発生します。
  • 科目:内部障害と臨床医学
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第36回午後:第90問

突発する胸痛で緊急に治療を要するのはどれか。2つ選べ。 ア.痛 風イ.閉塞性動脈硬化症ウ.心筋梗塞エ.肺塞栓症オ.腎結石症  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第50回午後:第34問

合併症のない急性心筋梗塞の患者において、厚生省「循環器疾患のリハビリテーションに関する研究班(平成8年度)」のリハビリテーションプログラムに基づき、次のステージへの進行が可能であるのはどれか。  

1: 動悸の出現

2: 心室細動の出現

3: 0.5 mVのST低下

4: 運動時心拍数150/分

5: 運動時収縮期血圧の10 mmHg上昇

第41回午前:第95問

急性期心筋梗塞症患者のリハビリテーションのステージ進行基準に含まれないのはどれか。  

1: 自覚症状の有無

2: 心拍数の増加

3: 収縮期血圧の上昇

4: 重症不整脈の有無

5: 心電図の異常Q波

第52回午前:第93問

急性心筋梗塞後の運動療法の効果として正しいのはどれか。  

1: 梗塞範囲の減少

2: 心室破裂の減少

3: 心嚢液貯留の減少

4: 左室駆出率の増加

5: 急性期心臓死の減少

第49回午前:第6問

70歳の男性。急性心筋梗塞を発症した。心電図を示す。所見として考えられるのはどれか。2つ選べ。 

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1: PQ延長

2: ST上昇

3: 冠性T波

4: 異常Q波

5: 心室期外収縮

第56回午後:第92問

狭心症について正しいのはどれか。  

1: 強い胸痛が30分以上継続する。

2: 心エコーでは発作時にも異常は認めない。

3: 不安定狭心症は心筋梗塞には移行しない。

4: 負荷心電図におけるST上昇が特徴的である。

5: 薬物療法としてニトログリセリンが用いられる。

  • 答え:5
  • 解説:狭心症は心臓への血流が不足し、酸素が不足することで発生する症状であり、胸痛や息切れなどの症状が現れる。選択肢の中で正しいのは、薬物療法としてニトログリセリンが用いられることである。
  • 狭心症の胸痛は通常数分程度であり、30分以上継続することは稀である。15分以上持続する場合は、心筋梗塞の可能性が高まる。
  • 心エコーでは、狭心症の発作時に心室の壁の運動低下が確認できることがある。非発作時は正常なことが多い。
  • 不安定狭心症は、狭心症発作を頻回に繰り返し、心筋梗塞に移行する可能性がある。そのため、不安定狭心症は心筋梗塞には移行しないというのは誤りである。
  • 負荷心電図において、狭心症の特徴はST低下である。一方、安静時狭心症ではST上昇が特徴的である。
  • 薬物療法としてニトログリセリンなどの硝酸薬が用いられる。これらの薬は、血管を拡張させて血流を改善し、狭心症の症状を緩和する効果がある。
  • 科目:内部障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第37回午後:第52問

誤っている組合せはどれか。  

1: 静脈瘤-静脈壁限局性拡張

2: 動脈硬化症-アテローム変性

3: 虚血性心疾患-冠動脈血栓

4: 糖尿病性網膜症-眼底部小動脈瘤

5: レイノー病-閉塞性血栓性血管炎

第36回午後:第54問

脳血管障害について誤っているのはどれか。  

1: 高血圧と動脈硬化とが危険因子として重要である。

2: 脳出血の原因として動脈壁の線維素性壊死が関与する。

3: 若年者の脳出血では動静脈奇形などによる。

4: 脳血栓の原因として心弁膜症が重要である。

5: 脳動脈瘤は脳底部に好発する。

第45回午前:第76問

閉塞性動脈硬化症で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 男性よりも女性に多い。

2: 20~30歳代に多い。

3: 低血圧の合併が多い。

4: 間欠性跛行がみられる。

5: 主に四肢の近位側の動脈が侵される。

第51回午前:第41問

心筋梗塞の再発危険因子として誤っているのはどれか。  

1: 加齢

2: 肥満

3: 高血圧

4: 身体活動量の低下

5: 高HDLコレステロール血症

第46回午後:第39問

急性心筋梗塞のためのリハビリテーションプログラムにおいて、厚生省「循環器疾患のリハビリテーションに関する研究」班(平成8年度)に基づいた進行基準の項目でないのはどれか。  

1: 心拍数

2: 自覚症状

3: 収縮期血圧

4: 心電図ST変化

5: 経皮的動脈血酸素飽和度

第42回午後:第51問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 心房細動は脳塞栓の原疾患となる。

2: 下肢静脈の血栓は肺塞栓の原因となる。

3: 脳塞栓の好発部位は大脳基底核である。

4: 下肢の外傷後に空気塞栓症が起こる。

5: 潜函病では脂肪塞栓症が起こる。

第41回午後:第87問

脳血管障害で誤っているのはどれか。  

1: 危険因子として高血圧がある。

2: 脳出血の原因として動脈壁の線維素性壊死が関与する。

3: 若年層の脳出血は動静脈奇形が原因となる。

4: 脳血栓の原因として心弁膜症がある。

5: 脳動脈瘤は脳底部に好発する。