第43回午後第36問の類似問題

第37回午後:第53問

ヒトの免疫機構で正しいのはどれか。  

1: ヘルパーTリンパ球は免疫反応の抑制に働く。

2: キラーTリンパ球は他の免疫細胞を破壊する。

3: マクロファージは貪食機能を持つ。

4: Bリンパ球はヒスタミンを産生する。

5: 好酸球はサイトカインを産生する。

第45回午後:第65問

ヒトの免疫機構で正しいのはどれか。  

1: B細胞は細胞性免疫を担当する。

2: T細胞は活性化して形質細胞となる。

3: マクロファージはT細胞から分化する。

4: ナチュラルキラー細胞は体液性免疫を担当する。

5: ヘルパーT細胞はB細胞を活性化する。

第48回午前:第66問

生体の防御作用としてB細胞リンパ球が産生するのはどれか。  

1: アセチルコリン

2: 興奮性アミノ酸

3: 免疫グロブリン

4: インターフェロン-γ

5: インターロイキン-2

第42回午後:第54問

正しいのはどれか。  

1: B細胞は細胞性免疫を担当する。

2: T細胞はサイトカインを産生する。

3: マクロファージはT細胞から分化する。

4: 形質細胞は抗体が結合した物質を貪食する。

5: ナチュラルキラー細胞は免疫グロブリンを産生する。

第38回午後:第36問

免疫応答に関与しない細胞はどれか。  

1: リンパ球

2: 顆粒球

3: 血小板

4: 形質細胞

5: 食細胞

第57回午前:第65問

抗体を産生するのはどれか。  

1: 赤血球

2: 好中球

3: 好酸球

4: リンパ球

5: 血小板

  • 答え:4
  • 解説:抗体を産生するのはリンパ球であり、それぞれの選択肢にある細胞はそれぞれ異なる機能を持っている。
  • 赤血球は抗体を産生する機能は持っておらず、酸素を細胞に運搬し、二酸化炭素を運び去るなど循環に関与している。
  • 好中球は抗体を産生する機能は持っておらず、炎症部位で異物の貪食作用に関与している。
  • 好酸球は抗体を産生する機能は持っておらず、アレルギー反応の制御作用を持ち、アレルギー疾患や寄生虫、腫瘍などに関与している。
  • リンパ球は抗体を産生し、免疫作用を持つため正解である。
  • 血小板は抗体を産生する機能は持っておらず、血液の凝固作用に関与している。
  • 科目:生理学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第44回午後:第36問

免疫グロブリンについて正しいのはどれか。  

1: 唾液中には含まれない。

2: T細胞が抗原の刺激を受けて産生する。

3: IgGは血漿中に占める割合が最も少ない。

4: IgEはアレルギー反応に関与する。

5: IgMには胎盤透過性がある。

第38回午後:第53問

免疫グロブリンについて誤っているのはどれか。  

1: 抗体として働く。

2: 複数のクラスに分けられる。

3: 好中球から作られる。

4: 胎盤通過性がある。

5: アレルギー反応に関与する。

第53回午前:第64問

抗体を産生するのはどれか。  

1: 好酸球

2: 好中球

3: 好塩基球

4: 形質細胞

5: マクロファージ

  • 答え:4
  • 解説:抗体を産生するのは形質細胞である。形質細胞はB細胞が分化した細胞で、抗体を産生する役割を持っている。
  • 好酸球は抗体を産生する細胞ではなく、寄生虫に対する免疫機能やアレルギーによる炎症に関与する細胞である。
  • 好中球は抗体を産生する細胞ではなく、体内に侵入した細菌などの異物を取り込み消化する食細胞である。
  • 好塩基球は抗体を産生する細胞ではなく、免疫監視や傷口の修復を行うほか、ヒスタミンなどを放出してアレルギー反応の開始にも関与する細胞である。
  • 形質細胞は正解であり、B細胞が分化した細胞で抗体を産生する役割を持っている。
  • マクロファージは抗体を産生する細胞ではなく、体内に侵入した異物の貪食作用をもち、さらに貪食した抗原の情報を免疫系に伝える抗原提示機能を有する細胞である。
  • 科目:生理学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第46回午前:第67問

内分泌器官とホルモンとの組合せで正しいのはどれか。  

1: 膵臓 — プロラクチン

2: 甲状腺 — 糖質コルチコイド

3: 副腎皮質 — ノルアドレナリン

4: 副甲状腺 — サイロキシン

5: 下垂体後葉 — 抗利尿ホルモン

第40回午後:第34問

移植免疫について正しいのはどれか。  

1: 即時型アレルギー反応である。

2: 自家移植で生じる。

3: 抗体が移植片の細胞を損傷する。

4: T細胞が活性化される。

5: 宿主と移植片のHLAが一致すると起こりやすい。

第44回午後:第32問

正しいのはどれか。  

1: プロラクチンは乳腺から分泌される。

2: 卵胞刺激ホルモンは視床下部から分泌される。

3: エストロゲンは下垂体ホルモン分泌を促進する。

4: 黄体化ホルモンはプロゲステロンの分泌を促進する。

5: 性腺刺激ホルモン放出ホルモンは下垂体から分泌される。

第34回午後:第28問

血球とその働きとの組合せで誤っているのはどれか。  

1: 赤血球-酸素運搬

2: 顆粒球-栄養素運搬

3: 単 球-病原体貪食

4: リンパ球-抗体産生

5: 血小板-止血

第43回午後:第53問

遅延型アレルギーで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 抗原抗体反応によって起こる。

2: 抗原暴露後、発現までに1週間を要する。

3: 主にBリンパ球が関与する。

4: リンホカインで細胞集積が起こる。

5: ツベルクリン皮内反応を起こす。

第56回午前:第85問

悪性リンパ腫について正しいのはどれか。  

1: 腫瘤形成は稀である。

2: 多発性骨髄腫はT細胞に由来する。

3: B細胞性リンパ腫が15%を占める。

4: 非ホジキンリンパ腫が5%を占める。

5: リンパ球を発生母体とする腫瘍である。

  • 答え:5
  • 解説:悪性リンパ腫はリンパ球を発生母体とする腫瘍で、リンパ球の分化段階に従って亜型に分類される。悪性リンパ腫には非ホジキンリンパ腫(B細胞性、T細胞性、ナチュラルキラー細胞性)とホジキンリンパ腫があり、非ホジキンリンパ腫が悪性リンパ腫の90%以上を占める。
  • 選択肢1は間違いです。悪性リンパ腫では、頸部や腋窩に腫瘤が形成されやすいため、腫瘤形成は稀ではありません。
  • 選択肢2は間違いです。多発性骨髄腫はB細胞に由来する疾患であり、T細胞に由来するものではありません。
  • 選択肢3は間違いです。B細胞性リンパ腫は悪性リンパ腫の中で70%を占めるため、15%ではありません。
  • 選択肢4は間違いです。非ホジキンリンパ腫は悪性リンパ腫の90%以上を占めるため、5%ではありません。
  • 選択肢5は正しいです。悪性リンパ腫はリンパ球を発生母体とする腫瘍であり、リンパ球の分化段階に従って亜型に分類されます。
  • 科目:がん関連障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第54回午前:第59問

ホルモンの産生で正しいのはどれか。  

1: エリスロポエチンは骨髄で産生される。

2: グルカゴンはLangerhans〈ランゲルハンス〉島B細胞で産生される。

3: ソマトスタチンは黄体で産生される。

4: トリヨードサイロニンは上皮小体で産生される。

5: バソプレシンは視床下部で産生される。