第54回午前第85問の類似問題

第51回午後:第93問

Down症候群で正しいのはどれか。  

1: 転座型の場合は両親に転座があることは少ない。

2: 出現頻度は母親の出産年齢に影響されない。

3: 21番染色体の異常がみられる。

4: 両親に対する愛着は少ない。

5: 知的障害はみられない。

第44回午前:第94問

精神遅滞を合併しないのはどれか。  

1: 核黄疸

2: Down症

3: フェニルケトン尿症

4: Marfan(マルファン)症候群

5: Klinefelter(クラインフェルター)症候群

第52回午後:第96問

精神遅滞を生じる疾患のうち、先天性代謝異常が原因であるのはどれか。  

1: Down症候群

2: 結節性硬化症

3: 神経線維腫症

4: Turner症候群

5: フェニルケトン尿症

第57回午後:第100問

知的障害の原因となるのはどれか。2つ選べ。  

1: Down症候群

2: ネコ鳴き症候群

3: Korsakoff症候群

4: Wallenberg症候群

5: Guillain-Barré症候群

  • 答え:1 ・2
  • 解説:知的障害の原因となるのは、染色体異常によって生じる症候群である。この問題では、Down症候群とネコ鳴き症候群が知的障害の原因となる症候群である。
  • Down症候群は、21番染色体の異常で生じる症候群で、筋緊張低下、関節弛緩、小頭などの臨床症状がみられる。また、運動の発達障害や知的障害がみられるため、知的障害の原因となる。
  • ネコ鳴き症候群は、染色体異常で生じる症候群で、低出生体重、成長障害が認められ、小頭、丸顔、両眼隔離などの臨床症状がみられる。また、知的障害もみられるため、知的障害の原因となる。
  • Korsakoff症候群は、ビタミンB(チアミン)欠乏で生じる症候群で、重度の記憶障害がみられる。しかし、知的障害はみられないため、この選択肢は間違いである。
  • Wallenberg症候群は、延髄背外側での脳梗塞により生じる症候群で、三叉神経、内耳神経、舌咽神経、迷走神経の障害がみられる。知的障害はみられないため、この選択肢は間違いである。
  • Guillain-Barré症候群は、キャンピロバクタ―菌やウィルスなどの感染症が引き金となる後天性の炎症性ニューロパチーである。主な症状は、弛緩性の筋力低下であり、知的障害はみられないため、この選択肢は間違いである。
  • 科目:精神障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第43回午後:第89問

直射日光下で訓練してはならない疾患はどれか。  

1: 色素性乾皮症

2: 筋ジストロフィー

3: Down(ダウン)症候群

4: 骨形成不全症

5: Marfan(マルファン)症候群

第50回午前:第29問

Down症候群について正しいのはどれか。  

1: 転座型に次いで21トリソミーが多い。

2: 発症リスクに高齢出産がある。

3: 言語表出に問題はない。

4: 筋緊張は高い。

5: 男子に多い。