男性に比べて女性に多い疾患はどれか。
1: Perthes病
2: 多発性筋炎
3: 高尿酸血症
4: 強直性脊椎炎
5: Duchenne型筋ジストロフィー
筋強直性ジストロフィーで正しいのはどれか。
1: 5歳までに発症する。
2: 伴性劣性遺伝である。
3: 顔面筋は侵されにくい。
4: ミオトニアがみられる。
5: 認知機能は障害されない。
双極性障害について正しいのはどれか。
1: 男性より女性が多い。
2: 単極性うつ病より自殺率が高い。
3: 単極性うつ病より有病率が高い。
4: 単極性うつ病より発症年齢が高い。
5: 単極性うつ病より遺伝素因の関与が低い。
多発性硬化症患者の理学療法で適切なのはどれか。
1: 球後視神経炎では眼帯をして運動療法を行う。
2: 有痛性強直性痙攣に対して超音波療法を行う。
3: Lhermitte徴候に対して神経筋促通手技を行う。
4: Uhthoff現象が出現しないような運動負荷を行う。
5: ステロイドパルス療法では直後から筋力増強運動を行う。
45歳の男性。半年前から左上肢遠位部の脱力、3か月前から左上肢の筋萎縮と右上肢の脱力、さらに最近歩行障害と構音障害を認めるようになり、神経内科で筋萎縮性側索硬化症と診断された。現時点で認められる可能性が高いのはどれか。
1: 褥 瘡
2: 振動覚低下
3: 眼球運動障害
4: 膀胱直腸障害
5: Hoffmann反射陽性
62歳の女性。多発性硬化症。発症から3年経過。寛解と再燃とを繰り返している。四肢筋力は軽度低下し、表在・深部感覚ともに鈍麻している。最近、疲労の訴えが多い。作業療法で適切なのはどれか。
多発性硬化症の理学療法で適切でないのはどれか。2つ選べ。 ア.痙縮に対する寒冷療法イ.10 RMの筋力強化訓練ウ.温水プールでの歩行訓練エ.トレッドミルによる平地歩行訓練オ.運動失調に対するPNF
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
筋萎縮性側索硬化症について正しいのはどれか。
1: 感覚障害が出現する。
2: 筋線維束攣縮が見られる。
3: 20歳代に好発する。
4: 萎縮は近位筋から生じる。
5: 初期から腱反射は低下する。
骨形成不全症で正しいのはどれか。
1: 強膜炎を合併する。
2: 遺伝性疾患ではない。
3: 視覚障害を合併する。
4: 二次的に側弯症を発症しやすい。
5: 治療にはステロイド薬が有効である。
筋萎縮性側索硬化症で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 1. うつ症状はまれである。
2: 2. 眼球運動が障害されやすい。
3: 3. 食時動作にBFOが用いられる。
4: 4. 漸増抵抗訓練によって筋力を維持する。
5: 5. 食塊の咽頭への送り込みが障害されやすい。
Down症候群について正しいのはどれか。
1: 転座型に次いで21トリソミーが多い。
2: 発症リスクに高齢出産がある。
3: 言語表出に問題はない。
4: 筋緊張は高い。
5: 男子に多い。
多発性硬化症で再燃による筋力低下が進行している時期の作業療法として正しいのはどれか。
1: 筋力低下の著しい筋の筋力増強訓練に重点を置く。
2: 効率のよいADLの方法を指導する。
3: 副腎皮質ステロイド薬を減量した日に運動量を増やす。
4: 運動量の決定は感覚障害を指標にする。
5: 訓練は短時間に集中して行う。
原発性骨粗鬆症で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 発症率は男性の方が高い。
2: 類骨の割合が増加する。
3: 海綿骨の骨梁が減少する。
4: 血清カルシウム値は低下する。
5: 血清アルカリフォスファターゼ値は正常である。
注意欠如・多動性障害について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 薬物療法は行わない。
2: 男児よりも女児に多い。
3: 生育歴の聴取が重要である。
4: 二次性の精神症状に注意が必要である。
5: 成人期において診断されることはない。
疾患と病理学的変化の組合せで正しいのはどれか。
1: 多発性硬化症 − 脱髄
2: Binswanger病 − 感染
3: Huntington病 − 炎症
4: Creutzfeldt-Jakob病 − 出血
5: Charcot-Marie-Tooth病 − 虚血
廃用症候群で正しいのはどれか。
1: 加齢による影響は少ない。
2: 二次性サルコペニアを認める。
3: 筋萎縮は上肢に強くみられる。
4: 進行しても摂食嚥下機能は保たれる。
5: 高齢者では高アルブミン血症を認める。
高齢者の転倒リスクに関連性が低いのはどれか。
1: 男 性
2: 視力障害
3: 下肢筋力低下
4: 認知機能低下
5: 複数回転倒の既往
男性に多い疾患はどれか。
1: 全身性エリテマトーデス
2: Sjögren症候群
3: 強直性脊椎炎
4: 線維筋痛症
5: 強皮症
統合失調症の予後について正しいのはどれか。
1: 男性の方が良い。
2: 若年発症の方が良い。
3: 陰性症状が優位な方が良い。
4: 緩徐に発症したものの方が良い。
5: 発症から治療開始までの期間が短い方が良い。
アルツハイマー病に関して正しいのはどれか。
1: 老年期の痴呆の80%を占める。
2: 発症に男女差はない。
3: 症状は階段状に悪化する。
4: 記憶障害が初期からみられる。
5: CTで大脳白質の低吸収域病巣が散在する。