Alzheimer型認知症について正しいのはどれか。
1: 男性に多い。
2: 階段状に増悪する。
3: 意味記憶の障害で発症することが多い。
4: 人物の見当識より時間の見当識が障害されやすい。
5: 軽度認知障害の約80%はAlzheimer型認知症に移行する。
Alzheimer型認知症について正しいのはどれか。
1: 階段状に増悪する。
2: 女性より男性に多い。
3: 意味記憶の障害で発症することが多い。
4: 人物の見当識より時間の見当識が障害されやすい。
5: 軽度認知障害の80%はAlzheimer型認知症に移行する。
Alzheimer型認知症で正しいのはどれか。
1: まだら認知症の特徴を示す。
2: 症状の経過は階段状の増悪を示す。
3: 認知症症状は老人斑の形成より遅れて出現する。
4: 神経原線維変化はタウ蛋白の細胞外沈着により起こる。
5: 現在では認知症治療薬を使用することで根本的治療も望める。
多発性硬化症で正しいのはどれか。
1: 男性に多い。
2: 再発は少ない。
3: 灰白質が病変となる。
4: 60歳前後の発症が多い。
5: Uhthoff徴候が認められる。
75歳の女性。右利き。脳梗塞を発症し救急車で搬入された。発症翌日に症状の悪化を認めた。発症3日目の頭部MRIの拡散強調像を示す。最も出現しやすい症状はどれか。
1: 片麻痺
2: 失語症
3: 運動失調
4: 嚥下障害
5: 視野障害
多発性硬化症で正しいのはどれか。
1: 階段状に増悪する。
2: 温熱によって症状が悪化する。
3: 深部腱反射が消失する。
4: 50、60歳代で好発する。
5: 女性より男性に多く発症する。
65歳の女性。アルツハイマー型認知症。2年前から物忘れがひどくなった。散歩に行って自宅に帰れなくなってから、抑うつ的となり自宅から出たがらなくなった。日中の臥床傾向が強く、夜中に徘徊するようになったため入院となった。この患者の作業療法の目的で適切でないのはどれか。 ア.生活リズムの改善イ.身辺処理能力の改善ウ.対人関係能力の改善エ.作業遂行能力の改善オ.安心感の提供
1: ア、イ
2: ア、オ
3: イ、ウ
4: ウ、エ
5: エ、オ
70歳の女性。右利き。脳梗塞を発症し搬送された。発症後2か月の頭部MRI示す。現時点で最も出現しやすい症状はどれか。
1: 運動麻痺
2: 嚥下障害
3: 視覚障害
4: 聴覚障害
5: 失語症
中等度Alzheimer病にみられないのはどれか。
1: 1. 想起が低下する。
2: 2. 計算が苦手となる。
3: 3. 歩行能力が低下する。
4: 4. 道具使用が苦手となる。
5: 5. 地誌的見当識が低下する。
アテトーゼ型脳性麻痺について誤っているのはどれか。
1: 痙直型より少ない。
2: 原始反射が残存しやすい。
3: 不随意運動を主症状とする。
4: 上肢より下肢の障害が重度であることが多い。
5: 成人以降の二次障害として頸椎症性脊髄症がある。
認知症について誤っているのはどれか。
1: 脳血管性に比べ、アルツハイマー型では突発的に発症しやすい。
2: 脳血管性に比べ、アルツハイマー型では徘徊など異常行動を伴いやすい。
3: アルツハイマー型に比べ、脳血管性では症状の動揺性が大きい。
4: アルツハイマー型に比べ、脳血管性では局所神経症状を伴いやすい。
5: アルツハイマー型に比べ、脳血管性では動脈硬化症を伴いやすい。
アルツハイマー型認知症患者の作業療法場面でみられないのはどれか。
1: 語間代によるコミュニケーションの低下
2: まだら認知症による作業能力の低下
3: 記銘力低下による作業手順の混乱
4: 失見当識による作業時間の間違い
5: 人格変化による孤立化
アルツハイマー型老年認知症患者に対する面接で適切でないのはどれか。
1: 表情や仕草に注意を払う。
2: 行動面の問題を指摘する。
3: 病前の趣味を聞く。
4: 飽きさせない工夫をする。
5: 身体面の訴えを聞く。
多発性硬化症について正しいのはどれか。
1: 女性よりも男性に多い。
2: 再発と寛解を繰り返す。
3: 発症は50歳以上が多い。
4: 後遺障害を残すことは稀である。
5: 白色人種に比べて黄色人種に多い。
多発性硬化症について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 男性に多い。
2: 脱髄病変がみられる。
3: 発症は70代以上に多い。
4: 神経症状の進行は稀である。
5: 視力低下が出現する頻度が高い。
多発性硬化症について正しいのはどれか。
1: 高齢者に多い。
2: 脱髄が主病変である。
3: 症状に日内変動がみられる。
4: 初発症状として眼瞼下垂が多い。
5: 脳神経系では聴覚が障害されやすい。
多発性硬化症について正しいのはどれか。
1: 高齢者に多い。
2: 脱髄が主病変である。
3: 症状に日内変動がみられる。
4: 初発症状として眼瞼下垂が多い。
5: 脳神経では聴覚が障害されやすい。
中等度のアルツハイマー型老年認知症患者の特徴で適切なのはどれか。2つ選べ。 ア.新たに覚える能力は保たれる。イ.初対面の挨拶が自然にできる。ウ.過去に習熟した動作は保たれる。エ.視野の障害を認めやすい。オ.地誌的見当識は保たれる。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
高齢初発てんかんについて正しいのはどれか。
1: 特発性てんかんが多い。
2: 患者数は減少傾向にある。
3: 部分発作を呈することが多い。
4: てんかん重積状態に至ることはない。
5: 抗てんかん薬が無効であることが多い。
74歳の女性。アルツハイマー型老年認知症。約6年前から、朝食の内容を昼には忘れてしまう。最近、貯金通帳の置き場所を忘れ、長女夫婦が盗んだと非難することが多くなり、「他人が勝手に玄関から入ってくる」と訴え入院となった。入院後は落ち着き、作業療法を実施することになった。この患者に作業療法を実施する際の留意点で誤っているのはどれか。
1: 身体機能の評価を行う。
2: 意欲低下がみられる場合は励ます。
3: 言い間違いは指摘する。
4: 単純な作業から始める。
5: 過去に行った作業を適用する。