副交感神経が優位に働いたときの反応はどれか。
1: 散 瞳
2: 心拍数増加
3: 気管支収縮
4: 皮膚血管収縮
5: 膀胱括約筋収縮
心拍の変動で正しいのはどれか。
1: 深い吸気時に減少する。
2: 血圧低下で減少する。
3: 静脈還流量増加で増加する。
4: 脳圧の上昇で増加する。
5: 怒りで減少する。
自転車エルゴメータ運動負荷による反応で誤っているのはどれか。
1: 拡張期血圧の上昇
2: 心拍数の増加
3: 冠血流量の増加
4: 静脈環流の減少
5: 下肢筋群の血流増加
局所の寒冷による生理的作用について誤っているのはどれか。
1: 反応性の血管拡張
2: 筋代謝の亢進
3: 疼痛閾値の上昇
4: 神経伝導速度の低下
5: 結合組織弾性の低下
ある薬物を投与する前後の運動開始前・中・後の血圧の変化を示す。この薬物の作用はどれか。
1: 副交感神経刺激
2: 交感神経α受容体刺激
3: 交感神経α受容体抑制
4: 交感神経β受容体刺激
5: 交感神経β受容体抑制
神経原性ショックの特徴はどれか。
1: 交感神経の緊張
2: 徐脈
3: 心拍出量の増加
4: 中心静脈圧の上昇
5: 皮膚温の低下
血圧測定で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 触診で拡張期血圧を測定できる。
2: 精神的ストレスによって血圧は上昇する。
3: 拡張期血圧が80 mmHgのときは高血圧である。
4: 使用するカフの幅によって血圧の測定値は異なる。
5: 上肢の血圧の左右差は健常者では30 mmHgである。
要因と症状の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 血液粘稠度低下―――――静脈血栓
2: 循環血漿量低下―――――起立性低血圧
3: 最大酸素摂取量増加―――運動耐容能の低下
4: 血清アルブミン値低下――褥瘡
5: 骨への物理的応力増加――骨萎縮
心臓で正しいのはどれか。
1: 収縮期に冠血管の血流は増加する。
2: 心筋は伸張されると収縮力が低下する。
3: 左心室と左心房とは同時に収縮が始まる。
4: ノルアドレナリンは心筋収縮力を増加する。
5: 心筋の収縮は主に水素イオンの細胞内流入によって生じる。
運動負荷による臓器への血流配分について正しいのはどれか。
1: 冠血流は減少する。
2: 肝血流は減少する。
3: 腎血流は増加する。
4: 脳血流は増加する。
5: 皮膚血流は減少する。
心疾患に対する運動療法の効果として誤っているのはどれか。
1: 安静時の心拍数が低下する。
2: 同一運動負荷時の血圧が低下する。
3: 同一運動負荷時の心拍数が低下する。
4: 同一運動負荷時の自覚的強度が低下する。
5: 最大運動負荷時の心拍数が低下する。
体温で正しいのはどれか。
1: 血管収縮で熱放散が低下する。
2: 呼気は熱放散を減少させる。
3: 体温調節中枢は小脳にある。
4: 高齢者は小児よりも高い。
5: 午前よりも午後が低い。
腎臓の機能で誤っているのはどれか。
1: 血流量は毎分心拍出量の20~25%に相当する。
2: クリアランスは尿量の増加とともに増加する。
3: 糸球体ではろ過が行われる。
4: 近位尿細管では再吸収が行われる。
5: 再吸収は抗利尿ホルモンが関係する。
老化に伴う生理機能の変化で正しいのはどれか。
1: 血管抵抗は低下する。
2: 残気量は減少する。
3: 心拍出量は増加する。
4: 肺活量は増加する。
5: 予備呼気量は減少する。
冠血流を減少させる要因はどれか。
1: 収縮期の血圧の低下
2: 心拍数の低下
3: 大動脈弁狭窄
4: 心房中隔欠損
5: 僧帽弁狭窄
肝硬変について正しいのはどれか。
1: 門脈圧が亢進する。
2: 血小板が増加する。
3: 胆汁分泌が増加する。
4: 血清g -グロブリンが低下する。
5: 血中アンモニアが低下する。
副交感神経の作用はどれか。
1: 気管支の収縮
2: 心拍数の増加
3: 涙液の分泌抑制
4: 膵液の分泌抑制
5: 内肛門括約筋の収縮
高齢者における変化で誤っているのはどれか。
1: 収縮期血圧低下
2: 腎血流量低下
3: 心拍出量低下
4: 赤血球数低下
5: 体水分量低下
呼吸調節のメカニズムで正しいのはどれか。
1: 呼吸中枢は中脳にある。
2: 中枢性化学受容野は橋にある。
3: 中枢性化学受容野はO2センサーとして働く。
4: 末梢性化学受容器は頸動脈にある。
5: 肺伸展受容器刺激は吸気促進に作用する。
副交感神経が交感神経より優位に働いたときの反応はどれか。
1: 瞳孔散大
2: 排尿筋弛緩
3: 気管支収縮
4: 心拍数増加
5: 筋内血管拡張