生体物性の過去問


ME2第32回午前:第43問

骨の音響特性インピーダンスは、筋のような軟組織のおよそ何倍か。

1: 1/10

2: 1/5

3: 1/2

4: 2

5: 5

ME2第32回午前:第41問

導電率が最も大きいのはどれか。

1: 骨格筋

2: 骨

3: リンパ液

4: 心 筋

5: 脂 肪

ME2第31回午前:第43問

波長約650nmから800nmの帯域の光で最も吸収係数の大きいのはどれか。

1: オキシヘモグロビン

2: デオキシヘモグロビン

3: メラニン

4: 水

5: ビリルビン

ME2第31回午前:第42問

導電率の最も大きいのはどれか。

1: 細胞内液

2: 血 液

3: 骨格筋

4: 心 筋

5: 脂 肪

ME2第31回午前:第5問

体温およびその調節について正しいのはどれか。

1: 直腸温は腋窩温より0.5℃程度低い。

2: 体温は日内変動により正午頃最低となる。

3: 寒冷時にはふるえにより産熱が増加する。

4: 四肢を広げると輻射による放熱は減少する。

5: 体温調節の主たる中枢は小脳に存在する。

ME2第30回午前:第55問

体温に比べ外気温のほうが高いときの熱現象で正しいのはどれか。

1: 輻射による体表からの熱放散が大きい。

2: 体表面における空気の対流が消失する。

3: 発汗(気化熱)による体表からの熱放射が大きい。

4: 体表からの輻射熱は体表温度に比例する。

5: 体表面への熱移動は軟部組織を介した熱伝導による。

ME2第30回午前:第54問

生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。

1: 血漿は非圧縮性流体である。

2: 大血管内の血液の流れは層流である。

3: 軟部組織のポアソン比はおよそ0.5である。

4: 軟部組織は硬組織に比べヤング率が小さい。

5: 筋のヤング率は直行方向より走行方向で大きい。

ME2第30回午前:第4問

体温について正しいのはどれか。

1: 腋窩温は直腸温より高い。

2: 体温の調節中枢は視床下部にある。

3: 発汗により熱産生が増加し体温は上昇する。

4: 体温は午前2時から午前4時頃が最も高い。

5: 安静時の熱産生の約80%は骨格筋による。

ME2第29回午前:第57問

熱の伝わりについて誤っているのはどれか。

1: 体表面での空気の対流は熱の放散に役立つ。

2: 熱伝導は温度の勾配に比例する。

3: 皮膚組織内では対流はほとんどない。

4: 生体内での熱の移動は血流による影響が大きい。

5: 体表面からの熱放射は近赤外光による。

ME2第29回午前:第56問

生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。

1: 血液の粘性係数はヘマトクリット値に反比例する。

2: 血漿は非圧縮性の粘性流体である。

3: 肺の庄-容積関係はヒステリシスを示す。

4: 筋組織は力学的異方性を示す。

5: ヤング率は組織に加えた応力と歪みの比で表す。

ME2第29回午前:第55問

固有音響インピーダンスが最も大きいのはどれか。

1: 血 液

2: 脂 肪

3: 骨

4: 腎

5: 肺

ME2第29回午前:第18問

体温およびその調節について誤っているのはどれか。

1: 体温調節中枢は視床下部にある。

2: 体温調節のための産熱は主に骨格筋や肝臓でおこる。

3: 高体温が持続すると、脱水などにより循環不全を生じやすい。

4: 老人では青年期成人より体温が外気温の影響を受けにくい。

5: 皮膚表面からの輻射による放熱は、正座位より立位のほうが大きい。

ME2第28回午前:第54問

厚さの等しい血液層に同じ強度の光を照射したとき、最も透過光強度が強くなる組合せはどれか。なお、図はヘモグロビンの吸光係数の波長特性を示す。ただし、血液のヘマトクリット値はすべて同じとし、動脈血の酸素飽和度は97%、静脈血では70%とする。

img11202-54-0

1: 静脈血 -- 波長650nm

2: 動脈血 -- 波長650nm

3: 静脈血 -- 波長805nm

4: 動脈血 -- 波長900nm

5: 静脈血 -- 波長900nm

ME2第28回午前:第32問

α線、β線、γ線の実体は、それぞれヘリウムの原子核、高速の電子、短波長の電磁波である。原子の崩壊について誤っているのはどれか。

1: α線を放出すると質量数が4減少する。

2: α線を放出すると原子番号が2減少する。

3: β線を放出すると質量数が1減少する。

4: γ線を放出しても原子番号は変わらない。

5: γ線を放出しても質量数は変わらない。

ME2第28回午前:第9問

体温およびその調節について誤っているのはどれか。

1: 腋窩温は直腸温よりも低い。

2: 体温は午前2時~6時が最も低い。

3: 小児では成人より外気温の影響を受けやすい。

4: 発汗による体温調節は気化熱による。

5: 主な熱産生臓器は心臓である。

国試第15回午後:第84問

皮膚組織をよく透過する光の波長のおおよその値はどれか。

1: 200nm

2: 300nm

3: 500nm

4: 800nm

5: 3000nm

国試第15回午後:第83問

正しいのはどれか。

1: 細胞膜は直流電流を通しにくい。

2: 生体組織の導電率は周波数に反比例する。

3: 比誘電率の大きさは生体組織の種類に依存しない。

4: 細胞外液は細胞内液よりカリウムイオンを多く含む。

5: 興奮していない細胞内の電位は細胞外に対して正である。

国試第15回午後:第82問

人体の熱特性について正しいのはどれか。

a: 熱の産生は60~150kW程度である。

b: 人体の皮膚は黒体とみなせる。

c: 体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。

d: 呼吸の増加は水分の蒸散による熱放散を増す。

e: 末梢血管の拡張は熱放散を抑制する

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午後:第81問

放射線障害を受けやすい組織はどれか。

a: 生殖器

b: 肝 臓

c: 脳

d: 血 管

e: 骨 髄

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午後:第80問

導電率の最も低い組織はどれか。

1: 血 液

2: 骨格筋

3: 肝 臓

4: 腎 臓

5: 脂 肪