骨の音響特性インピーダンスは、筋のような軟組織のおよそ何倍か。
1: 1/10
2: 1/5
3: 1/2
4: 2
5: 5
導電率が最も大きいのはどれか。
1: 骨格筋
2: 骨
3: リンパ液
4: 心 筋
5: 脂 肪
波長約650nmから800nmの帯域の光で最も吸収係数の大きいのはどれか。
1: オキシヘモグロビン
2: デオキシヘモグロビン
3: メラニン
4: 水
5: ビリルビン
導電率の最も大きいのはどれか。
1: 細胞内液
2: 血 液
3: 骨格筋
体温およびその調節について正しいのはどれか。
1: 直腸温は腋窩温より0.5℃程度低い。
2: 体温は日内変動により正午頃最低となる。
3: 寒冷時にはふるえにより産熱が増加する。
4: 四肢を広げると輻射による放熱は減少する。
5: 体温調節の主たる中枢は小脳に存在する。
体温に比べ外気温のほうが高いときの熱現象で正しいのはどれか。
1: 輻射による体表からの熱放散が大きい。
2: 体表面における空気の対流が消失する。
3: 発汗(気化熱)による体表からの熱放射が大きい。
4: 体表からの輻射熱は体表温度に比例する。
5: 体表面への熱移動は軟部組織を介した熱伝導による。
生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。
1: 血漿は非圧縮性流体である。
2: 大血管内の血液の流れは層流である。
3: 軟部組織のポアソン比はおよそ0.5である。
4: 軟部組織は硬組織に比べヤング率が小さい。
5: 筋のヤング率は直行方向より走行方向で大きい。
体温について正しいのはどれか。
1: 腋窩温は直腸温より高い。
2: 体温の調節中枢は視床下部にある。
3: 発汗により熱産生が増加し体温は上昇する。
4: 体温は午前2時から午前4時頃が最も高い。
5: 安静時の熱産生の約80%は骨格筋による。
熱の伝わりについて誤っているのはどれか。
1: 体表面での空気の対流は熱の放散に役立つ。
2: 熱伝導は温度の勾配に比例する。
3: 皮膚組織内では対流はほとんどない。
4: 生体内での熱の移動は血流による影響が大きい。
5: 体表面からの熱放射は近赤外光による。
1: 血液の粘性係数はヘマトクリット値に反比例する。
2: 血漿は非圧縮性の粘性流体である。
3: 肺の庄-容積関係はヒステリシスを示す。
4: 筋組織は力学的異方性を示す。
5: ヤング率は組織に加えた応力と歪みの比で表す。
固有音響インピーダンスが最も大きいのはどれか。
1: 血 液
2: 脂 肪
3: 骨
4: 腎
5: 肺
体温およびその調節について誤っているのはどれか。
1: 体温調節中枢は視床下部にある。
2: 体温調節のための産熱は主に骨格筋や肝臓でおこる。
3: 高体温が持続すると、脱水などにより循環不全を生じやすい。
4: 老人では青年期成人より体温が外気温の影響を受けにくい。
5: 皮膚表面からの輻射による放熱は、正座位より立位のほうが大きい。
厚さの等しい血液層に同じ強度の光を照射したとき、最も透過光強度が強くなる組合せはどれか。なお、図はヘモグロビンの吸光係数の波長特性を示す。ただし、血液のヘマトクリット値はすべて同じとし、動脈血の酸素飽和度は97%、静脈血では70%とする。
1: 静脈血 -- 波長650nm
2: 動脈血 -- 波長650nm
3: 静脈血 -- 波長805nm
4: 動脈血 -- 波長900nm
5: 静脈血 -- 波長900nm
α線、β線、γ線の実体は、それぞれヘリウムの原子核、高速の電子、短波長の電磁波である。原子の崩壊について誤っているのはどれか。
1: α線を放出すると質量数が4減少する。
2: α線を放出すると原子番号が2減少する。
3: β線を放出すると質量数が1減少する。
4: γ線を放出しても原子番号は変わらない。
5: γ線を放出しても質量数は変わらない。
1: 腋窩温は直腸温よりも低い。
2: 体温は午前2時~6時が最も低い。
3: 小児では成人より外気温の影響を受けやすい。
4: 発汗による体温調節は気化熱による。
5: 主な熱産生臓器は心臓である。
皮膚組織をよく透過する光の波長のおおよその値はどれか。
1: 200nm
2: 300nm
3: 500nm
4: 800nm
5: 3000nm
正しいのはどれか。
1: 細胞膜は直流電流を通しにくい。
2: 生体組織の導電率は周波数に反比例する。
3: 比誘電率の大きさは生体組織の種類に依存しない。
4: 細胞外液は細胞内液よりカリウムイオンを多く含む。
5: 興奮していない細胞内の電位は細胞外に対して正である。
人体の熱特性について正しいのはどれか。
a: 熱の産生は60~150kW程度である。
b: 人体の皮膚は黒体とみなせる。
c: 体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。
d: 呼吸の増加は水分の蒸散による熱放散を増す。
e: 末梢血管の拡張は熱放散を抑制する
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
放射線障害を受けやすい組織はどれか。
a: 生殖器
b: 肝 臓
c: 脳
d: 血 管
e: 骨 髄
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
導電率の最も低い組織はどれか。
2: 骨格筋
3: 肝 臓
4: 腎 臓
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